「SA-15S2」をベースに高音質化
マランツ、ミドルクラスSACD/CDプレーヤー「SA-13S2」を5月下旬より発売
(株)マランツ コンシューマー マーケティングは、ミドルクラスのSACD/CDプレーヤー「SA-15S2」をベースに高音質化を図った「SA-13S2」を5月下旬より発売する。価格は262,500円(税込)。
本製品は、2008年10月に発売された「SA-15S2」(関連ニュース)の後継機となるSACD/CDプレーヤー。非磁性体であるアルミ材をトップカバーに採用するなどブラッシュアップを行っている。
アルミ材のトップカバーの厚さは5mm。肉厚な無垢材を使用したことにより筐体の剛性を高め、振動を抑制する。なお、アルミ材のトップカバーは上位機種の「SA-11S2」(製品DB)などにも採用されている。
メカエンジンには、同社独自の「SACDM-10」を搭載。ディスクトレー部に高い制振性を持つザイロンを採用することで、不要な共振による 再生音への色付けを排除している。
また、同エンジンの台座部分は、新たに銅メッキ処理を施した2o厚の鋼板により強固に固定。メカ部をしっかり支えて振動の発生を抑えるとともに、エンジンからのノイズ輻射を軽減させている。メカカバーにも非磁性体のアルミ材を使用しており、さらなる防振処理を施している。
シャーシを構成する鋼板には銅メッキを施し、高い周波数におけるインピーダンスを低減させている。これにより、オーディオ帯域外のデジタルノイズなどを減衰させる。
さらに、底板には1.5mm厚の黒塗装鋼板を追加。2層構造とすることで剛性を向上させた。これらによりメカエンジンや基板を強固に支持し、振動による悪影響を排除している。
電源トランスにはトロイダル型のものを搭載。漏洩磁束を徹底的に抑えるため、ケイ素鋼板と銅メッキシールドケースによる2重シールドを施している。また、トランスの二次捲き線はデジタル回路、オーディオ回路、ディスプレイ回路等をそれぞれ 独立させ、後段の整流回路、平滑回路も独立させることで、相互干渉を排除している。
脚部には、振動減衰特性のきれいなアルミ削り出しインシュレーターを採用。さらに、フラグシップモデル「SA-7S1」(製品DB)にも使用されている特注のカスタム電解コンデンサーなど、オーディオ用として厳選された部品を採用している。そのほかにも、アナログ回路に新たに高音質銅箔PPSフィルムコンデンサーを採用した事に加え、電源レギュレーターには純銅カバーを装着し、制振とシールド対策も行っている。
オーディオ出力回路には、同社独自の高速電圧増幅モジュール「HDAM」を搭載。同モジュールには目的により複数のバリエーションが存在するが、本機ではローノイズ、低歪フィルター回路にディファレンシャル入力のものを使用。そして、それを高速に送り出すために「SA-7S1」で採用された「HDAM-SA2」も使用している。両モジュールをハイブリッド使用したオーディオ出力回路とすることにより、低歪やローノイズ、ハイスピードなどの特徴を実現した。
リアパネルに光デジタル入力を装備し、DACモード機能を搭載。外部出力を持つデジタル機器と接続することにより、D/Aコンバーターとしても使用可能だ。サンプリング周波数は32/44.1/48/88.2/96KHzに対応している。
そのほか、フィルター切り替え機能も搭載。SACD再生時には、読み取ったDSDデータをフィルタリングしない「ダイレクトモード」と、データをフィルタリングすることで音場の広さや音の定位などを明確に再現する「DSDフィルターモード」が選択可能だ。
また、CD再生時とDACモード時には、音の情報量が多く滑らかで音場感に優れる「非対称型フィルター(スローロールオフ)」か、明瞭度が高く音の実体感に優れる「非対称型フィルター(シャープロールオフ)」を切り替えられる。
なお、本機は海外市場においては「SA-KI-Pearl」の名称にて「marantz/K.I. Signature series」30周年記念モデルとして発売される。
【問い合わせ先】
(株)マランツ コンシューマー マーケティング
お客様相談センター
TEL/03-3719-3481
本製品は、2008年10月に発売された「SA-15S2」(関連ニュース)の後継機となるSACD/CDプレーヤー。非磁性体であるアルミ材をトップカバーに採用するなどブラッシュアップを行っている。
アルミ材のトップカバーの厚さは5mm。肉厚な無垢材を使用したことにより筐体の剛性を高め、振動を抑制する。なお、アルミ材のトップカバーは上位機種の「SA-11S2」(製品DB)などにも採用されている。
メカエンジンには、同社独自の「SACDM-10」を搭載。ディスクトレー部に高い制振性を持つザイロンを採用することで、不要な共振による 再生音への色付けを排除している。
また、同エンジンの台座部分は、新たに銅メッキ処理を施した2o厚の鋼板により強固に固定。メカ部をしっかり支えて振動の発生を抑えるとともに、エンジンからのノイズ輻射を軽減させている。メカカバーにも非磁性体のアルミ材を使用しており、さらなる防振処理を施している。
シャーシを構成する鋼板には銅メッキを施し、高い周波数におけるインピーダンスを低減させている。これにより、オーディオ帯域外のデジタルノイズなどを減衰させる。
さらに、底板には1.5mm厚の黒塗装鋼板を追加。2層構造とすることで剛性を向上させた。これらによりメカエンジンや基板を強固に支持し、振動による悪影響を排除している。
電源トランスにはトロイダル型のものを搭載。漏洩磁束を徹底的に抑えるため、ケイ素鋼板と銅メッキシールドケースによる2重シールドを施している。また、トランスの二次捲き線はデジタル回路、オーディオ回路、ディスプレイ回路等をそれぞれ 独立させ、後段の整流回路、平滑回路も独立させることで、相互干渉を排除している。
脚部には、振動減衰特性のきれいなアルミ削り出しインシュレーターを採用。さらに、フラグシップモデル「SA-7S1」(製品DB)にも使用されている特注のカスタム電解コンデンサーなど、オーディオ用として厳選された部品を採用している。そのほかにも、アナログ回路に新たに高音質銅箔PPSフィルムコンデンサーを採用した事に加え、電源レギュレーターには純銅カバーを装着し、制振とシールド対策も行っている。
オーディオ出力回路には、同社独自の高速電圧増幅モジュール「HDAM」を搭載。同モジュールには目的により複数のバリエーションが存在するが、本機ではローノイズ、低歪フィルター回路にディファレンシャル入力のものを使用。そして、それを高速に送り出すために「SA-7S1」で採用された「HDAM-SA2」も使用している。両モジュールをハイブリッド使用したオーディオ出力回路とすることにより、低歪やローノイズ、ハイスピードなどの特徴を実現した。
リアパネルに光デジタル入力を装備し、DACモード機能を搭載。外部出力を持つデジタル機器と接続することにより、D/Aコンバーターとしても使用可能だ。サンプリング周波数は32/44.1/48/88.2/96KHzに対応している。
そのほか、フィルター切り替え機能も搭載。SACD再生時には、読み取ったDSDデータをフィルタリングしない「ダイレクトモード」と、データをフィルタリングすることで音場の広さや音の定位などを明確に再現する「DSDフィルターモード」が選択可能だ。
また、CD再生時とDACモード時には、音の情報量が多く滑らかで音場感に優れる「非対称型フィルター(スローロールオフ)」か、明瞭度が高く音の実体感に優れる「非対称型フィルター(シャープロールオフ)」を切り替えられる。
なお、本機は海外市場においては「SA-KI-Pearl」の名称にて「marantz/K.I. Signature series」30周年記念モデルとして発売される。
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