CES2009
<マランツ>ワイヤレスiPodドック「IS301」をデモ/独自開発のアナモフィックレンズを2月発売
今年のマランツは、サウスホールにブースを出展せず、ラスベガス・コンベンションセンターに隣接したヒルトンホテルで関係者向けのプライベートショーを行った。
展示された製品は、すべて日本でも発表済みのもの。中でも注目したいのが、同社独自の仕様を満載したiPodワイヤレスドック「IS301」(関連ニュース)だ。
本機の特徴を改めて紹介しよう。本機はiPodを脱着できるハンドセットと充電を行うベースユニット、ワイヤレスデータを受信するエクステンダー(受信部)の3ピースで構成される。ハンドセットとベースユニットは取り外しが可能。
使用する際はiPodの再生操作を行うと、Bluetoothで楽曲情報が送信され、そのデータを受けたエクステンダーからアンプなどに音声を出力、再生するという流れになる。
本機のベースユニットは壁掛け設置が可能。充電機能のほか、イーサネット端子も装備する。CAT5ケーブルでエクステンダーと有線で接続することができ、IS-LINK A端子でアナログ音声とコントロール信号を、IS-LINK V端子でビデオ信号を伝送することができる。
つまり、かんたんに音楽を聴きたい場合はBluetoothで、音質を高めたり動画を再生したりしたい場合にはイーサネットで接続するというように、ユーザーの求める機能や環境によって様々なセッティングが行えるのだ。同社説明員によると、この柔軟性が北米のバイヤーやインストーラーから高い評価を得ているという。
今回はイーサネットで接続した環境が用意され、iPod内の動画をエクステンダーに送り、それをAVアンプ経由でテレビに出力するというデモが行われた。様々な応用方法が考えられる本機は、日本、北米ともに今月の発売を予定している。
そのほか、昨年日本でも発売された「SA8003」「PM8003」も展示。トップパネルが外され、内部構造を直接見ることができた。SA8003は前面にUSB端子を備え、iPodからのデジタル信号の入力に対応するが、同社説明員が「オーディオ機器はiPod対応でないと相手にされない」というほど、iPod人気が日本に比べて高い米国では、この機能に対する反響が非常に大きいという。SA-15/13/11など、同社の2ケタ台のプレーヤーにもぜひ採用して欲しい機能だ。
また、既におなじみのセパレートAVアンプ「AV8003/MM8003」も、北米で高評価を得ているとのこと。この価格帯でセパレート方式を採用したAVアンプがあまりないことから、インストーラーなどの引き合いが強いという。
BDプレーヤーでは、昨年のCEDIAで公開された(関連ニュース)、同社のエントリープレーヤーとなる「BD7003」を展示。プロファイルは1.1で、BD-LIVEなどには対応していないが、マランツブランドのBDプレーヤーが549ドルで手に入る意義は小さくない。
さらに、これもCEDIAで公開された製品だが、同社DLPプロジェクター用のアナモフィックレンズ「LN-11S1A」も展示。北米で2月に発売される。
アナモフィックレンズは、日本ではまだあまり人気に火が付いていないが、2.35対1のシネスコ映像を画面一杯に引き延ばすことができることから、北米のホームシアターファンに人気が高い。
LN-11S1Aはコニカミノルタ製の専用レンズを採用していながら、価格は4,000ドル程度(レール込み)と安価なのも特徴だ。なお、このアナモフィックレンズは、ソニーのVPL-VW60/70/80、同VPL-HS10、さらにビクターのDLA-HD1/100などにも装着が行えるという。
また、CDステレオアンプ「M-CR502」とスピーカー「LS702」のシステムも出展。CDステレオアンプは25Wのデジタルアンプを4基備え、2組のスピーカーを別々に鳴らしたり、バイアンプ駆動を1台で行えるのが最大の特徴。また、4隅を丸く整えたラウンドフォルムや、4mm厚のアルミを使用したスタイリッシュなデザインも評価が高い。
展示された製品は、すべて日本でも発表済みのもの。中でも注目したいのが、同社独自の仕様を満載したiPodワイヤレスドック「IS301」(関連ニュース)だ。
本機の特徴を改めて紹介しよう。本機はiPodを脱着できるハンドセットと充電を行うベースユニット、ワイヤレスデータを受信するエクステンダー(受信部)の3ピースで構成される。ハンドセットとベースユニットは取り外しが可能。
使用する際はiPodの再生操作を行うと、Bluetoothで楽曲情報が送信され、そのデータを受けたエクステンダーからアンプなどに音声を出力、再生するという流れになる。
本機のベースユニットは壁掛け設置が可能。充電機能のほか、イーサネット端子も装備する。CAT5ケーブルでエクステンダーと有線で接続することができ、IS-LINK A端子でアナログ音声とコントロール信号を、IS-LINK V端子でビデオ信号を伝送することができる。
つまり、かんたんに音楽を聴きたい場合はBluetoothで、音質を高めたり動画を再生したりしたい場合にはイーサネットで接続するというように、ユーザーの求める機能や環境によって様々なセッティングが行えるのだ。同社説明員によると、この柔軟性が北米のバイヤーやインストーラーから高い評価を得ているという。
今回はイーサネットで接続した環境が用意され、iPod内の動画をエクステンダーに送り、それをAVアンプ経由でテレビに出力するというデモが行われた。様々な応用方法が考えられる本機は、日本、北米ともに今月の発売を予定している。
そのほか、昨年日本でも発売された「SA8003」「PM8003」も展示。トップパネルが外され、内部構造を直接見ることができた。SA8003は前面にUSB端子を備え、iPodからのデジタル信号の入力に対応するが、同社説明員が「オーディオ機器はiPod対応でないと相手にされない」というほど、iPod人気が日本に比べて高い米国では、この機能に対する反響が非常に大きいという。SA-15/13/11など、同社の2ケタ台のプレーヤーにもぜひ採用して欲しい機能だ。
また、既におなじみのセパレートAVアンプ「AV8003/MM8003」も、北米で高評価を得ているとのこと。この価格帯でセパレート方式を採用したAVアンプがあまりないことから、インストーラーなどの引き合いが強いという。
BDプレーヤーでは、昨年のCEDIAで公開された(関連ニュース)、同社のエントリープレーヤーとなる「BD7003」を展示。プロファイルは1.1で、BD-LIVEなどには対応していないが、マランツブランドのBDプレーヤーが549ドルで手に入る意義は小さくない。
さらに、これもCEDIAで公開された製品だが、同社DLPプロジェクター用のアナモフィックレンズ「LN-11S1A」も展示。北米で2月に発売される。
アナモフィックレンズは、日本ではまだあまり人気に火が付いていないが、2.35対1のシネスコ映像を画面一杯に引き延ばすことができることから、北米のホームシアターファンに人気が高い。
LN-11S1Aはコニカミノルタ製の専用レンズを採用していながら、価格は4,000ドル程度(レール込み)と安価なのも特徴だ。なお、このアナモフィックレンズは、ソニーのVPL-VW60/70/80、同VPL-HS10、さらにビクターのDLA-HD1/100などにも装着が行えるという。
また、CDステレオアンプ「M-CR502」とスピーカー「LS702」のシステムも出展。CDステレオアンプは25Wのデジタルアンプを4基備え、2組のスピーカーを別々に鳴らしたり、バイアンプ駆動を1台で行えるのが最大の特徴。また、4隅を丸く整えたラウンドフォルムや、4mm厚のアルミを使用したスタイリッシュなデザインも評価が高い。