USB-DAC非搭載の低価格モデルも
ヤマハ、DSD対応USB-DAC搭載の入門プリメイン「A-S801」など3機種
ヤマハは、DSD 5.6MHz音源に対応するUSB-DAC機能を搭載した「A-S801」など、新プリメインアンプを9月下旬より順次発売する。ラインナップは、「A-S801」「A-S501」「A-S301」の3機種。
いずれも同社プリメインアンプ製品のエントリーラインに位置づけられるモデルで、コンセプトは「音楽性の表現」。具体的には、音の開放感を高めエモーショナルな表現を狙っており、開発時には特に「低音のリズム感」を中心にチューニングを施したという。フラグシップモデル“S3000”シリーズや上位モデル“S2100”シリーズの方向性を受け継いだ音づくりを行っている。製品ごとの詳細は以下の通り。
・A-S801 ¥100,000(税抜)10月中旬発売
定格出力100W×2のディスクリートパワーアンプを搭載するモデル。音声入力として、CD/同軸デジタル/光デジタル/MMフォノ/ラインのほかにUSBを備えており、USB-DAC機能を搭載していることが特徴となる。
DAC部にはESS社製の32bit DAC「ES9010K2M」を採用しており、USB入力経由で最大384kHz/32bitのPCM、最大5.6MHzのDSDにも対応する。なお、Mac接続時の最大ビットレートは24bitまでとなる。DSD再生は、ASIOまたはDoP方式をサポートしている。なお、今回発表された3機種の中でUSB-DACを搭載するのは本機のみ。
本体フロントにはデジタルシグナルインジケーターを配置しており、入力ソースのフォーマットを視覚的に確認できる。PCMは384/192/96・88.2/48・44.1kHz、DSDは5.6/2.8MHzの各表示ランプを装備しており、再生を開始すると入力ソースに該当するインジケーターのランプが点灯する。
本体シャーシはダブルボトム構造を採用。内部には、従来モデル「A-S700」から引き続いて高音質設計思想「ToP-ART」を投入。チャンネルセパレーションを高める左右対称コンストラクション構成や、制振性を高める「ART Base」、中心にソリッドセンターバーなどを配置する。最短経路で信号伝送を行い、信号ロスを抑える構造としている。
また、CD入力端子〜ボリューム間を差動増幅バッファーアンプを介して直結する独自構成「CDダイレクトアンプ」も採用。セレクター入力に関わらずCDプレーヤーからの信号を優先的に再生するシステムで、適度なゲインを配分し、より原音に忠実な音質での再生を行えるとしている。従来モデルでも採用されていた技術だが、今回のA-S801では新たにCD入力信号をバランス信号に変換して内部伝送し、出力時に再度アンバランス信号に変換する仕組みに進化した。これにより、サウンドのSN比をさらに高めている。
出力端子は金メッキ製のRCAとスピーカーターミナルを備えており、サブウーファー出力も装備する。また、付属の電源ケーブルにはOFC導体を採用するなど、細かい部分で音質に配慮した構成としている。
そのほか、ヤマハ製のBluetoothアダプター「YBA-11」の接続にも対応しており、本機をオプション接続することでBluetooth再生も行える。
・A-S501 ¥60,000(税抜)9月下旬発売
・A-S301 ¥40,000(税抜)9月下旬発売
2機種とも、上述のA-S801からUSB-DAC機能を省略するなど細部を変更することで低価格帯を実現している。いずれも、内部にはエントリーラインの高音質設計思想「ToP-ART」を採用する。
A-S501は、従来モデル「A-S500」のマイナーチェンジモデルとなり、定格出力85W×2のディスクリートパワーアンプを搭載。A-S301は、従来モデル「A-S300」のマイナーチェンジモデルで、定格出力60W×2のディスクリートパワーアンプを搭載する。
音声入力として、CD/同軸デジタル/光デジタル/MMフォノ/ラインを装備。出力端子には、RCA出力とスピーカーターミナルを備えている。また、サブウーファー出力も搭載する。さらに、オプションのBluetoothアダプター「YBA-11」の接続にも対応している。
2機種とも、トーン/ラウドネス/バランスの各コントロールと後段バッファーアンプをバイパスし、全入力での音質向上を実現する「ピュアダイレクトスイッチ」を採用する。
なお、A-S801を含む3機種とも音声入力用に同軸デジタル/光デジタル端子を装備しており、音楽再生以外にもテレビやBDプレーヤーなどの機器と接続するといった、テレビ視聴環境の音質強化にも使用できる。
【問い合わせ先】
ヤマハお客様コミュニケーションセンター
オーディオ・ビジュアル機器ご相談窓口
