<ハイエンド2008> QUADRAL“TITAN"にセンターSP登場/伊万里焼でCDの音質改善

公開日 2008/10/10 19:40
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Eルームでは各社から初披露の製品や新製品が続々と登場している。本項ではその一部をご紹介しよう。

■ネットワークジャパン


EルームはQUADRALのスピーカーシステムが一同に集結。「TITAN VII」も登場

ネットワークジャパンはEルームとサイレントルームにブースを構えており、Eルームでは「TITAN VII」をはじめとする独のハイエンドスピーカーブランド QUADRAL(クアドラル)のフルラインナップ、サイレントルームではReal Cableの製品を中心に展示している。

中でも注目すべきは、Eルームに参考出展されているQUADRAL「TITAN」シリーズのセンタースピーカーだ。日本初披露となる本製品は型番、発売時期とも未定で、担当者によると「お客様の反応をみて販売を検討していきたい」とのことだ。


TITANシリーズのセンタースピーカー

センタースピーカーの背面部。バイワイヤーに対応する
Eルームでは「TITAN VII」「VULKAN VII」「MONTAN VII」などのフラグシップ機を試聴することができるが、電源ケーブルにReal Cableの新製品である「CITRINE(シトリン)PSOCC-2」を使用。こちらもいち早く体験できるので興味のある方は足を運んでみてはいかがだろうか。


サイレントブースではReal Cableの製品がラインナップ

Real Cable“CITRINE"「PSOCC-2」。Eルームで試聴デモもおこなっている
■カイザーサウンド

カイザーサウンドはRosen Kranzブランドの新製品としてブックシェルフスピーカー“Music Reference”「RK-MR」を出展している。伊・Hertz社のカーオーディオ用のスピーカーユニットを採用している。2ウェイ構成で、再生周波数帯域は40Hz〜25kHz、能率は93dB、インピーダンスは4Ω。


“Music Reference”「RK-MR」

「RK-MR」の背面部
またCD音質改善器「瀬丘音鏡(せひょうおんきょう)」も展示。本日より発売を開始し価格は18,900円(税込)。本製品は“陶石のダイヤモンド"と呼ばれる貴重な原料を使用した伊万里焼の焼き物で、音楽CDを1〜2分程度載せるだけで音質が向上するのだという。音質の方向性は“人肌の温度を感じる音"で、その音質の違いは「素人でもわかるほど」とのことだ。


瀬丘音鏡(せひょうおんきょう)。一刀彫りで龍が描かれている
■六本木工学研究所

ユニットやパーツの輸入販売を行う六本木工学研究所のブースには、ブックシェルフスピーカーの新製品「RIT-HE15EX」「RIT-HE07SD」が登場した。これらの製品は同社が取り扱うSEAS社のユニットを搭載しているのが特徴。SEAS社は欧州、北米の高級メーカーに多く採用されているスピーカーユニットのメーカーとして確固たる地位を築いている会社だ。


RIT-HE15EX

RIT-HE07SD
「RIT-HE15EX」は大きさが216W×357H×310Dmmで、再生周波数帯域は40Hz〜25kHz、能率は86dB。「RIT-HE07SD」は大きさが187W×295H×230Dmm、再生周波数帯域は50〜25kHz、能率は88dBだという。「RIT-HE15EX」は250,000円前後(ペア)、「RIT-HE07SD」は69,800円(税込/ペア)で販売する。またどちらもキットでの販売も行うという。

(Phile-web編集部)

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