ケーブルブランド探訪記(AET編 その9 SCR LINE(RCA/XLR))
SCR LINE(RCA/XLR)) \48,000(1mペア) |
導体には大口径のマイクロチューブを採用し、多くの情報を高密度で伝送することに成功した。通常よりも1.5倍ほど大きな断面積を確保し、高情報量化、低ロス伝送化にも貢献している。
また、絶縁材には高性能なフロロポリマー(コア部FEP、外装部PFA)を、シールドには.3層アモルファス合金シールドを採用した。近年のノイズ事情に対応すべく、高度な対ノイズ特性を実現することができる。また、各シールドは誘導歪、損失が極めて少ない極薄リボンとし、スピードとレンジを十分に確保できる構造となっている。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
●AET社の概要
AET(Audio Equipment Technologyの略)は1981年にHCP(Highend Cable Products)として設立。80年代後半に発表した、ハイエンドホースシリーズが注目を集め、2001年度より社名をAETと改め、高度な低温処理技術を取り入れたラインナップが人気となった。2002年度にはアモルファス合金を採用したGAIA、URシリーズなどが誕生し、オーディオ分野や映像分野でハイエンドケーブルとして高い評価を得ている。
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