アイシン高丘からは新フラグシップラック登場
【TIAS】オルトフォン、創立95周年記念カートリッジ「SPU 95 Anniversary」発表
本日9月23日から「2014 東京インターナショナルオーディオショウ」が有楽町の東京国際フォーラムで開催されている。本記事では、オルトフォン、アイシン高丘、今井商事のブース出展内容をご紹介する。
■オルトフォン
オルトフォンは、同社の創業95周年を記念したカートリッジ「SPU 95 Anniversary」を公開している。
本機は、今年5月にドイツ・ミュンヘンで開催された「Munich High-End 2014」の会場で一部のディーラーにのみ特別公開されていたモデル(関連ニュース)。今回のインターナショナルオーディオショウの展示ではガラスケースの中に収納されており、試聴は行えない。
本製品は、独自に開発した「SLM(セレクティブ・レーザー・メルティング)」技術を採用することが特徴。チタンのマイクロパウダーをレーザーで構成し密度を均一としたモノコックオーディオエンジンを生成することによって、ハウジングの剛性を高め、内部ダンピング効果を向上させている。オーディオエンジンの駆動コイルには銀メッキを施した高純度銅線(99.9999%)を採用する。
磁気回路は全てチタニウムで構成した骨格で組み上げている。また、磁気回路の中に導体性の極小シリンダーを組み込み、磁界の強さを一定に保つ技術「FSE(Field Stabilizing Element)」も採用した。SPUのハウジングは木紛末55%と混合樹脂のハイブリッド製で、鳴きを抑えた柔らかく温かい自然な再生を実現するとしている。
純粋楕円ダイアモンド針は、音溝両壁の凹凸を完全にトレースするとのこと。カンチレバーはアルミニウムとしている。スタイラスチップはr/R 8/18μmで、適正針圧は3.0g。
出力電圧は0.3mVで、周波数帯域は20Hz〜30kHz(±2dB)。本体質量は28g。なお、本製品は全世界で500個限定の発売となり、国内における販売価格は30万円(税抜)。
■アイシン高丘
アイシン高丘は、TAOCブランドのスピーカー「FC4500」「FC3100/R」を使用した試聴デモを行っている。
また、ブース内では、10月発売を予定している同社ラック製品のフラグシップ“CSR”シリーズを公開中だ。TAOCが培った制振技術を搭載した“集大成モデル”としてラインナップされていた“CS”シリーズの後継で、CSシリーズのユーザーから寄せられた声を反映させながらさらに制振性能を高めている。
本製品は、鋳鉄入りのスチールパイプを支柱に使用することで、制振性を向上。さらに棚板は二層のサンドイッチ構造で、真ん中に鋳鉄粉入りのハニカムコアを挟んでいる。二枚の棚板同士はスパイクとプレートでフローティング支持させており、3mmの隙間をあけている。
なお棚板の幅は従来のラック製品に多い600mmサイズより少し長い630mmで、これはデザイナーが室内に配置してオーディオ機器を設置したときに収まりが良く安定する長さを選択したという。脚部は、鋳鉄製スパイクを包むような深型プレートを採用。キャスターへの変更も行えるようにしている。
製品は、ライトとダークの2種類のカラーをラインナップ。1段〜4段構成まで選択可能で、価格は1段構成で16万円(税抜)、4段構成で46万円(税抜)となる。
■今井商事
今井商事は、同社が取り扱うMYTEK DIGITAL「192 DSD DAC P」などを使用した再生デモを実施。
スピーカーによる2ch再生のほかにも、会場の後方ではヘッドホン試聴コーナーを設けており、MYTEK DIGITAL「192 DSD M」、CANOR Audio「TP10」、Densen Audio「BEAT B-420」などを使用してヘッドホン試聴が行える。オリオスペックの静音PC「Canarino」最新モデルも用意されている。
■オルトフォン
オルトフォンは、同社の創業95周年を記念したカートリッジ「SPU 95 Anniversary」を公開している。
本機は、今年5月にドイツ・ミュンヘンで開催された「Munich High-End 2014」の会場で一部のディーラーにのみ特別公開されていたモデル(関連ニュース)。今回のインターナショナルオーディオショウの展示ではガラスケースの中に収納されており、試聴は行えない。
本製品は、独自に開発した「SLM(セレクティブ・レーザー・メルティング)」技術を採用することが特徴。チタンのマイクロパウダーをレーザーで構成し密度を均一としたモノコックオーディオエンジンを生成することによって、ハウジングの剛性を高め、内部ダンピング効果を向上させている。オーディオエンジンの駆動コイルには銀メッキを施した高純度銅線(99.9999%)を採用する。
磁気回路は全てチタニウムで構成した骨格で組み上げている。また、磁気回路の中に導体性の極小シリンダーを組み込み、磁界の強さを一定に保つ技術「FSE(Field Stabilizing Element)」も採用した。SPUのハウジングは木紛末55%と混合樹脂のハイブリッド製で、鳴きを抑えた柔らかく温かい自然な再生を実現するとしている。
純粋楕円ダイアモンド針は、音溝両壁の凹凸を完全にトレースするとのこと。カンチレバーはアルミニウムとしている。スタイラスチップはr/R 8/18μmで、適正針圧は3.0g。
出力電圧は0.3mVで、周波数帯域は20Hz〜30kHz(±2dB)。本体質量は28g。なお、本製品は全世界で500個限定の発売となり、国内における販売価格は30万円(税抜)。
■アイシン高丘
アイシン高丘は、TAOCブランドのスピーカー「FC4500」「FC3100/R」を使用した試聴デモを行っている。
また、ブース内では、10月発売を予定している同社ラック製品のフラグシップ“CSR”シリーズを公開中だ。TAOCが培った制振技術を搭載した“集大成モデル”としてラインナップされていた“CS”シリーズの後継で、CSシリーズのユーザーから寄せられた声を反映させながらさらに制振性能を高めている。
本製品は、鋳鉄入りのスチールパイプを支柱に使用することで、制振性を向上。さらに棚板は二層のサンドイッチ構造で、真ん中に鋳鉄粉入りのハニカムコアを挟んでいる。二枚の棚板同士はスパイクとプレートでフローティング支持させており、3mmの隙間をあけている。
なお棚板の幅は従来のラック製品に多い600mmサイズより少し長い630mmで、これはデザイナーが室内に配置してオーディオ機器を設置したときに収まりが良く安定する長さを選択したという。脚部は、鋳鉄製スパイクを包むような深型プレートを採用。キャスターへの変更も行えるようにしている。
製品は、ライトとダークの2種類のカラーをラインナップ。1段〜4段構成まで選択可能で、価格は1段構成で16万円(税抜)、4段構成で46万円(税抜)となる。
■今井商事
今井商事は、同社が取り扱うMYTEK DIGITAL「192 DSD DAC P」などを使用した再生デモを実施。
スピーカーによる2ch再生のほかにも、会場の後方ではヘッドホン試聴コーナーを設けており、MYTEK DIGITAL「192 DSD M」、CANOR Audio「TP10」、Densen Audio「BEAT B-420」などを使用してヘッドホン試聴が行える。オリオスペックの静音PC「Canarino」最新モデルも用意されている。