クイケン三兄弟によるモーツァルトのフルート四重奏曲も

エソテリック、SACD「名盤復刻シリーズ」に2作品を追加 − ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲など

公開日 2014/08/21 17:46 ファイル・ウェブ編集部
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エソテリックは、SACD「名盤復刻シリーズ」に「ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲&ロマンス」と「モーツァルト:フルート四重奏曲全集」の2作品を追加。各3,143円(税抜)で9月10日に発売する。

■ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲&ロマンス(品番:ESSD-90105)
 ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
 ベルナルト・ハイティンク(指揮)
 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 レーベル:英DECCA
 音源提供:ユニバーサルミュージック合同会社
 ジャンル:協奏曲


1973年に録音されたベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲に、その2年前に録音された「ロマンス」2曲を加えたものを初めてSACDハイブリッド化。

ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は、バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータやブラームスのヴァイオリン協奏曲と並んで、シェリングのトレードマークとでもいうべき重要なレパートリーで、生涯に3度の正規録音を残している。当アルバムの1973年フィップス録音は、シェリングにとって3回目の録音となったもので、共演はベルナルト・ハイティンク指揮するロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団。プロデュースは、当時フィリップスのメイン・プロデューサー〜エンジニアだったフォルカー・シュトラウス(1936〜2002)がを担当している。

■モーツァルト:フルート四重奏曲全集(品番:ESSK-90106)
 バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)
 シギスヴァルト・クイケン(ヴァイオリン)
 ルシー・ファン・デール(ヴィオラ)
 ヴィーラント・クイケン(チェロ)
 レーベル:Accent
 音源提供:キングインターナショナル
 ジャンル:室内楽


ベルギーのクイケン三兄弟によるモーツァルトのフルート四重奏曲。アクサン・レーベル創設4年目の1982年に録音されたもので、発売当初から、その演奏の見事さと録音の美しさが高く評価されてきた名盤だという。録音はボーフェ教会という場所で行われた。アクサン・レーベルの特徴である、教会の響きを生かしながらも、決してその響きにのまれない音作りは、クイケン兄弟の丁寧な音楽作りを引き立たせているとしている。

【問い合わせ先】
エソテリック AVお客様相談室
TEL/0570-000-701

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