「AKUBARIK」は5ch分のチャクラ・パワーアンプを搭載

リン、新アクティブスピーカー「AKUBARIK」と新カートリッジ「KANDID」を5月より発売

公開日 2013/04/02 17:35 ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
リンは、アクティブスピーカーの新モデル「AKUBARIK」とカートリッジ「KANDID」を5月より発売する。各製品の詳細は以下の通り。

アクティブスピーカー
AKUBARIK ¥2,520,000(税込)

「AKUBARIK」

5チャンネル分のチャクラ・パワーアンプと専用アクティブクロスオーバーを搭載したアクティブスピーカー。テーマは「接点の排除」と「ノイズの極小化」とのことで、アイソレーションされた電源基板とオーディオ基板の2枚のみで構成し、スピーカーユニットまで最短のシグナルパスとなるような回路レイアウトを採用している。

なおエレクトロニクス部はブラックアナダイズ処理されたアルミ引き抜きシャーシにマウントされ、ファンを用いないパッシブな排熱/換気機構で運用される。

高域〜中域は「KLIMAX 350」でも採用された3ウェイアレイが担当。加えて「MAJIK ISOBARIK」で培った同社オリジナルの低音再生方式「ISOBARIK」により、リッチな低音を実現する。

中域〜低域間のクロスオーバーには“ハイブリッド5thオーダー”クロスオーバーを採用。設置環境に合わせて微調整が可能で、スーパートゥイーター/トゥイーター/ミッドレンジは0.5dB刻みでレベル調整を行えるほか、部屋のサイズに合わせて最低再生周波数/Roll-onを19Hz/40Hz/60Hzから選ぶことができる。

キャビネットはバーチ材とMDFを交互に組み合わせた10層構造。仕上げは従来モデルと同じくスタンダード6種、ハイグロス6種、スペシャルペイント200色を用意する。スタンドは肉厚メタルプレートをレーザーカットしたもの。中央部に円錐状のディフューザーをセットすることで、低音を360度放射するという。

MCカートリッジ
KANDID ¥472,500(税込)

「KANDID」

KANDIDは、2003年より同社最上級カートリッジとてラインナップされてきたAKIVAに代わって登場したMC方式カートリッジ。同社のトーンアーム「ECOS SE」のヘッドシェルと同一の航空アルミニウムを採用した「T型シャーシ」スケルトン構造を採用し、AKIVAの7.4gに対し、本機は5.7gという軽量化を実現した。

LINN伝統の「3ポイント・マウント」採用により、同社製トーンアームと組み合わせた際の厳密な固定と正確な読み取りを可能とするとのこと。他社のトーンアーム/ヘッドシェルへの2点固定も可能だ。

他にも、発電ユニット部には平行面を持たせずに共振を抑える、非使用時のスタイラスアングルをプリロードして適正新圧が加わったときに最適角23度となるポールシステムの採用など、様々な音質対策が為されている。また、従来は金属製だったポールピース止めのネジを、非磁性体の樹脂製に変更している。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
新着記事を見る
  • ジャンルスピーカーシステム
  • ブランドLINN
  • 型番AKUBARIK
  • 発売日2013年5月
  • 価格¥2,520,000(税込)
  • ジャンルカートリッジ
  • ブランドLINN
  • 型番KANDID
  • 発売日2013年5月
  • 価格¥472,500(税込)