ポタアン自作キットやバンナイズのバッグ各種も
【ポタ研】1964 EARSの12ドライバーイヤホン「Λ12」/AK240でフルバランス伝送できる乾電池ポタアン
フジヤエービック主催のポータブルオーディオイベント「ポータブルオーディオ研究会 2015冬(ポタ研)」が中野サンプラザで開催された。本記事では、ミックスウェーブ/茶音楽人/Sub minits[しろくま&try_lab]/SOUND POTION/バンナイズのブース出展内容をレポートする。
■ミックスウェーブ
ミックスウェーブは、同社が取り扱う1964 EARSのカスタムIEM新モデル“ADEL Series”3機種を国内初公開していた。ラインナップは「Λ12」「Λ10」「Λ6」で、型番の数字はそれぞれの搭載ドライバー数を表している。
内部のユニット構成は、Λ12が高域/中域/低域にそれぞれ4ドライバーずつを搭載。Λ10が高域×4/中域×4/低域×2で、Λ6は高域/中域/低域にそれぞれ2ドライバーずつを搭載する。いずれも国内発売時期や価格等は未定。
また、Beat Audioが開発したというソニー製ポータブルヘッドホンアンプ「PHA-3」用のバランス接続イヤホンケーブルも参考出展されていた。
そのほか、ALO audioからも今月末発売を予定している多数の新ケーブルが登場。新しいデザインのアダプターケーブル「SXC 24 - 2.5mm to Female Mini Balanced」は、IRIS(角型 4pin)端子を備えたイヤホンケーブルを、2.5mm 4極端子に変換するアダプターケーブル。23,400円前後での販売を予定しているとのこと。そのほかにも、「SXC 8」のMMCX − 3.5mmケーブル(実売57,200円前後)、「Quad Ribbon Cable」のmini to miniケーブル(実売33,000円前後)などが出展されていた。
また、UniqueMelodyのユニバーサルイヤホン「Marverick」を、カスタム仕様にした試作機も登場。今回のブースでは、音作りに携わっているミックスウェーブ宮永氏の耳にあわせた機体を参考までに展示していた。製品化の時期は未定とのこと。
■茶音楽人
茶音楽人のブースでは、同社イヤホンの従来モデル各種のほか、「Donguri-鐘」および音茶楽ブランドの「Flat4-楓弐型」のバランス接続モデルを参考出展していた。バランス接続モデルは2機種とも試作機で、製品化は未定とのこと。いずれも、端子形状が2.5mm 4極であるほかは、既存モデルと同じ仕様となる。
■Sub minits[しろくま&try_lab]
Sub minitsは、インターネット上で自作ポタアンキットを発表している“しろくま氏”と“try_lab氏”によるユニット。今回のイベントでは、サブミニチュア管を用いたポータブルヘッドホンアンプの自作キットを出展していた。製作キット「Phonoka+」「Black Bull」「AXEL」の3種類をラインナップしており、ブース内ではPhonoka+とサブミニチュア管「RAYTHEON JAN 6286」の抽選販売も行っていた。
Phonoka+は今回のポタ研での販売のほかは、4月26日に開催されるCQエレクトロニクス・セミナーへの教材提供で最後になるとのこと。追加生産や再頒布は行わないとのことだ。なお「Sub minits」というユニット名は、サブミニチュア管からきている。
■SOUND POTION
SOUND POTIONでは、乾電池で駆動するポータブルヘッドホンアンプ各種を用意。同社製品のラインナップは「3.5mmアンバランス出力モデル」と「2.5mm 4極バランス出力モデル」の2種類で、特にアンバランス出力モデルの方はフルディスクリート構成としていることを大きくアピールしている。バランス出力モデルの方は、「AK240」「AK120II」「AK100II」と組み合わせてフルバランス伝送を行える開発機も参考出展していた。AKシリーズの2.5mm端子および3.5mm端子と接続して使用する専用設計で、3.5mm端子の方はグラウンド用の接続となる。
このAKシリーズ用ポタアンは、Astell&Kern製品を取り扱うアユートと製品化に向けて話を進めているとのこと。具体的な発売時期などは未定とのことで、基本的には完全受注生産にて販売する予定。
■バンナイズ
バンナイズは、様々なポータブルオーディオ製品とコラボした専用キャリングケース各種を展示していた。
