アッカはORPHEUSの新プリアンプを参考出展

【TIAS】初出展のヤマハ、Hi-Fiフラグシップ“S3000”シリーズ強力アピール

公開日 2014/09/23 14:31 ファイル・ウェブ編集部
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本日9月23日から「東京インターナショナルオーディオショウ2014」が有楽町の東京国際フォーラムで開催されている。本記事では、本イベント初出展となるヤマハや、アッカ、太陽インターナショナルのブース出展内容をご紹介する。

■ヤマハ

本イベントに初出展となるヤマハは、フラグシップシリーズ「A-S3000」「CD-S3000」(関連レビュー)をはじめとした同社Hi-Fiコンポーネント製品の試聴デモを行っている。

ヤマハブースの様子

S3000シリーズとS2100シリーズを用意し、それぞれの試聴を実施

ブース内では、同社の調音パネル「ACP-2N」を壁全体に配置した環境でデモを実施。Hi-Fiコンポーネントは上述のS3000シリーズと中級機「A-S2100」「CD-S2100」(関連記事)を使用している。

スピーカーは、同社の最上位モデル“Soavo”「NS-F901」のほか、ELAC「BS314」とPIEGA「LDR2542MKII」を用意しており、S3000シリーズとS2100シリーズに全3機種のスピーカーそれぞれを組み合わせたデモを体験できる。

“Soavo”「NS-F901」のほか、ELAC「BS314」とPIEGA「LDR2542MKII」を用意

さらに会場後方では、特別にトップカバーを開いた状態で内部が見えるS3000シリーズの実機や、使用パーツなどが公開されている。また、10月中旬発売を予定しているネットワーク対応プリメインアンプ「A-S801(関連ニュース)」も展示している。

会場後方の様子


A-S3000の内部構造

CD-S3000の内部構造


内部パーツもばらした状態で置いてある

10月発売予定のネットワーク対応プリメイン「A-S801」も

■アッカ

アッカは、同社が取り扱うKRELL、YG ACOUSTICSなどの製品を中心とした試聴デモを実施している。

KRELLなどの最新モデルを使用した試聴デモを実施している

KRELL「Solo 575」

中でも、スイスのオーディオブランド ORPHEUS(オルフェウス)からは、流線型のフロントパネルデザインが特徴的な“Helitage”シリーズの新製品として、別筐体電源を採用したプリアンプを参考出展。本機は、電源部をプリアンプのコントロールセクションとパワーサプライを完全にセパレートした構成としている。

ORPHEUS“Helitage”「Pre Amp」。下が電源部で、二層にセパレートした構造を採用している

なお今回のイベント会場に導入した機体は電源部を開発中とのことで、最終仕様ではないとのことだが、会場内では特別にHelitageシリーズの従来モデル SACDトランスポートとDAコンバータと組み合わせての再生を実施している。国内における発売時期や価格等の詳細も未定とのこと。


■太陽インターナショナル

太陽インターナショナルは、同社が取り扱うJEFF ROWLANDやNAGRA、dCS、AVALON、Rockport Technologiesの各製品を組み合わせたシステムで試聴デモを行っている。

太陽インターナショナルブースの様子

JEFF ROWLANDのモノラルパワーアンプ「Model925」や、ステレオパワーアンプ「Model825」を使用

デモでは、今春発売を開始したNAGRAの最新DAコンバーター「HD DAC」や、年初に発売を開始したRockport Technologiesのスピーカー「Avior」で再生を実施。

NAGRA「HD DAC」

Rockport Technologie「Avior」

なお、太陽インターナショナルでは以前、Rockport Technologiesのアナログプレーヤーを取り扱っていた。このアナログプレーヤーは既に撤退してしまったものの、改めて今年から同ブランドのスピーカー製品の取扱いを開始したという経緯がある。会場では上述のAviorのほか、下位モデルのAtriaも展示されている。

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