<TIAS2008:アキュフェーズ>プレーヤー「DP-600/400」やプリメイン「E-250」など新製品を発表
アキュフェーズは、同社ブースで新製品4機種を一挙に発表した。それぞれの詳細を紹介していこう。
■CD専用プレーヤー「DP-400」
DP-400は「DP-500の弟分という位置づけ」(同社説明員)で、価格は315,000円(税込)。11月下旬に発売を予定する。
全体の構成は、トランスポート部とプロセッサー部を完全独立構成とした。CDトランスポート部は高剛性・高精度なCD専用ドライブを搭載。また、CDドライブコントロールにはフルデジタル回路を、CDアクチュエーター・ドライブにバランス駆動回路をそれぞれ搭載した。
デジタルプロセッサー部には、進化した「MDS++変換方式DAコンバーター」を搭載。また、ジッターを抑えた高性能なデジタル復調器や、アンバランス/バランス完全独立構成のローパス・フィルター「Direct Balanced Filter回路」も採用した。デジタル方式のレベルコントロールは-60dBまでの調整が可能。
デジタル入力端子とCDトランスポート出力端子は、それぞれ同軸デジタル/光デジタルを各1系統装備。アナログ音声出力はRCA/XLRを各1系統備える。
■SACDプレーヤー「DP-600」
SACDプレーヤー「DP-600」は価格が840,000円(税込)で、12月上旬の発売を予定する。
SACDドライブは外部振動を受けにくい高剛性設計で、防振・制振・低重心設計を徹底。またフローティング構造のトラバース・メカニズムや、重量級の大型アルミ製ブリッジカバーなども採用した。トレイ部はアルミ削りだしとなる。
デジタルプロセッサー部は、入力したDSD信号を128fs/1ビットにアップサンプリングし、1クロックずつ遅延させたDSD信号を6個のDACで変換、最後に返還後の信号を総加算する「MDSD」方式を採用。さらに、アンバランス/バランス完全独立構成のアナログ・ハイカット・フィルター「Direct Balanced Filter」回路も搭載した。デジタル方式のレベルコントロールは-80dBまで対応している。
DP-400と同様、トランスポート部とプロセッサー部を内部で独立。デジタル入出力は同軸/光に加え、HS-Linkも装備する。アナログ出力はRCA/XLRを各1系統装備する。また、インシュレーターにはハイカーボン鋳鉄製のものを採用している。
■プリメインアンプ「E-250」
「E-250」は、ベストセラーモデル「E-213」をフルモデルチェンジしたプリメインアンプ。価格は294,000円(税込)で、発売は11月中旬を予定する。
ボリュームコントロール部には、E-450/E-350と同様、同社独自の「AAVA-II」方式を採用している。
パワーアンプ部はインストゥルメンテーション・アンプ構成によってバランス伝送か。また、高域の位相特性に優れたカレント・フィードバック増幅回路を搭載する。出力は90W/8Ω、115W/4Ωとなる。パワー部を単独使用できる「EXT PRE」ボタンとパワーアンプ入力端子も備える。
そのほか、電源部には大型トランスや大容量フィルター・コンデンサーなどを搭載したほか、信号切換には高音質かつ長期安定性に優れたロジック・リレーコントロール方式を採用。
音声入力はRCAが5系統、XLRが1系統。スピーカー端子は2系統の大型端子を装備し、Yラグやバナナプラグにも対応する。さRない、オプションボードスロットも1基備え、デジタル入力ボードなどを追加することもできる。また筐体前面には、同社伝統の大型アナログ式パワーメーターを装備する。
■フォノイコライザーアンプ「C-27」
フォノイコライザーアンプ「C-27」は12月下旬に発売予定。価格は525,000円(税込)となる。
MM/MC専用の独立アンプ構成としたことが特徴。それぞれ、最適な回路方式や押しを使用することで徹底した低ノイズ化を図り、歪率や高域特性、リニアリティなどを向上させた。MMは1kΩ/47kΩ/100kΩ、MCは3Ω/10Ω/30Ω/100Ω/300Ω/1kΩのインピーダンス切換が可能。
RIAA偏差は±0.3dBと高精度で、さらに左右独立のトロイダル電源トランスやイコライザー基板を搭載したモノ・コンストラクション構成とした。
アナログプレーヤー入力端子は3系統を装備し、それぞれMM/MC、インピーダンス、ゲイン、サブソニックフィルターなどの設定をメモリーできる。なお、アナログ出力端子はRCA/XLRを各1系統装備する。
そのほか同社ブースでは、今年2月に発表したモノラルパワーアンプ「M-6000」や、5月に発表したプリアンプ「C-2110」、パワーアンプ「P-4100」など、同社の主力ラインナップを所狭しと並べ、多くの来場者でにぎわっていた。
