フックアップ、タマゴ型スピーカーとバイアンプをセットにした英sE Electronics社のオーディオシステムを発売

（株）フックアップは、英sE Electronics社のタマゴ型2ウェイスピーカーとバイアンプとをセットにしたオーディオシステム「THE EGG 150 MONITOR」を12月9日より発売する。価格はオープンだが21万円前後での実売が予想される。

sE Electronics社とMunro Acoustics社とのコラボレーション製品。高名なアコースティックエンジニア、アンディー・ムンローが30年以上に渡り培ってきた音響技術に関するノウハウを理想のサウンドの追求のために投入。sE Electonics社のジェームス・ヤングとスウェイ・ゾウの2人がそれを製品として具現化したのだという。レコーディングスタジオ等でのニアフィールドモニターとしての用途も意識しているという。

モノコックシェル構造のボディーによるタマゴ型のユニークな形状の2ウェイスピーカー2本と2系統の入力を持つバイアンプシステムから成るシステム。科学的に実証されたという曲線を持つエンクロージャーをスピーカーに採用したことで「元のサウンドを歪ませたり濁らせる原因となってきた反響や共振といった要因をほとんど除去する」としている。

アンプには2系統の入力を備え、内部にはアナログ方式によるアクティブクロスオーバー回路を搭載。設置場所の環境によって低音域と高音域を微調整するトリムをリアパネルに搭載する他、ミッドレンジのキャラクターを変更するスイッチをフロントパネルに装備している。

高域用にネオジム磁性体の25mmシルクドームドライバーを、低域用に165mmポリプロピレンコーンドライバーを搭載。アンプは高音域/低音域各50Wの高速レスポンスを実現しており、スイートスポットに設置するためのLEDも搭載している。

外形寸法と重量は、アンプが420W×88H×300Dmm、8kg。スピーカーが1本あたり289W×398H×258Dmm、5.25kg。専用スタンドなども付属する。

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