ケーブルブランド探訪記(SPACE&TIME Prismシリーズ編その10)

公開日 2002/05/16 09:30
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●SPACE&TIME社の新Prismシリーズのラインナップをご紹介しているケーブルブランド探訪記の第10回目は、ここで一度これまでご紹介してきた同シリーズのRCAオーディオケーブルの特徴を整理することとする。お好みの音質に合ったケーブルをぜひともお選びいただきたい。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

●付属のケーブルからのグレードアップに最適
Prism100i:「ソフトでふっくらとした耳あたりのいい音質」
Prism200i:「100iにバス音のウェイトを増加させたモデル」
Prism300i:「明快で分解力のある低域と伸びやかな中高域」

●6Nからのグレードアップで広帯域な音質に最適
Prism500i:「バス音を引き締め、中域のボーカル音がクリア」
Prism800i:「広帯域でバランスの良い音質」
Prism1100i:「低域と中域が豊かでクリアに伸びた中域が特徴」

●音に特徴を与えたい上級者にお薦め
Prism2200i:「繊細できめ細かく解像度の高いモデル」
Prism3300i:「力強い重低域とメリハリのある音質」
Prism5500i:「全帯域にわたり繊細で透明な音質」

●SPAEC&TIMEのプロフィール
SPAEC&TIMEは、アメリカのオレゴン州に本拠地を置くケーブル専門メーカーTARA LABS INCのブランド名である。 1986年に世界で最も良質とされるオーストリアのバージン銅を使用し、世界で初めて6Nの導体を生産したTARA LABS INCは、素材を焼きなます際、独自の手法を完成させ、それを「スーパーア ニーリング」と称した。
そして、この「スーパーアニーリング」をさらに改良し不純物を徹底的に除去した8N(99.999999%)の超純度銅を2000年から全モデルに採用することとなった。
SPAEC&TIMEブランドには現在、PRISMシリーズとRSCシリーズがある。PRISMシリーズは8N導体を採用したハイCPモデルで、インターコネクトは1mで4,500円から、スピーカーケーブルは1mで550円からとハイCPのラインナップ。
また、RSCシリーズは徹底的に音質にこだわったモデルでアメリカの多くの評論家のリファレンスモデルとなっている。

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