(Phile-web編集部)
■CD専用プレーヤー「DP-400」
DP-400は「DP-500の弟分という位置づけ」(同社説明員)で、価格は315,000円(税込)。11月下旬に発売を予定する。
全体の構成は、トランスポート部とプロセッサー部を完全独立構成とした。CDトランスポート部は高剛性・高精度なCD専用ドライブを搭載。また、CDドライブコントロールにはフルデジタル回路を、CDアクチュエーター・ドライブにバランス駆動回路をそれぞれ搭載した。
デジタルプロセッサー部には、進化した「MDS++変換方式DAコンバーター」を搭載。また、ジッターを抑えた高性能なデジタル復調器や、アンバランス/バランス完全独立構成のローパス・フィルター「Direct Balanced Filter回路」も採用した。デジタル方式のレベルコントロールは-60dBまでの調整が可能。
デジタル入力端子とCDトランスポート出力端子は、それぞれ同軸デジタル/光デジタルを各1系統装備。アナログ音声出力はRCA/XLRを各1系統備える。
■SACDプレーヤー「DP-600」
SACDプレーヤー「DP-600」は価格が840,000円(税込)で、12月上旬の発売を予定する。
SACDドライブは外部振動を受けにくい高剛性設計で、防振・制振・低重心設計を徹底。またフローティング構造のトラバース・メカニズムや、重量級の大型アルミ製ブリッジカバーなども採用した。トレイ部はアルミ削りだしとなる。
デジタルプロセッサー部は、入力したDSD信号を128fs/1ビットにアップサンプリングし、1クロックずつ遅延させたDSD信号を6個のDACで変換、最後に返還後の信号を総加算する「MDSD」方式を採用。さらに、アンバランス/バランス完全独立構成のアナログ・ハイカット・フィルター「Direct Balanced Filter」回路も搭載した。デジタル方式のレベルコントロールは-80dBまで対応している。
DP-400と同様、トランスポート部とプロセッサー部を内部で独立。デジタル入出力は同軸/光に加え、HS-Linkも装備する。アナログ出力はRCA/XLRを各1系統装備する。また、インシュレーターにはハイカーボン鋳鉄製のものを採用している。
■プリメインアンプ「E-250」
「E-250」は、ベストセラーモデル「E-213」をフルモデルチェンジしたプリメインアンプ。価格は294,000円(税込)で、発売は11月中旬を予定する。
ボリュームコントロール部には、E-450/E-350と同様、同社独自の「AAVA-II」方式を採用している。
パワーアンプ部はインストゥルメンテーション・アンプ構成によってバランス伝送か。また、高域の位相特性に優れたカレント・フィードバック増幅回路を搭載する。出力は90W/8Ω、115W/4Ωとなる。パワー部を単独使用できる「EXT PRE」ボタンとパワーアンプ入力端子も備える。
そのほか、電源部には大型トランスや大容量フィルター・コンデンサーなどを搭載したほか、信号切換には高音質かつ長期安定性に優れたロジック・リレーコントロール方式を採用。
音声入力はRCAが5系統、XLRが1系統。スピーカー端子は2系統の大型端子を装備し、Yラグやバナナプラグにも対応する。さRない、オプションボードスロットも1基備え、デジタル入力ボードなどを追加することもできる。また筐体前面には、同社伝統の大型アナログ式パワーメーターを装備する。
■フォノイコライザーアンプ「C-27」
フォノイコライザーアンプ「C-27」は12月下旬に発売予定。価格は525,000円(税込)となる。
MM/MC専用の独立アンプ構成としたことが特徴。それぞれ、最適な回路方式や押しを使用することで徹底した低ノイズ化を図り、歪率や高域特性、リニアリティなどを向上させた。MMは1kΩ/47kΩ/100kΩ、MCは3Ω/10Ω/30Ω/100Ω/300Ω/1kΩのインピーダンス切換が可能。
RIAA偏差は±0.3dBと高精度で、さらに左右独立のトロイダル電源トランスやイコライザー基板を搭載したモノ・コンストラクション構成とした。
アナログプレーヤー入力端子は3系統を装備し、それぞれMM/MC、インピーダンス、ゲイン、サブソニックフィルターなどの設定をメモリーできる。なお、アナログ出力端子はRCA/XLRを各1系統装備する。
そのほか同社ブースでは、今年2月に発表したモノラルパワーアンプ「M-6000」や、5月に発表したプリアンプ「C-2110」、パワーアンプ「P-4100」など、同社の主力ラインナップを所狭しと並べ、多くの来場者でにぎわっていた。
(Phile-web編集部)