<ハイエンドショウ>リードペーパー採用SP/同軸新SP“Balladシリーズ”登場/MYRYAD社の新CDプレーヤー
本日から11日まで、有楽町の東京交通会館で開催されている「ハイエンドショウトウキョウ2008スプリング」。本項ではCルームから3社の展示内容をお伝えする。
■六本木工学研究所
六本木工学研究所のブースで注目なのは、同社が取扱うSEASとPARC Audioの新ユニットを搭載した新スピーカー2機種だ。
「KIT-HE07SE」は、SEASの新設計27mmチタントゥイーターと、リードペーパーを採用した独自の15cmウーファーユニットを搭載している。価格はナチュラルカラー仕上げの完成品が84,800円(ペア・税込)、ナチュラルカラー仕上げのキットが69,800円(ペア・税込)となる。
「リードペーパー」とは、楽器のリードなどに用いられる葦の繊維を混ぜ込んだ紙で、剛性が向上しているほか、音響性能も良いのだという。同ブース説明員によれば「聴き疲れしない音が魅力的」な製品だとのこと。
なお、それぞれスピーカーユニット単体での販売も行っている。価格はチタントゥイーターが11,800円(税込)、リードペーパー採用ウーファーが9,800円(税込)。
もう1機種の「KIT-HE15MP」は、PARC Audioの17cmウッドコーンウーファーを搭載。「ウッドコーンユニットはとても好評をいただいており、今回の新ユニットを加えて8/10/13/15/17インチという5ラインナップを取りそろえている」(同ブース説明員)とのこと。KIT-HE15MPの価格は、完成品が128,000円(ペア・税込)、キットが98,000円(ペア・税込)となる。
なお上記2機種は、本日より販売を開始している。
■バラッド
バラッドのブースでは、スピーカー新モデル“Balladシリーズ”が初お披露目されている。
Balladシリーズは、5インチ同軸ユニットを搭載した「Ba510」、8インチ同軸ユニットの「Ba810」、12インチ同軸ユニットの「Ba1200」、15インチ同軸ユニットの「Ba1500」の4モデルから構成される。価格はそれぞれ44,100円(税込・1本)、199,500円(税込・1本)、514,500円(税込・1本)、714,000円(税込・1本)。本日5月9日より受注受付を開始する。
なお、Ba510とBa810には、スピーカーのキャビネットと同じフィンランド産のバーチ材を使用した専用スピーカーも用意される。こちらは現在価格未定とのこと。
同ブース説明員によれば、バラッドブランドからスピーカーをシリーズ販売するのは初だという。本シリーズのコンセプトは「ピュアオーディオにもシアター用途にも使える製品」。ユニットには全シリーズ同軸2ウェイユニットを採用し、自然な音再生を目指しているという。
■ボルトアンペア&コンダクト
ボルトアンペアとコンダクトは、各社製品の展示に加え、両社製品を使用したデモンストレーションも行っている。
両社が行うデモンストレーションは、北米使用のBDプレーヤーに、MYRYAD社のプリメインアンプ「MXI-2080」を組合せ。ボルトアンペアのステップアップトランス内蔵電源整合器「GPC-T」にて出力電圧を120Vに切り換え、さらにSHINANO社の「HSR-510」にて60Hzに変換することで、電源周りの環境を整え綺麗な映像を楽しむことができるという。
同社説明員は「オーディオ愛好家のなかには映像が邪魔だという意見を持っている方もいるが、いい音といい映像を合わせることで、より楽しみが増えることを伝えたい」と語っていた。
また、コンダクトの取り扱う英MYRYAD社の新CDプレーヤー「Z112-CD」と新プリメインアンプ「Z142-AMP」も登場している。価格はどちらも157,500円(税込)で、5月より販売を開始する。
「Z112-CD」は同ブランド「Z110-CD」の、「Z142-AMP」は「Z140-AMP」の後継機。Z142-AMPは、トランスを最新式のものにグレードアップ。S/N比は102dBで、周波数応答は±0.3dB(20Hz〜20kHz)となる。
Z112-CDはメカ部をグレードアップしたほか、DACを24bit/96kHzから24bit/192kHzのものへと変更し、高音質化を図っている。周波数応答は±0.5dB(20Hz〜20kHz)、全高調波歪み率は0.0025%、S/N比は105dB。同ブース説明員は「トランスポートとしても利用可能なほど音が良くなった。この価格帯でこれだけの製品はなかなか無い」と自信をみせた。
