頭内定位を低減させたウルトラゾーネの新型ヘッドホンが登場
HFI-600 |
本機は徹底した音場解析の結果、ヘッドホンの宿命とも言える頭内定位を大幅に改善。ユニット内のスピーカー固定角度、音響ボード、緩衝ボードの採用による「空間聴覚効果」の追求により、前方定位のナチュラルな音像を実現したという。
音質だけでなく、その高い安全性も本機の魅力。ウルトラゾーネのヘッドホンはヨーロッパTOC'99に準拠した防電磁波対策構造を備える。電磁波の漏洩量は、標準的なヘッドフォンの平均で1150nT(ナノ・テラス)。これに対してウルトラゾーネのULTRA LOW EMISSIONタイプでは、これを50〜76nTまで低減することに成功した。これなら長時間の着用も安心できる。
サエク・コマースでは、同社のヘッドフォン・プロセッサー「HP-2000」と組み合わせることで、頭内定位をさらに低減させることができると説明。小音量シアターをお楽しみの方には朗報となりそうだ。(Phile-web編集部)
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