入力インピーダンスを1MΩとして信号経路の歪を低減

オーディオリファレンス、DUSSUNのプリメインアンプ「V8i-1MΩ」

公開日 2013/07/23 11:08 ファイル・ウェブ編集部
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オーディオリファレンス インクは、上海のオーディオブランドDUSSUNのプリメインアンプ「V8i-1MΩ」を8月より発売する。価格は399,000円(税込)。

「V8i-1MΩ」

V8i-1MΩは同ブランドの日本でのデビューモデル「V8i」(製品データベース)をベースに、内部の基板や回路構成を全て一新した。

定格出力は250W/ch(8Ω)、500W/ch(4Ω)。1000VAの大型トロイダルトランスを左右独立で搭載するとともに、出力段にはピーク電流90Aを供給するパワートランジスター群を配置する。アンプ内部は左右シンメトリー構成を採用。マルチステージパワーサプライ方式を採用することで、S/Nを保ちながら電源ノイズの影響も除去しているとのこと。

アンプ部の仕様をバックボーンとして、アダプティブ・バイアス方式による「ハイパークラスA回路」を搭載したことも特徴。これは入力信号のレベルに応じて出力段のバイアス電流を可変させる回路で、低インピーダンスドライブ時にもA級動作を維持する。同時に、消費電力、発熱量も抑えられるという。


入力端子はアナログLR(RCA)を5系統を搭載。すべての入力の入力インピーダンスを1MΩとして、信号経路全体の歪を低減している。出力端子はプリアウトを1系統を搭載。本機をパワーアンプとして使用するための入力端子も用意されている。さらに、Uカプラーを取り外すことで、プリアンプ部とパワーアンプ部を独立して使用することも可能となる。

アンプを保護するオーバーロードプロテクション回路も内蔵。入力切り替えとボリューム調整が可能なリモコンが付属する。

主なスペックは、パワーアンプ部は全高調波歪率が0.2%以下、入力インピーダンスが47kΩ、周波数特性が5Hz〜20kHz、S/Nが116dBとなる。プリアンプ部は最大出力レベルが12Vrms、全高調波歪率が0.03%以下、入力インピーダンスが1MΩ、周波数特性が5Hz〜20kHz、S/Nが100dB。外形寸法は434W×220H×530Dmm、質量は41kg。

【問い合わせ先】
(有)オーディオリファレンス インク
TEL/042-574-3185

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