制御周波数は125〜4,000Hz

ヤマハ、独自のパネル構造技術を採用した調音パネル「TCH」を発売

公開日 2010/06/01 16:43 ファイル・ウェブ編集部
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ヤマハ(株)は、楽器練習室やオーディオルーム、会議室などの壁に設置して空間の音響特性を最適化する調音パネル「TCH」を6月15日より31,500円(税込)で発売する。


TCH
パネル1枚のサイズは幅約60cm、高さ約90cm、奥行き約3cmで、会議室利用の場合は1枚/畳、楽器練習室利用の場合は2枚/畳の設置枚数を推奨している。設置後の薄さは約3cm。

2つの周波数で共鳴する音響共鳴管をパネル状に連結し、開口部回りに堅い反射面を構成するという独自のパネル構造技術により125〜4,000Hzの帯域でほぼ平坦な吸音特性を発揮。さらに散乱特性も併せ持っており、ー般的な吸音材では得られない音響障害の抑制されたクリアで心地良い空間を作り出すことが可能としている。


楽器練習室での設置例
同社が行った設置試験結果によると、オーディオルームやホームシアタールームに設置した場合に「低音が引き締まる印象がある」「全体にすっきりする」「音像定位がよくなる」「今まで聞こえなかった細かな音に気づいた」などの共通した印象をモニターから得ているという。

【問い合わせ先】
ヤマハ株式会社 アビテックス営業部
TEL/0120-788-824

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  • ジャンル音場調整材
  • ブランドYAMAHA
  • 型番TCH
  • 発売日2010年6月15日
  • 価格¥31,500(税込)
【SPEC】●材質:MDF(表面材基材)、オレフィンシート(表面化粧材)、合板(芯材) ●制御周波数:125〜4,000Hz ●外形寸法:600W×900H×28Dmm ●質量:約4.3kg/枚