高出力化したヨークレス・リングマグネット式
MUTECH、ブラックロジウムメッキ製のヨークレスMCカートリッジ「RM-KANDA」
(株)カジハラ・ラボは、MUTECHから、ヨーク材を使わないリングマグネット式MCカートリッジの新モデルとして、出力を強化した「RM-KANDA」を発売開始した。価格は380,000円(税抜)。
ボディには、業界初という高硬度のブラックロジウムメッキを採用する。独自開発したコア材「SS-μM」をマグネット内に配置し、専用設計のボビン材を使用することで、低インタピーダンス化と0.5mVの高出力化を図っている。
一般的なMCカートリッジはヨーク材を介して仮想磁界の中で発電するが、本機はヨーク材を廃した構造としていることが特徴。磁性素材ネオジウムマグネット#50を使ったリングマグネット内部に、上述のコア材 SS-μMとコイルを直接配置する発電構造を採用する。これにより、交流磁気特性を大幅に向上させつつ磁性の歪みを抑制したという。また、専用設計の特製サスペンションワイヤーを使用することによる音質向上も図っている。
出力電圧は0.5mV(1kHz 3.54cm/sec)で、適正針圧範囲は1.8〜2.0g。再生周波数範囲は10〜45,000Hz。内部インピーダンスは2.0Ωで、クロストークは28dB以上(1kHz)、チャンネルバランスは0.5dB以内(1kHz)となる。スタイラスチップはセミラインコンタクト、カンチレバーはφ0.3mm無垢ボロン。質量は9g。
なお、本製品の試聴レポートを小社刊行誌『analog 47号』に掲載予定なので、こちらもぜひ参照されたい。
【問い合わせ先】
カジハラ・ラボ
TEL/03-6279-6311
ボディには、業界初という高硬度のブラックロジウムメッキを採用する。独自開発したコア材「SS-μM」をマグネット内に配置し、専用設計のボビン材を使用することで、低インタピーダンス化と0.5mVの高出力化を図っている。
一般的なMCカートリッジはヨーク材を介して仮想磁界の中で発電するが、本機はヨーク材を廃した構造としていることが特徴。磁性素材ネオジウムマグネット#50を使ったリングマグネット内部に、上述のコア材 SS-μMとコイルを直接配置する発電構造を採用する。これにより、交流磁気特性を大幅に向上させつつ磁性の歪みを抑制したという。また、専用設計の特製サスペンションワイヤーを使用することによる音質向上も図っている。
出力電圧は0.5mV(1kHz 3.54cm/sec)で、適正針圧範囲は1.8〜2.0g。再生周波数範囲は10〜45,000Hz。内部インピーダンスは2.0Ωで、クロストークは28dB以上(1kHz)、チャンネルバランスは0.5dB以内(1kHz)となる。スタイラスチップはセミラインコンタクト、カンチレバーはφ0.3mm無垢ボロン。質量は9g。
なお、本製品の試聴レポートを小社刊行誌『analog 47号』に掲載予定なので、こちらもぜひ参照されたい。
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カジハラ・ラボ
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