ナスペック、Pro-Jectの新フォノイコ「Phono BOX RS」「Phono BOX DS」

（株）ナスペックは、Pro-Ject Audioのフォノイコライザー新モデル「Phono BOX RS」と「Phono Box DS」を5月25日より発売する。

■Phono BOX RS　￥OPEN（予想実売価格円145,000前後）

ボックス・コンポーネント・DS/RS シリーズとのマッチングを想定したフォノイコライザー。入出力にRCAとXLRをそれぞれ1系統ずつ備えている。

入力インピーダンスの無段階調整・入力容量・ゲイン・Subsonicフィルターなど豊富な調整機能を備え、様々なMM／高出力MC／低出力MCカートリッジに対応。かつてのDECCAレコードのイコライザーカーブであるDECCAカーブを再生可能な「DECCAカーブモード」に切り替え可能な点が大きな特徴。

シンプルで強固な筐体は内部回路を振動や外部干渉から保護。これにより極めて低いノイズと歪率を実現したとしている。

入力インピーダンスは無段階調整時に10Ω～ 1,200Ω、固定時で10Ω、47kΩ。外形寸法は200W×72H×194Dmm、質量が2.0kg（電源部を除く）。シルバーとブラックの2色を用意している。

■Phono Box DS　￥OPEN（予想実売価格円60,000前後）

ボックス・コンポーネント・DSシリーズとのマッチングを想定したフォノイコライザー。入出力はRCAを各1系統ずつ用意する。

リアパネルに配置されたSubsonicフィルタースイッチを除く入力インピーダンス・入力容量・ゲイン等の調整機能をフロントパネルのみで操作でき、様々なMM/MCカートリッジに対応する。

Phono BOX RS同様に筐体は内部回路を振動や外部干渉から保護。厳選したアンプモジュールとオーディオグレードのポリプロピレンコンデンサーにより低ノイズ・高精度の音質を実現したとしている。

入力インピーダンスは10Ω、100Ω、1000Ω、47kΩの選択式。外形寸法が103W×72H×144Dmm、質量が1.1kg（電源部を除く）。本機もシルバーとブラックの2色で展開する。