ビクター、ウッドコーンオーディオ新モデル「EX-A200」を直販限定発売

JVCケンウッドはビクターブランドの新製品として、振動板に木を採用したウッドコーンスピーカーを中心としたオーディオシステム「EX-A200」を、11月上旬から直販サイト「ビクターダイレクト」で限定発売する。

・EX-A200（フルシステム）￥OPEN（直販サイト価格169,800円）
・SX-WD200（スピーカー）￥OPEN（直販サイト価格85,000円・ペア）
・RX-A200（アンプ）￥OPEN（直販サイト価格44,800円）
・XV-A200（プレーヤー）￥OPEN（直販サイト価格40,000円）

2009年に発売した「EX-A150」（関連ニュース）をベースに、スピーカー部とアンプ部に対して音質を高める技術を投入したモデル。2ウェイバスレフ型スピーカー｢SX-WD200｣、プリメインアンプ「RX-A200」、DVDオーディオ/ビデオプレーヤー｢XV-A200｣でシステム全体が構成されている。

スピーカー｢SX-WD200｣では、スピーカーユニット磁気回路部の装着木材をチェリー材からメイプル材に変更し、形状や取り付け位置を最適化。不要振動低減効果により、解像度向上と低重心な低音再生を実現させたという。

また従来機ではバッフル上部にチェリー響棒2本を垂直に配置していたところを、縦目のスプルース響棒に変更。メイプルチップの吸音材の量も再調整した。

加えてエッジ素材のブチルゴム配合比率を変更したほか、OFCスピーカーケーブルも18番線から14番線にグレードアップさせたという。

トゥイーターには2cmウッドドーム、ウーファーには11cmウッドコーンを搭載。再生周波数帯域は50Hz～50kHzで、出力音圧レベルは82dB/W・m。

アンプ「RX-A200」はデジタルアンプ｢DEUS（デウス）｣を採用している。解像度を向上させるため回路部品を変更した。K2回路の定数・音質コンデンサーを変更し、同回路の内蔵パラメーターを最適化した。またスピーカーターミナルには金メッキ処理を施している。

実用最大出力は2ch時で40W+40W、4ch時ではトゥイーターが30W+30W、ウーファーが40W+40W（いずれも4Ω/1kHz/THD10％）。FM/AMチューナーなども備えている。

プレーヤー「XV-A200」は、CDやDVDオーディオなどの再生に加えて、USBメモリー内のデジタルファイルの再生も可能。対応形式はMP3、WMA、WAV、JPEG 、MPEG‐2、MPEG‐1で、CDからUSBメモリへMP3（128kbps）での録音もできる。また、HDMI端子も1系統備えている。

アンプ部とプレーヤー部には、フットに3点支持構造の真鍮削り出しインシュレーターを採用し共振を抑制。また、ボトムには銅ワッシャと真鍮ニッケルメッキワッシャを、リアパネルには銅ワッシャとアルミワッシャをそれぞれ最適位置に採用。異種金属の組合せによる共振の分散化を図っている。

なお、同社ではJVC ケンウッド丸の内ショールームにて製品を常設展示。10月21日より試聴も行えるようにするほか、10月26日（水）には、15：00～16：00、16：30～17：30、18：00～19：00の3回（各回先着6名）、特別試聴会も開催する。イベントの詳細はこちらで確認できる。

また、10月20日から28日までの間に｢EX-A200｣を予約購入したユーザー全員にスピーカースタンド｢LS-EXA25｣や非売品CD「原音探求CD」、ニッパー置物をプレゼントするキャンペーンも実施する。

【問い合わせ先】
ビクターダイレクト
TEL/0120-002-281