驚異のライヴパフォーマンスをハイレゾで堪能できる
Net Audio特別付録「本多俊之BW4×和田アキラ PIT INN LIVE」が好評な理由
全国の書店にて発売中の「季刊 NetAudio vol.08」。毎号、ネットオーディオ誌では、独自のレコーディング企画を用意しているが、今号の付録音源は特に大好評をいただいている。
これらの付録音源がなぜここまでのご好評をいただいているのか。それはアーティストのハイクオリティな演奏を、音に対する明確なポリシーを持ったレコーディングエンジニアの手によって作品として仕上げられたことにある。
本項では「本多俊之BW4×和田アキラ PIT INN LIVE」をご紹介したい。
今回のPIT INN LIVEは、8月29日に行われたパフォーマンスを収録したもの。エンジニアはこれまでと同様、ピットインミュージックの菊地昭紀氏が担当している。自身もサックス/フルート奏者としての側面を持つ傍らで、六本木ピットイン時代よりPAエンジニアとしてジャズ界の著名ミュージシャンや、日本で行われているほぼ全てのジャズフェスティバルのエンジニリングを担当した経歴を持つ人物である。
つまり、ミュージシャンとエンジニア双方の目線でレコーディングを行っている人物といえるだろう。
今回のPIT INN LIVEでは、これまで以上に菊地氏の手腕が発揮された内容となっている。
サックス、キーボード、ベース、ドラムス、ギターの5名からなるバンドスタイルに対し、菊地氏はアンビエンスも含めて24本のマイクを使用して192kHz/24bitにてマルチトラックで収録。音源に収められた圧倒的なグルーヴ感は、菊地氏の絶妙なマイキングとミックス手腕によって見事なまでにデータに収められている。
もちろん、演奏そのもののクオリティはいうまでもないだろう。今回は誰もが一度は聴いたことがある楽曲を選曲しているが、どれもが本多俊之BW4+和田アキラの本音源でしか味わえないようなアレンジとなっている。
原曲の雰囲気とは大きく異なり、疾走感溢れるエキサイティングなフュージョンナンバーへと仕上がった「コンドルは飛んで行く」、本多氏の絶妙なサックスワークから生み出されるグルーブ感が堪能できる「スカボロー・フェア」、スリリングかつファンキーに仕上げた「亡き王女のためのパヴァーヌ」。
「フュージョン」という名前のとおり、さまざまな要素を独自に消化して生み出されたこの空気感は、ファンならずとも一聴の価値ありだ。
なお近日、この日のライブ音源はCDとなって発売されるが、192kHz/24bitをはじめとしたハイレゾリューション音源は、本誌でなければ手に入れることができないプレミアムな音源となっている。
さらに今号では、いま話題のDSD音源(DFFフォーマット)も用意。こちらは192kHz/24bitにミックスダウンした音源をアナログ2chでKORGのDSDレコーダー「MR-2000S」に取り込みDSD音源をしたもの。こちらもまた192kHz/24bitとは一味違う音質へと仕上がっている。
なお、ネットオーディオ誌ではこのハイレゾリューリョン音源を存分に楽しむための方法が満載。ぜひ本誌を片手に、スリリングな演奏が真空パックされたこの付録音源をお楽しみいただきたい。
これらの付録音源がなぜここまでのご好評をいただいているのか。それはアーティストのハイクオリティな演奏を、音に対する明確なポリシーを持ったレコーディングエンジニアの手によって作品として仕上げられたことにある。
本項では「本多俊之BW4×和田アキラ PIT INN LIVE」をご紹介したい。
今回のPIT INN LIVEは、8月29日に行われたパフォーマンスを収録したもの。エンジニアはこれまでと同様、ピットインミュージックの菊地昭紀氏が担当している。自身もサックス/フルート奏者としての側面を持つ傍らで、六本木ピットイン時代よりPAエンジニアとしてジャズ界の著名ミュージシャンや、日本で行われているほぼ全てのジャズフェスティバルのエンジニリングを担当した経歴を持つ人物である。
つまり、ミュージシャンとエンジニア双方の目線でレコーディングを行っている人物といえるだろう。
今回のPIT INN LIVEでは、これまで以上に菊地氏の手腕が発揮された内容となっている。
サックス、キーボード、ベース、ドラムス、ギターの5名からなるバンドスタイルに対し、菊地氏はアンビエンスも含めて24本のマイクを使用して192kHz/24bitにてマルチトラックで収録。音源に収められた圧倒的なグルーヴ感は、菊地氏の絶妙なマイキングとミックス手腕によって見事なまでにデータに収められている。
もちろん、演奏そのもののクオリティはいうまでもないだろう。今回は誰もが一度は聴いたことがある楽曲を選曲しているが、どれもが本多俊之BW4+和田アキラの本音源でしか味わえないようなアレンジとなっている。
原曲の雰囲気とは大きく異なり、疾走感溢れるエキサイティングなフュージョンナンバーへと仕上がった「コンドルは飛んで行く」、本多氏の絶妙なサックスワークから生み出されるグルーブ感が堪能できる「スカボロー・フェア」、スリリングかつファンキーに仕上げた「亡き王女のためのパヴァーヌ」。
「フュージョン」という名前のとおり、さまざまな要素を独自に消化して生み出されたこの空気感は、ファンならずとも一聴の価値ありだ。
なお近日、この日のライブ音源はCDとなって発売されるが、192kHz/24bitをはじめとしたハイレゾリューション音源は、本誌でなければ手に入れることができないプレミアムな音源となっている。
さらに今号では、いま話題のDSD音源(DFFフォーマット)も用意。こちらは192kHz/24bitにミックスダウンした音源をアナログ2chでKORGのDSDレコーダー「MR-2000S」に取り込みDSD音源をしたもの。こちらもまた192kHz/24bitとは一味違う音質へと仕上がっている。
なお、ネットオーディオ誌ではこのハイレゾリューリョン音源を存分に楽しむための方法が満載。ぜひ本誌を片手に、スリリングな演奏が真空パックされたこの付録音源をお楽しみいただきたい。
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