【ヘッドホン祭】パイオニアの新ヘッドホンが先行登場/AKG、旗艦NC機「K495NC」や3ウェイハイブリッド「K3003」
フジヤエービック主催のヘッドホンイベント「春のヘッドフォン祭 2012」が本日開催された。本稿ではパイオニアとハーマンインターナショナルのブースをレポートする。
■パイオニア
パイオニアのブースでは、9日に発表されたばかりの新ヘッドホン「SE-MJ591」「SE-MJ751」「SE-MJ721」などを早速試聴することができた。
「SE-MJ591」は6月中旬に発売される密閉ダイナミック型のハイエンドモデル。厚さ35μの「アルミ合金製キャップ」を採用した40mm口径のユニットを搭載し、ユニットのエッジ部には高内部損失素材を使用した特殊フィルムを採用。歪みの少ない中低域再生を図っている。
出力音圧レベルは108dBで、再生周波数帯域は5Hz〜40kHz。インピーダンスは32Ω。最大入力は1,000mW。
「SE-MJ751」は5月中旬に発売されるモデルで、低音再生用の40mmユニットと中高域再生用の30mmユニットを組み合わせた2ウェイスピーカーユニットを搭載している。
ハウジング部のジョグダイヤルで低音を調整できる、新開発の「BASS LEVEL CONTROL」を搭載しているのが大きな特徴。自分好みの低音バランスで音楽を楽しむことができる。
また、DJ用機器に強いパイオニアは、DJ向けヘッドホンでも高い評価を得ているとのこと。「高音から低音までしっかりと再生できること、そしてタイトな再生音が受けているのではと思う」(同社説明員)。著名プロDJにも愛用者は多いとのことだ。
■ハーマンインターナショナル
ハーマンインターナショナルは、同社が取り扱うAKGのヘッドホンを出展していた。
注目のひとつは、5月発売予定のノイズキャンセリングヘッドホン「K495NC」と「K490NC」。「K495NC」は消音性能の高い「フィードバック方式」を採用したノイズキャンセリングモデルのフラグシップで、消音性能と音質を両立させているのが特徴。「フィードバック方式」は、より鼓膜に近いドライバーユニットの内側で集音した環境騒音から生成した精度の高いノイズキャンセル信号で騒音を打ち消すことができるという。また、低域から高域まで均一なエネルギーバランスのプレミアムサウンドを実現するとのこと。
デザインにもこだわっており、ハウジング部はフロントが革のような質感。ソリッドな金属のハウジングサイドを回すことでノイズキャンセル機能のON/OFFを行うところも洒落たつくりとなっている。
「K490NC」は「フィードフォワード方式」のノイズキャンセル機構を採用しており、ドライバーユニットの外側にマイクを配置し、集音した環境騒音をもとに独自設計のNC回路で消音を図る。音質への影響が少ないとともに、本体を小型化できるメリットもあるとのこと。ヌケが良くAKGらしさのある音再生を実現するという。
また会場で注目を集めていたのは、3ウェイハイブリッドイヤホン「K3003」だ。こちらはAKG60年以上の歴史で培った技術を駆使したフラグシップ機で、価格は実売14万円前後。高域、中域、低域をそれぞれ別のドライバーユニットで再生する3ウェイ方式を採用し、しかも高域と中域にはそれぞれ独立したバランスド・アーマチュア型ドライバー、低域にはダイナミック型ドライバーを備えた「3ウェイ・ハイブリッド・テクノロジー」を採用したことが最大の特徴だ。
昨年発売したモデルながら、今回のヘッドフォン祭りでも試聴を待つ列ができており、いまだ高い注目を集めていることが感じられた。
■パイオニア
パイオニアのブースでは、9日に発表されたばかりの新ヘッドホン「SE-MJ591」「SE-MJ751」「SE-MJ721」などを早速試聴することができた。
「SE-MJ591」は6月中旬に発売される密閉ダイナミック型のハイエンドモデル。厚さ35μの「アルミ合金製キャップ」を採用した40mm口径のユニットを搭載し、ユニットのエッジ部には高内部損失素材を使用した特殊フィルムを採用。歪みの少ない中低域再生を図っている。
出力音圧レベルは108dBで、再生周波数帯域は5Hz〜40kHz。インピーダンスは32Ω。最大入力は1,000mW。
「SE-MJ751」は5月中旬に発売されるモデルで、低音再生用の40mmユニットと中高域再生用の30mmユニットを組み合わせた2ウェイスピーカーユニットを搭載している。
ハウジング部のジョグダイヤルで低音を調整できる、新開発の「BASS LEVEL CONTROL」を搭載しているのが大きな特徴。自分好みの低音バランスで音楽を楽しむことができる。
また、DJ用機器に強いパイオニアは、DJ向けヘッドホンでも高い評価を得ているとのこと。「高音から低音までしっかりと再生できること、そしてタイトな再生音が受けているのではと思う」(同社説明員)。著名プロDJにも愛用者は多いとのことだ。
■ハーマンインターナショナル
ハーマンインターナショナルは、同社が取り扱うAKGのヘッドホンを出展していた。
注目のひとつは、5月発売予定のノイズキャンセリングヘッドホン「K495NC」と「K490NC」。「K495NC」は消音性能の高い「フィードバック方式」を採用したノイズキャンセリングモデルのフラグシップで、消音性能と音質を両立させているのが特徴。「フィードバック方式」は、より鼓膜に近いドライバーユニットの内側で集音した環境騒音から生成した精度の高いノイズキャンセル信号で騒音を打ち消すことができるという。また、低域から高域まで均一なエネルギーバランスのプレミアムサウンドを実現するとのこと。
デザインにもこだわっており、ハウジング部はフロントが革のような質感。ソリッドな金属のハウジングサイドを回すことでノイズキャンセル機能のON/OFFを行うところも洒落たつくりとなっている。
「K490NC」は「フィードフォワード方式」のノイズキャンセル機構を採用しており、ドライバーユニットの外側にマイクを配置し、集音した環境騒音をもとに独自設計のNC回路で消音を図る。音質への影響が少ないとともに、本体を小型化できるメリットもあるとのこと。ヌケが良くAKGらしさのある音再生を実現するという。
また会場で注目を集めていたのは、3ウェイハイブリッドイヤホン「K3003」だ。こちらはAKG60年以上の歴史で培った技術を駆使したフラグシップ機で、価格は実売14万円前後。高域、中域、低域をそれぞれ別のドライバーユニットで再生する3ウェイ方式を採用し、しかも高域と中域にはそれぞれ独立したバランスド・アーマチュア型ドライバー、低域にはダイナミック型ドライバーを備えた「3ウェイ・ハイブリッド・テクノロジー」を採用したことが最大の特徴だ。
昨年発売したモデルながら、今回のヘッドフォン祭りでも試聴を待つ列ができており、いまだ高い注目を集めていることが感じられた。
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