「1」シリーズと「Essential」シリーズの新モデル
ナスペック、Pro-Ject Audioのターンテーブル3機種
ナスペックは、Pro-Ject Audioのターンテーブル3機種を4月10日より発売する。詳細は以下の通り。
・「1-Xpression Carbon」 ¥150,000(税抜)
・「Essential II」 ¥OPEN(予想実売価格73,000円前後)
・「Essential II Phono USB」 ¥OPEN(予想実売価格85,000円前後)
「1-Xpression Carbon」は「1-Xpression III」の、「Essential II/II Phono USB」は「Essential/Phono USB」の後継機種となる。各モデル共に基本的な機能はそのままにトーンアームが大きく進化したとのこと。また、DCモーター採用により50Hz/60Hzの使用の区分けがなくなった。
「1-Xpression Carbon」は同社のベルトドライブ式ターンテーブル「1」シリーズの6世代目となるモデル。アームは先端のヘッドシェル部に直接カートリッジを装着するタイプで、軽量高剛性のカーボン素材を採用。ジンバル(回転台)部もリニューアルされ、さらに精度が高められた。カウンターウェイトは、内部にソルボセインを使用することでダンピング効果に配慮するなど、制振対策を徹底している。
モーター部については、前世代に引き続きゴムによるフローティング・モーター構造を採用。接地面から台座におよび振動をセパレートする。高精度のクロームコーティングが施されたスチール製センタースピンドルは、底にテフロン製のソーサーを設けたブロンズ製ホルダーで受けており、これにより回転摩擦を抑えている。メインプラッターは、重厚なスチールと高分子素材TPEによるサンドイッチ構造を採用して振動対策に配慮する。モーターは、低ノイズシンクロナスDCモーターを採用し、50Hz/60Hzに対応している。
ボディーはローレゾナンスMDF製ハイグロスピアノブラックフィニッシュを採用する。スパイクはTPEを採用した3点支持。出力は金メッキ仕上げのRCAフォノ端子を備える。ベルトのかけ替えにより、33/45回転に対応。
ダストカバー、ターンテーブルシート、RCAフォノケーブル、EP盤アダプターが付属。また、ORTFONの「2M Red」も同梱される。
回転数偏差は0.2%(33)/0.18%(45)、ワウ・フラッターは0.14%(33)/0.13%(45)、S/Nは68dB。トーンアーム寸法は218.5mm、オーバーハングは22.0mm。消費電力は4W、外形寸法は415×130×335mm、質量は5.5kgとなる。
Essentialは同社のターンテーブルのエントリーラインとなる。「Essential II」が通常モデルで、「Essential II Phono USB」はUSBオーディオインターフェース機能を搭載し、A/Dコンバーター内蔵によるアナログレコードのデジタル化に対応するモデルとなる。
前世代よりグレードアップを果たしたシングルピースのアルミニウム製「8.6トーンアーム」を採用。両サイドからのサファイアベアリングによる軸受け式・支持機構としたことで、アームダンピングを低減しトレース精度が向上させたとのこと。
駆動部は、プーリーにシリコンゴムベルト掛けて駆動するベルトドライブを採用。ベルトのかけ替えで33/45回転の変換が可能となる。DCモーター採用により、50Hzと 60Hzに対応する。
プラッターはMDF製、スピンドルは高精度のステンレススチール製となる。ブロンズ製のスピンドルホルダーとの組合せにより低摩擦接触を実現したという。
Essential II Phono USBは、MMフォノアンプ・A/Dコンバーターを内蔵。外付けのフォノアンプを必要とせず、直接プリアンプなどのアンプに接続可能できる。前述のようにUSBケーブルでPCと接続することで、カートリッジから読み取ったアナログ信号をデジタルファイル化してアーカイブすることも可能だ。
Essential II はフォノアンプも内蔵していないので、外付けフォノアンプやフォノ入力搭載アンプと組み合わせて使用することになる。
カートリッジはORTFONのOM 5Eを採用。脚部は本体を3点支持で、プラスチックとゴムで固定する方式となる。カラーバリエーションは両機ともにブラックとホワイトを用意している。
両モデルの共通の使用は以下の通り。回転数偏差は±1.5%、ワウ・フラッターは±0.25%、S/Nは65dB。トーンアーム寸法は218.5mm、オーバーハングは18.5mmとなる。適合カートリッジ自重については、付属カウンターウエイトで3.5g〜5.5gまで対応。消費電力は「Essential II」は4W、「Essential II PhonoUSB」が5W。外形寸法は415W×112H×335Dmm、質量は「Essential II」が3.7kg、「Essential II PhonoUSB」が3.9kgとなる。