TEL/0570-01-1808(ナビダイヤル)
TEL/053-460-3409(携帯電話、PHS)
いずれも同社プリメインアンプ製品のエントリーラインに位置づけられるモデルで、コンセプトは「音楽性の表現」。具体的には、音の開放感を高めエモーショナルな表現を狙っており、開発時には特に「低音のリズム感」を中心にチューニングを施したという。フラグシップモデル“S3000”シリーズや上位モデル“S2100”シリーズの方向性を受け継いだ音づくりを行っている。製品ごとの詳細は以下の通り。
・A-S801 ¥100,000(税抜)10月中旬発売
定格出力100W×2のディスクリートパワーアンプを搭載するモデル。音声入力として、CD/同軸デジタル/光デジタル/MMフォノ/ラインのほかにUSBを備えており、USB-DAC機能を搭載していることが特徴となる。
DAC部にはESS社製の32bit DAC「ES9010K2M」を採用しており、USB入力経由で最大384kHz/32bitのPCM、最大5.6MHzのDSDにも対応する。なお、Mac接続時の最大ビットレートは24bitまでとなる。DSD再生は、ASIOまたはDoP方式をサポートしている。なお、今回発表された3機種の中でUSB-DACを搭載するのは本機のみ。
本体フロントにはデジタルシグナルインジケーターを配置しており、入力ソースのフォーマットを視覚的に確認できる。PCMは384/192/96・88.2/48・44.1kHz、DSDは5.6/2.8MHzの各表示ランプを装備しており、再生を開始すると入力ソースに該当するインジケーターのランプが点灯する。
本体シャーシはダブルボトム構造を採用。内部には、従来モデル「A-S700」から引き続いて高音質設計思想「ToP-ART」を投入。チャンネルセパレーションを高める左右対称コンストラクション構成や、制振性を高める「ART Base」、中心にソリッドセンターバーなどを配置する。最短経路で信号伝送を行い、信号ロスを抑える構造としている。
また、CD入力端子〜ボリューム間を差動増幅バッファーアンプを介して直結する独自構成「CDダイレクトアンプ」も採用。セレクター入力に関わらずCDプレーヤーからの信号を優先的に再生するシステムで、適度なゲインを配分し、より原音に忠実な音質での再生を行えるとしている。従来モデルでも採用されていた技術だが、今回のA-S801では新たにCD入力信号をバランス信号に変換して内部伝送し、出力時に再度アンバランス信号に変換する仕組みに進化した。これにより、サウンドのSN比をさらに高めている。
出力端子は金メッキ製のRCAとスピーカーターミナルを備えており、サブウーファー出力も装備する。また、付属の電源ケーブルにはOFC導体を採用するなど、細かい部分で音質に配慮した構成としている。
そのほか、ヤマハ製のBluetoothアダプター「YBA-11」の接続にも対応しており、本機をオプション接続することでBluetooth再生も行える。
・A-S501 ¥60,000(税抜)9月下旬発売
・A-S301 ¥40,000(税抜)9月下旬発売
2機種とも、上述のA-S801からUSB-DAC機能を省略するなど細部を変更することで低価格帯を実現している。いずれも、内部にはエントリーラインの高音質設計思想「ToP-ART」を採用する。
A-S501は、従来モデル「A-S500」のマイナーチェンジモデルとなり、定格出力85W×2のディスクリートパワーアンプを搭載。A-S301は、従来モデル「A-S300」のマイナーチェンジモデルで、定格出力60W×2のディスクリートパワーアンプを搭載する。
音声入力として、CD/同軸デジタル/光デジタル/MMフォノ/ラインを装備。出力端子には、RCA出力とスピーカーターミナルを備えている。また、サブウーファー出力も搭載する。さらに、オプションのBluetoothアダプター「YBA-11」の接続にも対応している。
2機種とも、トーン/ラウドネス/バランスの各コントロールと後段バッファーアンプをバイパスし、全入力での音質向上を実現する「ピュアダイレクトスイッチ」を採用する。
なお、A-S801を含む3機種とも音声入力用に同軸デジタル/光デジタル端子を装備しており、音楽再生以外にもテレビやBDプレーヤーなどの機器と接続するといった、テレビ視聴環境の音質強化にも使用できる。
【問い合わせ先】
ヤマハお客様コミュニケーションセンター
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TEL/0570-01-1808(ナビダイヤル)
TEL/053-460-3409(携帯電話、PHS)
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