ケンウッド、高域補間技術「Supreme EX」を搭載した“Kseries”新モデルを発売

公開日 2007/09/19 17:45
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

R-K711(ゴールド)

R-K711(ブラック)
(株)ケンウッドは、“Kseries”の新製品として、CDレシーバー「R-K711」とスピーカーシステム「LS-K711」を10月上旬より発売する。価格はR-K711が54,600円(税込)、LS-K711が23,100円(税込)。

両製品は、同社の音質の最高責任者である音質マイスターが、最高の音質を再現するために、製品の設計から部品の選定など、細部に到るまでこだわった製品群である“音質マイスターエディション(Sound Meister Edition)”として発売される。

R-K711はゴールド(R-K711-N)とブラック(R-K711ーB)を用意。プリアンプ部にはフルデジタルプリアンプを採用し、高精度な信号変換を実現。D/Aコンバーターには歪性能に優れたWolfson社D/Aコンバーターを搭載している。また、独自の「D.P.A.C.(Digital Pulse Axis Control)」回路を搭載。デジタル信号のジッターを抑え、変換精度を高めることにより、原音に忠実な信号変換を可能にするという。

パワーアンプ部にはディスクリート差動三段パワーアンプを採用し、ノイズを低減。メイントランスには「メカ部」「デジタル部」「D/Aコンバーター部」「アナログアンプ部」用にそれぞれ巻き線を用意し、動作電流による干渉を抑えている。


LS-K711
また、同社の音質向上技術「Supreme EX」を搭載。MP3やWMAなどの圧縮音楽データの高音域を補間するほか、音楽CDなどの20kHz以上の高調波を再現することが可能だ。

LS-K711は、バスレフ型の2ウェイスピーカー。新開発のソフトドームトゥイーターを搭載し、イコライジング効果のあるトゥイーターパネルとの組み合わせによって、50Hzから45kHzまでの再生帯域を持つ。ウーファーユニットは、エアコントロールホールによりスムーズな振幅が可能な新開発フレームを採用。振動板には不要振動を抑える多層コーティング素材を、キャップ部には歪み特性に優れたポリウレタン素材を採用している。

【問い合わせ先】
ケンウッドカスタマーサポートセンター
TEL/0570-010-114(ナビダイヤル)
TEL/045-933-5133(携帯電話・PHS・IP電話)

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
新着記事を見る
  • ブランドKENWOOD
  • 型番R-K711
  • 発売日2007年10月上旬
  • 価格¥54,600(税込)
【SPEC】
<アンプ部>
●実用最大出力:30W+30W(JEITA 6Ω) ●全高調波歪率:0.005%(1kHz、15W、6Ω)●入力感度/インピーダンス: 450mV/22kΩ(AUX、TAPE入力)●出力レベル/インピーダンス:450mV/200Ω(TAPE出力)
<デジタル部>
●Supreme EX(CD、デジタル入力) 再生可能周波数:1Hz〜44kHz ●対応サンプリング周波数:32kHz、44.1kHz、48kHz、88.2kHz、96kHz
<総合>
●定格消費電力:70W ●外形寸法:約270W×126H×369Dmm ●質量:約5.6kg
  • ブランドKENWOOD
  • 型番LS-K711
  • 発売日2007年10月上旬
  • 価格¥23,100(税込)
【SPEC】●形式:2ウェイ2スピーカー/バスレフ型 ●インピーダンス:6Ω ●最大入力:80W ●ウーファー:12cmコーン型 ●トゥイーター:2.5cmドーム型 ●出力音圧レベル:85dB ●再生周波数特性:50Hz〜45kHz ●クロスオーバー周波数:2.5kHz ●外形寸法:158W×270H×264Dmm ●質量:約4.3kg(1本)