・「1-Xpression Carbon」 ¥150,000(税抜)
・「Essential II」 ¥OPEN(予想実売価格73,000円前後)
・「Essential II Phono USB」 ¥OPEN(予想実売価格85,000円前後)
「1-Xpression Carbon」は「1-Xpression III」の、「Essential II/II Phono USB」は「Essential/Phono USB」の後継機種となる。各モデル共に基本的な機能はそのままにトーンアームが大きく進化したとのこと。また、DCモーター採用により50Hz/60Hzの使用の区分けがなくなった。
「1-Xpression Carbon」は同社のベルトドライブ式ターンテーブル「1」シリーズの6世代目となるモデル。アームは先端のヘッドシェル部に直接カートリッジを装着するタイプで、軽量高剛性のカーボン素材を採用。ジンバル(回転台)部もリニューアルされ、さらに精度が高められた。カウンターウェイトは、内部にソルボセインを使用することでダンピング効果に配慮するなど、制振対策を徹底している。
モーター部については、前世代に引き続きゴムによるフローティング・モーター構造を採用。接地面から台座におよび振動をセパレートする。高精度のクロームコーティングが施されたスチール製センタースピンドルは、底にテフロン製のソーサーを設けたブロンズ製ホルダーで受けており、これにより回転摩擦を抑えている。メインプラッターは、重厚なスチールと高分子素材TPEによるサンドイッチ構造を採用して振動対策に配慮する。モーターは、低ノイズシンクロナスDCモーターを採用し、50Hz/60Hzに対応している。
ボディーはローレゾナンスMDF製ハイグロスピアノブラックフィニッシュを採用する。スパイクはTPEを採用した3点支持。出力は金メッキ仕上げのRCAフォノ端子を備える。ベルトのかけ替えにより、33/45回転に対応。
ダストカバー、ターンテーブルシート、RCAフォノケーブル、EP盤アダプターが付属。また、ORTFONの「2M Red」も同梱される。
回転数偏差は0.2%(33)/0.18%(45)、ワウ・フラッターは0.14%(33)/0.13%(45)、S/Nは68dB。トーンアーム寸法は218.5mm、オーバーハングは22.0mm。消費電力は4W、外形寸法は415×130×335mm、質量は5.5kgとなる。
Essentialは同社のターンテーブルのエントリーラインとなる。「Essential II」が通常モデルで、「Essential II Phono USB」はUSBオーディオインターフェース機能を搭載し、A/Dコンバーター内蔵によるアナログレコードのデジタル化に対応するモデルとなる。
前世代よりグレードアップを果たしたシングルピースのアルミニウム製「8.6トーンアーム」を採用。両サイドからのサファイアベアリングによる軸受け式・支持機構としたことで、アームダンピングを低減しトレース精度が向上させたとのこと。
駆動部は、プーリーにシリコンゴムベルト掛けて駆動するベルトドライブを採用。ベルトのかけ替えで33/45回転の変換が可能となる。DCモーター採用により、50Hzと 60Hzに対応する。
プラッターはMDF製、スピンドルは高精度のステンレススチール製となる。ブロンズ製のスピンドルホルダーとの組合せにより低摩擦接触を実現したという。
Essential II Phono USBは、MMフォノアンプ・A/Dコンバーターを内蔵。外付けのフォノアンプを必要とせず、直接プリアンプなどのアンプに接続可能できる。前述のようにUSBケーブルでPCと接続することで、カートリッジから読み取ったアナログ信号をデジタルファイル化してアーカイブすることも可能だ。
Essential II はフォノアンプも内蔵していないので、外付けフォノアンプやフォノ入力搭載アンプと組み合わせて使用することになる。
カートリッジはORTFONのOM 5Eを採用。脚部は本体を3点支持で、プラスチックとゴムで固定する方式となる。カラーバリエーションは両機ともにブラックとホワイトを用意している。
両モデルの共通の使用は以下の通り。回転数偏差は±1.5%、ワウ・フラッターは±0.25%、S/Nは65dB。トーンアーム寸法は218.5mm、オーバーハングは18.5mmとなる。適合カートリッジ自重については、付属カウンターウエイトで3.5g〜5.5gまで対応。消費電力は「Essential II」は4W、「Essential II PhonoUSB」が5W。外形寸法は415W×112H×335Dmm、質量は「Essential II」が3.7kg、「Essential II PhonoUSB」が3.9kgとなる。
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