(Phile-web編集部)
■六本木工学研究所
六本木工学研究所のブースで注目なのは、同社が取扱うSEASとPARC Audioの新ユニットを搭載した新スピーカー2機種だ。
「KIT-HE07SE」は、SEASの新設計27mmチタントゥイーターと、リードペーパーを採用した独自の15cmウーファーユニットを搭載している。価格はナチュラルカラー仕上げの完成品が84,800円(ペア・税込)、ナチュラルカラー仕上げのキットが69,800円(ペア・税込)となる。
「リードペーパー」とは、楽器のリードなどに用いられる葦の繊維を混ぜ込んだ紙で、剛性が向上しているほか、音響性能も良いのだという。同ブース説明員によれば「聴き疲れしない音が魅力的」な製品だとのこと。
なお、それぞれスピーカーユニット単体での販売も行っている。価格はチタントゥイーターが11,800円(税込)、リードペーパー採用ウーファーが9,800円(税込)。
もう1機種の「KIT-HE15MP」は、PARC Audioの17cmウッドコーンウーファーを搭載。「ウッドコーンユニットはとても好評をいただいており、今回の新ユニットを加えて8/10/13/15/17インチという5ラインナップを取りそろえている」(同ブース説明員)とのこと。KIT-HE15MPの価格は、完成品が128,000円(ペア・税込)、キットが98,000円(ペア・税込)となる。
なお上記2機種は、本日より販売を開始している。
■バラッド
バラッドのブースでは、スピーカー新モデル“Balladシリーズ”が初お披露目されている。
Balladシリーズは、5インチ同軸ユニットを搭載した「Ba510」、8インチ同軸ユニットの「Ba810」、12インチ同軸ユニットの「Ba1200」、15インチ同軸ユニットの「Ba1500」の4モデルから構成される。価格はそれぞれ44,100円(税込・1本)、199,500円(税込・1本)、514,500円(税込・1本)、714,000円(税込・1本)。本日5月9日より受注受付を開始する。
なお、Ba510とBa810には、スピーカーのキャビネットと同じフィンランド産のバーチ材を使用した専用スピーカーも用意される。こちらは現在価格未定とのこと。
同ブース説明員によれば、バラッドブランドからスピーカーをシリーズ販売するのは初だという。本シリーズのコンセプトは「ピュアオーディオにもシアター用途にも使える製品」。ユニットには全シリーズ同軸2ウェイユニットを採用し、自然な音再生を目指しているという。
■ボルトアンペア&コンダクト
ボルトアンペアとコンダクトは、各社製品の展示に加え、両社製品を使用したデモンストレーションも行っている。
両社が行うデモンストレーションは、北米使用のBDプレーヤーに、MYRYAD社のプリメインアンプ「MXI-2080」を組合せ。ボルトアンペアのステップアップトランス内蔵電源整合器「GPC-T」にて出力電圧を120Vに切り換え、さらにSHINANO社の「HSR-510」にて60Hzに変換することで、電源周りの環境を整え綺麗な映像を楽しむことができるという。
同社説明員は「オーディオ愛好家のなかには映像が邪魔だという意見を持っている方もいるが、いい音といい映像を合わせることで、より楽しみが増えることを伝えたい」と語っていた。
また、コンダクトの取り扱う英MYRYAD社の新CDプレーヤー「Z112-CD」と新プリメインアンプ「Z142-AMP」も登場している。価格はどちらも157,500円(税込)で、5月より販売を開始する。
「Z112-CD」は同ブランド「Z110-CD」の、「Z142-AMP」は「Z140-AMP」の後継機。Z142-AMPは、トランスを最新式のものにグレードアップ。S/N比は102dBで、周波数応答は±0.3dB(20Hz〜20kHz)となる。
Z112-CDはメカ部をグレードアップしたほか、DACを24bit/96kHzから24bit/192kHzのものへと変更し、高音質化を図っている。周波数応答は±0.5dB(20Hz〜20kHz)、全高調波歪み率は0.0025%、S/N比は105dB。同ブース説明員は「トランスポートとしても利用可能なほど音が良くなった。この価格帯でこれだけの製品はなかなか無い」と自信をみせた。
(Phile-web編集部)