SHURE/STAX/MONSTER/ETYMOTIC RESEARCHの展示も紹介

<ハイエンドショウ>完実Aルーム【ヘッドホン編】 − AKGの最上位カナル/フルテックのポタアン

公開日 2011/10/07 19:16 ファイル・ウェブ編集部
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ハイエンドショウトウキョウ2011会場の「A Room」の完実電気が構えるブースに数多く出展するブランドから、ヘッドホン関連の製品を中心にレポートする。

AKG

9月にハーマンインターナショナルから販売が開始された、AKGのフラグシップイヤホン「K3003」が注目を集める(関連ニュース)。

AKGのフラグシップイヤホン「K3003」

本機は同社カナル型イヤホンのリファレンスモデルとして開発された。高域、中域、低域をそれぞれ別のドライバーユニットで再生する3ウェイ方式を採用し、高域と中域にはそれぞれ独立したバランスド・アーマチュア型ドライバーが搭載されている。さらに、低域にはダイナミック型ドライバーを搭載し、独自の「3ウェイ・ハイブリッド・テクノロジー」が採用されている。

ノズル部の先端のフィルターを付け替えることでメカニカルな音質調整が可能

ブースには3台の試聴機が並べられ、フラグシップモデルならではの、解像感が高く自然なサウンドが確認できた。展示説明員によれば「明日からは4台の試聴機を用意して、ご来場いただいた皆様に本機の音を徹底的に楽しんでもらう」という。

AKG「クインシー・ジョーンズ シグネチャーライン」も出展


STAX

スタックスは今春発売されたコンデンサー型ヘッドホンのフラグシップモデル「SR-009」を出展している。オーディオマニアに定評の高い、STAXのフラグシップモデルということもあって、試聴機には順番待ちの列が常時できていた。

STAX「SR-009」

ドライバーユニット「SRM-007tA」

今回は推奨ドライバーユニットの「SRM-007tA」や「SRM-727A」との組み合わせで、本機のサウンドが確認できた。


MONSTER

ディズニー映画「Tron : Legacy」とのコラボレーションしたMONSTERのカナル型イヤホン「Tron T3」など、MONSTERの人気イヤホン、ヘッドホンのラインナップが一堂に試聴できるブースになっている。

MONSTER「Tron T3」

カナル型イヤホン“turbine”シリーズ

IFA2011のブースにも出展された「Miles Davis Trumpet」(関連ニュース)など、新製品の到着も待ち遠しいところだ。


ETYMOTIC RESEARCH

エティモティック・リサーチのバランスド・アーマチュア型、ダイナミック型のカナル・イヤホンの豊富なラインナップが揃えられ、それぞれのサウンドを確かめることができた。

ETYMOTIC RESEARCHの製品群


SHURE

モニターヘッドホンの最上位機「SRH940」(関連ニュース)や、ダイナミック型を採用したイヤホンのエントリーモデル「SE215」など、今年発売された注目の新製品を中心に同社のヘッドホン&イヤホンのラインナップが一望できる展示内容になっている。

SHURE「SRH940」

SHURE「SE535」


FURUTECH

フルテックからは、10月に発売される「ADL」ブランドの新製品ポータブルヘッドホンアンプ「CRUISE」が出展された。

ポータブルヘッドホンアンプ「CRUISE」

本機はUSB経由での96/24ソース入力に対応した。筐体サイズは65W×28H×120Dmm。アルミ合金にカーボンファイバーと非磁性ステンレス鏡面処理を施した外装としており、スタイリッシュな仕上がりも魅力的なモデルだ。

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