エソテリック、ブランド20周年記念のSACD/デジタルプリメインを発売
(株)ティアック エソテリック カンパニーは、ESOTERICブランドの生誕20周年を記念したSACDプレーヤー「SA-10」、プリメインアンプ「AI-10」を3月下旬に発売する。「SA-10」は336,000円、「AI-10」は367,500円(いずれも税込)。
両機は、今年1月の2007 CESで初披露されたモデル(関連ニュース)。同社ラインナップの中では、エントリー〜ミドルクラスに位置づけられるモデルだ。
●SACDプレーヤー「SA-10」
「SA-10」は、スーパーオーディオCD/CD/CD-R/CD-RWの再生が可能。アナログオーディオ出力は2チャンネルのみで、XLRとRCAを1系統ずつ備える。デジタル出力は光と同軸が各1系統。SACDのマルチチャンネル出力は、オプションで装備できるi.Link端子で行える。オプションの価格は未定。
ドライブメカは、VRDSではなくVOSP(Vertically aligned optical stability platform)を採用。メカは筐体のセンターに配置している。
光ピックアップには、P-01/P-03でも採用されている、同社独自の高性能軸摺動型ピックアップを搭載した。レンズを移動させた際もレーザー光源が絶えず垂直方向を維持するので、高精度な信号読み取りを実現している。
オーディオDACはシーラスロジック社製の192kHz/24ビット製品「CS4398」をデュアルモノ構成で搭載。アナログ出力もデュアル・モノ構成としている。
電源部には大型トロイダルトランスを搭載。また、同社製品らしく外部からのワードシンク入力にも対応。44.1/88.2/100/176.4kHzの入力が可能となっている。
筐体は、フロントだけでなく天板と側板にもアルミ材を採用。天板は5mm厚、側板は4mm厚とすることで振動を抑えている。また、天板と側板にはビスが使われておらず、外観のスタイリッシュさを強調している。
●デジタルプリメインアンプ「AI-10」
定格出力120W+120W(8Ω)のデジタルプリメインアンプ。デジタルアンプ部には、TI社のPWMプロセッサーを採用し、これにエソテリックのDA変換技術とクロック技術を組み合わせた。
MOS-FETには、高速・大電流の最新素子を採用。また、205VAの大容量トロイダル・トランスや、片チャンネルあたり36,000μF(18,000μF×2個)の大容量コンデンサーを搭載している。
アナログ入力は RCAが3系統、XLRが1系統。RCAのうち1系統は、背面のスイッチでPHONOに切り替えられる。デジタル入力は同軸、光を各1系統ずつ備える。SACDのデジタルマルチチャンネル入力が行えるi.Link端子は、SA-10と同じくオプションとなる。
また、スピーカー端子は独WBT社の「WBT-0735」を採用し、Yラグにも対応している。
筐体は、SA-10と同じくアルミ製。天板に5mm厚、側板に4mm厚のアルミ材を採用したのも同じ。直線を主体とした、シンプル&クリーンなデザインにまとめている。
なお、両機にはそれぞれアルミボディの自照式リモコンが同梱される。
【問い合わせ先】
AVお客様相談室
TEL/0570-000-701
(Phile-web編集部)
両機は、今年1月の2007 CESで初披露されたモデル(関連ニュース)。同社ラインナップの中では、エントリー〜ミドルクラスに位置づけられるモデルだ。
●SACDプレーヤー「SA-10」
「SA-10」は、スーパーオーディオCD/CD/CD-R/CD-RWの再生が可能。アナログオーディオ出力は2チャンネルのみで、XLRとRCAを1系統ずつ備える。デジタル出力は光と同軸が各1系統。SACDのマルチチャンネル出力は、オプションで装備できるi.Link端子で行える。オプションの価格は未定。
ドライブメカは、VRDSではなくVOSP(Vertically aligned optical stability platform)を採用。メカは筐体のセンターに配置している。
光ピックアップには、P-01/P-03でも採用されている、同社独自の高性能軸摺動型ピックアップを搭載した。レンズを移動させた際もレーザー光源が絶えず垂直方向を維持するので、高精度な信号読み取りを実現している。
オーディオDACはシーラスロジック社製の192kHz/24ビット製品「CS4398」をデュアルモノ構成で搭載。アナログ出力もデュアル・モノ構成としている。
電源部には大型トロイダルトランスを搭載。また、同社製品らしく外部からのワードシンク入力にも対応。44.1/88.2/100/176.4kHzの入力が可能となっている。
筐体は、フロントだけでなく天板と側板にもアルミ材を採用。天板は5mm厚、側板は4mm厚とすることで振動を抑えている。また、天板と側板にはビスが使われておらず、外観のスタイリッシュさを強調している。
●デジタルプリメインアンプ「AI-10」
定格出力120W+120W(8Ω)のデジタルプリメインアンプ。デジタルアンプ部には、TI社のPWMプロセッサーを採用し、これにエソテリックのDA変換技術とクロック技術を組み合わせた。
MOS-FETには、高速・大電流の最新素子を採用。また、205VAの大容量トロイダル・トランスや、片チャンネルあたり36,000μF(18,000μF×2個)の大容量コンデンサーを搭載している。
アナログ入力は RCAが3系統、XLRが1系統。RCAのうち1系統は、背面のスイッチでPHONOに切り替えられる。デジタル入力は同軸、光を各1系統ずつ備える。SACDのデジタルマルチチャンネル入力が行えるi.Link端子は、SA-10と同じくオプションとなる。
また、スピーカー端子は独WBT社の「WBT-0735」を採用し、Yラグにも対応している。
筐体は、SA-10と同じくアルミ製。天板に5mm厚、側板に4mm厚のアルミ材を採用したのも同じ。直線を主体とした、シンプル&クリーンなデザインにまとめている。
なお、両機にはそれぞれアルミボディの自照式リモコンが同梱される。
【問い合わせ先】
AVお客様相談室
TEL/0570-000-701
(Phile-web編集部)
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