ヘッドホンのキャリングケースとして最適化したという「ヘッドフォン専用キャリングケース/ソフトタイプ」は、今月発売開始したばかりの製品。ヘッドバンド部を下向きにした状態でヘッドホンを中に入れて、ケーブルをフロントのポケットに収納できるようにしている。内部にもポケットを備えており、ケーブルを収納したり、DAPを入れておくことができる。
■ミックスウェーブ
ミックスウェーブは、同社が取り扱う1964 EARSのカスタムIEM新モデル“ADEL Series”3機種を国内初公開していた。ラインナップは「Λ12」「Λ10」「Λ6」で、型番の数字はそれぞれの搭載ドライバー数を表している。
内部のユニット構成は、Λ12が高域/中域/低域にそれぞれ4ドライバーずつを搭載。Λ10が高域×4/中域×4/低域×2で、Λ6は高域/中域/低域にそれぞれ2ドライバーずつを搭載する。いずれも国内発売時期や価格等は未定。
また、Beat Audioが開発したというソニー製ポータブルヘッドホンアンプ「PHA-3」用のバランス接続イヤホンケーブルも参考出展されていた。
そのほか、ALO audioからも今月末発売を予定している多数の新ケーブルが登場。新しいデザインのアダプターケーブル「SXC 24 - 2.5mm to Female Mini Balanced」は、IRIS(角型 4pin)端子を備えたイヤホンケーブルを、2.5mm 4極端子に変換するアダプターケーブル。23,400円前後での販売を予定しているとのこと。そのほかにも、「SXC 8」のMMCX − 3.5mmケーブル(実売57,200円前後)、「Quad Ribbon Cable」のmini to miniケーブル(実売33,000円前後)などが出展されていた。
また、UniqueMelodyのユニバーサルイヤホン「Marverick」を、カスタム仕様にした試作機も登場。今回のブースでは、音作りに携わっているミックスウェーブ宮永氏の耳にあわせた機体を参考までに展示していた。製品化の時期は未定とのこと。
■茶音楽人
茶音楽人のブースでは、同社イヤホンの従来モデル各種のほか、「Donguri-鐘」および音茶楽ブランドの「Flat4-楓弐型」のバランス接続モデルを参考出展していた。バランス接続モデルは2機種とも試作機で、製品化は未定とのこと。いずれも、端子形状が2.5mm 4極であるほかは、既存モデルと同じ仕様となる。
■Sub minits[しろくま&try_lab]
Sub minitsは、インターネット上で自作ポタアンキットを発表している“しろくま氏”と“try_lab氏”によるユニット。今回のイベントでは、サブミニチュア管を用いたポータブルヘッドホンアンプの自作キットを出展していた。製作キット「Phonoka+」「Black Bull」「AXEL」の3種類をラインナップしており、ブース内ではPhonoka+とサブミニチュア管「RAYTHEON JAN 6286」の抽選販売も行っていた。
Phonoka+は今回のポタ研での販売のほかは、4月26日に開催されるCQエレクトロニクス・セミナーへの教材提供で最後になるとのこと。追加生産や再頒布は行わないとのことだ。なお「Sub minits」というユニット名は、サブミニチュア管からきている。
■SOUND POTION
SOUND POTIONでは、乾電池で駆動するポータブルヘッドホンアンプ各種を用意。同社製品のラインナップは「3.5mmアンバランス出力モデル」と「2.5mm 4極バランス出力モデル」の2種類で、特にアンバランス出力モデルの方はフルディスクリート構成としていることを大きくアピールしている。バランス出力モデルの方は、「AK240」「AK120II」「AK100II」と組み合わせてフルバランス伝送を行える開発機も参考出展していた。AKシリーズの2.5mm端子および3.5mm端子と接続して使用する専用設計で、3.5mm端子の方はグラウンド用の接続となる。
このAKシリーズ用ポタアンは、Astell&Kern製品を取り扱うアユートと製品化に向けて話を進めているとのこと。具体的な発売時期などは未定とのことで、基本的には完全受注生産にて販売する予定。
■バンナイズ
バンナイズは、様々なポータブルオーディオ製品とコラボした専用キャリングケース各種を展示していた。
ヘッドホンのキャリングケースとして最適化したという「ヘッドフォン専用キャリングケース/ソフトタイプ」は、今月発売開始したばかりの製品。ヘッドバンド部を下向きにした状態でヘッドホンを中に入れて、ケーブルをフロントのポケットに収納できるようにしている。内部にもポケットを備えており、ケーブルを収納したり、DAPを入れておくことができる。