ソニー、北海道産楓材を使用した国産ハイエンドスピーカーを発売
ソニーは、北海道の楓材などを筐体に採用したスピーカーシステム「SS-AR1」を12月21日より発売する。価格は1本892,500円(税込)。
本機は、バスレフ型3ウェイ4ユニットのスピーカーシステム。本年9月に開催された「A&Vフェスタ 2006」に参考出品された(関連ニュース)ハイエンド機だ。
筐体は、前面バッフル部に厚さ50mmの北海道産の楓材を採用。楓材は、スピーカーの不要な振動を抑える強固さと、豊かな響きを兼ね備えた理想的な材料だという。木材は国内の専門家の手により厳選、加工されている。また側板には、積層合板に圧力を加えて曲げ加工を施した北欧フィンランド産樺材を採用している。
筐体の仕上げにはピアノ塗装を採用することで、音質面での効果、見た目の美しさに加え、高温多湿な日本において、木材を湿度から守る効果も同時に実現している。
トゥイーターは、直径25mmのソフトドーム型。ユニット背面の空気の流れを最適化することで不要な共振や共鳴を除去し、クリアで伸びやかな高域を実現しているという。振動板との接着方法やエッジ一体振動板形状、磁気回路を最適に設計し、60kHzの高域再生を実現した。
ミッドレンジユニットには、直径130mmのスライスペーパーコーン型を採用。振動板を一度切ってから再度接着することにより、不要な共振を抑制している。また、磁気回路に銅リングを採用することで、低ひずみ化を実現。さらに、ユニットにかかる不要な背圧を抑制する設計を採用している。
ウーファーユニットは、直径200mmのアルミコーン型を2つ搭載。銅リングを採用することで低ひずみ化を実現したほか、強固なアルミ振動板と強力な磁気回路を組み合わせることで、クリアで引き締まった低音を獲得しているという。また、2つのウーファーにかかる背圧が等しくなるようにミッドマウント・バスレフポートを配置。2つのウーファー間の不要な相互干渉の抑制を実現している。バスレフポート開口部の縁には丸みを形成することで、ポートノイズの低減を図っている。
ネットワーク回路には各ドライバーに最適なスロープを与えるマルチスロープ構成を採用し、全体としての音色や音楽のバランスを重視。各ドライバーそれぞれに別のネットワーク基板を用いることにより、不要な干渉の除去を図っている。
筐体の底には真鍮削りだしの極太スパイクを採用。エンクロージャー底面は鉄板で補強を施し、その板にスパイクを取り付けることで、より安定性を確保している。
【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株)お客様ご相談センター
TEL/0570-00-3311(ナビダイヤル)
TEL/03-5448-3311(携帯電話・PHSの場合)
(Phile-web編集部)
本機は、バスレフ型3ウェイ4ユニットのスピーカーシステム。本年9月に開催された「A&Vフェスタ 2006」に参考出品された(関連ニュース)ハイエンド機だ。
筐体は、前面バッフル部に厚さ50mmの北海道産の楓材を採用。楓材は、スピーカーの不要な振動を抑える強固さと、豊かな響きを兼ね備えた理想的な材料だという。木材は国内の専門家の手により厳選、加工されている。また側板には、積層合板に圧力を加えて曲げ加工を施した北欧フィンランド産樺材を採用している。
筐体の仕上げにはピアノ塗装を採用することで、音質面での効果、見た目の美しさに加え、高温多湿な日本において、木材を湿度から守る効果も同時に実現している。
トゥイーターは、直径25mmのソフトドーム型。ユニット背面の空気の流れを最適化することで不要な共振や共鳴を除去し、クリアで伸びやかな高域を実現しているという。振動板との接着方法やエッジ一体振動板形状、磁気回路を最適に設計し、60kHzの高域再生を実現した。
ミッドレンジユニットには、直径130mmのスライスペーパーコーン型を採用。振動板を一度切ってから再度接着することにより、不要な共振を抑制している。また、磁気回路に銅リングを採用することで、低ひずみ化を実現。さらに、ユニットにかかる不要な背圧を抑制する設計を採用している。
ウーファーユニットは、直径200mmのアルミコーン型を2つ搭載。銅リングを採用することで低ひずみ化を実現したほか、強固なアルミ振動板と強力な磁気回路を組み合わせることで、クリアで引き締まった低音を獲得しているという。また、2つのウーファーにかかる背圧が等しくなるようにミッドマウント・バスレフポートを配置。2つのウーファー間の不要な相互干渉の抑制を実現している。バスレフポート開口部の縁には丸みを形成することで、ポートノイズの低減を図っている。
ネットワーク回路には各ドライバーに最適なスロープを与えるマルチスロープ構成を採用し、全体としての音色や音楽のバランスを重視。各ドライバーそれぞれに別のネットワーク基板を用いることにより、不要な干渉の除去を図っている。
筐体の底には真鍮削りだしの極太スパイクを採用。エンクロージャー底面は鉄板で補強を施し、その板にスパイクを取り付けることで、より安定性を確保している。
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