ケーブルブランド探訪記（SPACE＆TIME　Prismシリーズ編その４）

Ｐｒｉｓｍ５００ｉ-８Ｎ

●SPACE＆TIMEの新Prismシリーズのラインナップをご紹介する第４回目は、ＲＣＡオーディオケーブル「Prism500i-8N」をご紹介する。同モデルはバスの音を引き締め、中域のボーカル帯がクリアになるモデル。スムーズで広いがりのあるサウンドが特徴となっている。ぜひお楽しみいただきたい。（季刊・オーディオアクセサリー編集部）



●Prism５００ｉ-８Ｎの構造
静電気防止透明ポリマー外被
錫メッキ６Ｎ銅編み上げシールド
圧縮撚り８Ｎ銅導体
ＳＶＰＥ絶縁材

●ＳＰＡＥＣ＆ＴＩＭＥのプロフィール
ＳＰＡＥＣ＆ＴＩＭＥは、アメリカのオレゴン州に本拠地を置くケーブル専門メーカーTARA LABS INCのブランド名である。
１９８６年に世界で最も良質とされるオーストリアのバージン銅を使用し、世界で初めて６Ｎの導体を生産したTARA LABS INCは、素材を焼きなます際、独自の手法を完成させ、それを「スーパーア ニーリング」と称した。
そして、この「スーパーアニーリング」をさらに改良し不純物を徹底的に除去した８Ｎ(99.999999%)の超純度銅を２０００年から全モデルに採用することとなった。
ＳＰＡＥＣ＆ＴＩＭＥブランドには現在、ＰＲＩＳＭシリーズとＲＳＣシリーズがある。ＰＲＩＳＭシリーズは８Ｎ導体を採用したハイＣＰモデルで、インターコネクトは１ｍで４，５００円から、スピーカーケーブルは１ｍで５５０円からとハイＣＰのラインナップ。
また、ＲＳＣシリーズは徹底的に音質にこだわったモデルでアメリカの多くの評論家のリファレンスモデルとなっている。