LINN、「アイソバリック方式」の音響技術を採用したスピーカー「MAJIK ISOBARIK」を発売 - PHILE WEB
アレイテクノロジーとの融合を実現

LINN、「アイソバリック方式」の音響技術を採用したスピーカー「MAJIK ISOBARIK」を発売

公開日 2011/05/23 19:40 ファイル・ウェブ編集部
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MAJIK ISOBARIK
(株)リンジャパンは、LINNの新製品となるスピーカー「MAJIK ISOBARIK」を6月末に発売する。カラーはブラックアッシュ/ウォールナット/ローズナット/チェリー/オーク/ホワイトで、価格は63万円(ペア・税込)。前述のカラーのハイグロス仕上げのほか、RAL classicから選べる210色のカスタムカラーを選んだ場合は、追加料金として15万円(ペア・税込)がかかる。


標準色のカラーバリエーション
本機はKLIMAX、AKURATEに続くスピーカーの新シリーズ。LINNの初代フラグシップスピーカー“ISOBARIK”にて、同社が考案した低音再生拡張効果をもたらす特許技術「アイソバリック方式」が採用されている。また近年のLINNのスピーカーの特徴として挙げられる「アレイテクノロジー」を融合させ、クラスを超えた性能を備えながら、高品位な外観の両立を実現させている。

本体には20cmのユニットを2基搭載。バスレフ型アイソバリック方式のベースシステムを用いた。同一方向にユニゾン/タンデム動作する2基の20cmドライバーを連結させてツインドライブすることで、駆動力などが向上する技術。さらに2基のドライブユニットを向かい合わせてマウントすることにより、動作の対称性を実現し、歪みの少ない再生を実現するという。


アイソバリック方式のドライブユニット

MAJIK ISOBARIKの内部構造
アイソバリック方式のドライブユニットは、本機キャビネットの底部に下向きにマウントされており、無指向性を獲得。また低音が床に向かって発せられることで、音響上のロード効果が得られ、低音再生力が向上するという。

本体正面には2Kドライバーアレイを搭載。高域部の放射特性を約180度確保しつつもバッフル面での反射を低減しているという。

クロスオーバーはリンオリジナルのものを採用。ISOBARIKベースシステムのみのAKTIV SYSTEMや4way 全体のフル AKTIV SYSTEM にも対応する。

なお本機の発売後もMAJIK140など、他のラインナップは継続販売される。

【問い合わせ先】
(株)リンジャパン
TEL/0120-126173

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