中村製作所、電源不要DAP用アイソレーショントランス新モデル − 携帯用/据置型の2製品
中村製作所は、DAP用の小型アイソレーショントランス“AClear Porta”の新モデルとして、ポータブルタイプの「NIP-02SQ」、据置タイプの「NIP-03」を発売する。両製品はあす11日開催の「春のヘッドフォン祭2013」に出品される。
■ポータブルタイプ「NIP-02SQ」
7月初旬発売、¥OPEN(予想実売価格13,800円前後)
筒型だった「NIP-01」に対し、本モデルは箱型に変更。DAPやDACなどポータブル機器と組合せやすくしたという。外形寸法は45W×65H×20Dmm、質量約65g。側面を大きなR形状とし、前面パネルとツマミなマシニング加工による切削品を採用している。また、前面パネルの周囲にはダイヤモンドカット加工を施し、高級感を演出している。
搭載トランスは使用コア材や巻き線素材の材質、そして巻き線構造を見直し。広帯域かつ高出力を実現するという。
左右の音楽信号をアナログボリュームによってミックスさせるステレオミックス回路を搭載。古い録音のソフト左右信号を調整したり、モノラル出力も行うことができるようになった。
最大使用レベルは250mW/ch、適合インピーダンスは12〜64Ω。入出力端子には3.5mmステレオミニジャックを備えている。
■据え置きタイプ「NIP-03」
5月17日発売、¥OPEN(予想実売価格58,800円前後)
NIP-01と同時期に発表されていたモデル(関連ニュース)は諸般の理由により発売が延期されていたが、このたび大幅にブラッシュアップして正式発売となる。
トップパネルにはハイ/ローのインピーダンス切り替えスイッチを設置し、接続するヘッドホンごとに最適なインピーダンスを選択可能。
搭載しているアイソレーショントランスは、設計から生産まで全て中村製作所の自社生産。NIP-01/NIP-02の約1.5倍の大型コア材を使用するほか、巻き線素材の材質/構造の見直し等により広帯域かつ高出力を可能にしているという。また、トランスの取付方法も工夫したとのこと。大レベル〜低レベル信号まで、音楽性に優れた再生音を引き出すことができるという。
前面パネルとツマミにはマシニング加工による切削品を採用、フロントパネル周囲にはダイヤモンドカット加工を施し高級感を演出。操作部品の集中するトップパネルには、カーボンパネルを配し、制振性を高め音質に配慮するとともに、デザイン上の特徴にもしている。
さらに、製品の組み立てや配線は全て職人による手作業。使用される配線材には独自の熱処理を加えた4Nポリプロ銅単線を採用した。
ボリュームにはアナログ式巻き線型のものをL/R単独で使用。ギャングエラーなどの影響を抑えるという。また、左右の音楽信号をアナログボリュームでミックスさせるステレオミックス回路を搭載した。
最大使用レベルは500mW/ch。適合インピーダンスは12〜200Ωで、ハイ/ロー切り替え式。周波数特性は15Hz〜50kHz±3dB。入力端子として3.5mmステレオミニジャックを、出力端子として3.5mmステレオミニジャックと、6.3mmステレオ標準ジャックを用意する。
外形寸法は130W×35H×80Dmm、質量は約360g。
【問い合わせ先】
中村製作所
TEL/042-759-7812
■ポータブルタイプ「NIP-02SQ」
7月初旬発売、¥OPEN(予想実売価格13,800円前後)
筒型だった「NIP-01」に対し、本モデルは箱型に変更。DAPやDACなどポータブル機器と組合せやすくしたという。外形寸法は45W×65H×20Dmm、質量約65g。側面を大きなR形状とし、前面パネルとツマミなマシニング加工による切削品を採用している。また、前面パネルの周囲にはダイヤモンドカット加工を施し、高級感を演出している。
搭載トランスは使用コア材や巻き線素材の材質、そして巻き線構造を見直し。広帯域かつ高出力を実現するという。
左右の音楽信号をアナログボリュームによってミックスさせるステレオミックス回路を搭載。古い録音のソフト左右信号を調整したり、モノラル出力も行うことができるようになった。
最大使用レベルは250mW/ch、適合インピーダンスは12〜64Ω。入出力端子には3.5mmステレオミニジャックを備えている。
■据え置きタイプ「NIP-03」
5月17日発売、¥OPEN(予想実売価格58,800円前後)
NIP-01と同時期に発表されていたモデル(関連ニュース)は諸般の理由により発売が延期されていたが、このたび大幅にブラッシュアップして正式発売となる。
トップパネルにはハイ/ローのインピーダンス切り替えスイッチを設置し、接続するヘッドホンごとに最適なインピーダンスを選択可能。
搭載しているアイソレーショントランスは、設計から生産まで全て中村製作所の自社生産。NIP-01/NIP-02の約1.5倍の大型コア材を使用するほか、巻き線素材の材質/構造の見直し等により広帯域かつ高出力を可能にしているという。また、トランスの取付方法も工夫したとのこと。大レベル〜低レベル信号まで、音楽性に優れた再生音を引き出すことができるという。
前面パネルとツマミにはマシニング加工による切削品を採用、フロントパネル周囲にはダイヤモンドカット加工を施し高級感を演出。操作部品の集中するトップパネルには、カーボンパネルを配し、制振性を高め音質に配慮するとともに、デザイン上の特徴にもしている。
さらに、製品の組み立てや配線は全て職人による手作業。使用される配線材には独自の熱処理を加えた4Nポリプロ銅単線を採用した。
ボリュームにはアナログ式巻き線型のものをL/R単独で使用。ギャングエラーなどの影響を抑えるという。また、左右の音楽信号をアナログボリュームでミックスさせるステレオミックス回路を搭載した。
最大使用レベルは500mW/ch。適合インピーダンスは12〜200Ωで、ハイ/ロー切り替え式。周波数特性は15Hz〜50kHz±3dB。入力端子として3.5mmステレオミニジャックを、出力端子として3.5mmステレオミニジャックと、6.3mmステレオ標準ジャックを用意する。
外形寸法は130W×35H×80Dmm、質量は約360g。
【問い合わせ先】
中村製作所
TEL/042-759-7812
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