Dnote採用。価格は24,800円
【ヘッドホン祭】SATOLEX、ハイレゾ対応“フルデジタル”ヘッドホンで20年ぶりブランド復活
フジヤエービック主催のヘッドホン/イヤホン関連イベント「春のヘッドフォン祭 2015」が東京・中野サンプラザにて開催されている。本記事では、SATOLEX(サトレックス)、MARVALVE、BRIMER、MEANの出展内容をレポートする。
■SATOLEX
SATOLEXは、90年代中盤頃までヘッドホン製品などを展開していた日本の音響機器ブランド。部品メーカーであるホシデンの子会社となる。90年代後半以降はOEM供給事業にシフトし、コンシューマー向け製品の開発は行っていなかったが、今回のイベントに出展されているハイレゾ対応フルデジタルヘッドホン「DH291-D1」などの発売を機に、実に約20年ぶりにブランドを復活させた。
復活モデルとなるフルデジタルヘッドホンDH291-D1は、プレーヤーとUSB経由でデジタル接続することで、最大96kHz/24bitのハイレゾ音源入力に対応するモデル。内部にデジタル信号処理技術Dnoteを採用しており、入力音源をデジタル信号のままスピーカーユニットから出力できる仕様としている。
ユニットにはネオジムマグネットを使用した口径40mmのダイナミックドライバーを搭載し、CCAWボイスコイルを採用。再生周波数帯域5Hz〜45kHzの広帯域をカバーする。なお、本体はUSBバスパワー駆動に対応しバッテリーは不要。本体質量は約170g(コード含まず)で、同社では「デジタルヘッドホン史上、世界最軽量のコンパクト設計」とアピールしている。
同時発売されるもう1つの新製品「DH291-A1」は、上述のDH291-D1をベースにデジタル入力対応機能を省略した、通常のアナログ仕様モデル。内部ユニットには口径40mmのダイナミックドライバーを搭載している。本機も再生周波数帯域5Hz〜45kHzをカバーするハイレゾ対応機となる。
なお、今回SATOLEXが20年ぶりにブランドを復活させた理由としては、「ここ最近でハイレゾの機運が高まってきたこと」が一番の理由だという。同社担当者によれば「20年前にコンシューマー向けの展開をやめた当時は、オーディオ市場が低迷していた時期だった。しかし、最近は“ハイレゾ”がキーワードになり再びオーディオが活性化してきている。そこで、もう一度オーディオで勝負してみようと思った」とのことだった。
今回発表の2機種とも、発売は7月を予定している。価格は、フルデジタル機DH291-D1が24,800円で、アナログ機DH291-A1が14,800円を想定。
■MARVALVE/BRIMER
そのほか、今回の会場では、日本で製品未展開のブランドもいくつか見られた。
MARVALVEは、日本で未発表の真空管アンプ「Model One」を参考出展。ヘッドホン出力用に3.5mmステレオミニと6.3mm標準プラグを装備しており、インピーダンスは3.5mmステレオミニが16〜100Ω、6.3mm標準が300〜600Ωをサポートする。最大出力は20mW。詳細な時期や価格等は未定とのことだが、国内向けにもいずれ展開予定だという。
また、BRIMERは、ヘッドホン/イヤホン向けのリケーブル製品を多数出展していた。こちらも、詳細な時期や価格等は未定とのことだが、いずれ日本展開を想定しているという。
■MEAN
MEANは、同社が取り扱うアクリル製のヘッドホン収納ケース製品群をアピール。ヘッドホン祭特価販売も行っている。
■SATOLEX
SATOLEXは、90年代中盤頃までヘッドホン製品などを展開していた日本の音響機器ブランド。部品メーカーであるホシデンの子会社となる。90年代後半以降はOEM供給事業にシフトし、コンシューマー向け製品の開発は行っていなかったが、今回のイベントに出展されているハイレゾ対応フルデジタルヘッドホン「DH291-D1」などの発売を機に、実に約20年ぶりにブランドを復活させた。
復活モデルとなるフルデジタルヘッドホンDH291-D1は、プレーヤーとUSB経由でデジタル接続することで、最大96kHz/24bitのハイレゾ音源入力に対応するモデル。内部にデジタル信号処理技術Dnoteを採用しており、入力音源をデジタル信号のままスピーカーユニットから出力できる仕様としている。
ユニットにはネオジムマグネットを使用した口径40mmのダイナミックドライバーを搭載し、CCAWボイスコイルを採用。再生周波数帯域5Hz〜45kHzの広帯域をカバーする。なお、本体はUSBバスパワー駆動に対応しバッテリーは不要。本体質量は約170g(コード含まず)で、同社では「デジタルヘッドホン史上、世界最軽量のコンパクト設計」とアピールしている。
同時発売されるもう1つの新製品「DH291-A1」は、上述のDH291-D1をベースにデジタル入力対応機能を省略した、通常のアナログ仕様モデル。内部ユニットには口径40mmのダイナミックドライバーを搭載している。本機も再生周波数帯域5Hz〜45kHzをカバーするハイレゾ対応機となる。
なお、今回SATOLEXが20年ぶりにブランドを復活させた理由としては、「ここ最近でハイレゾの機運が高まってきたこと」が一番の理由だという。同社担当者によれば「20年前にコンシューマー向けの展開をやめた当時は、オーディオ市場が低迷していた時期だった。しかし、最近は“ハイレゾ”がキーワードになり再びオーディオが活性化してきている。そこで、もう一度オーディオで勝負してみようと思った」とのことだった。
今回発表の2機種とも、発売は7月を予定している。価格は、フルデジタル機DH291-D1が24,800円で、アナログ機DH291-A1が14,800円を想定。
■MARVALVE/BRIMER
そのほか、今回の会場では、日本で製品未展開のブランドもいくつか見られた。
MARVALVEは、日本で未発表の真空管アンプ「Model One」を参考出展。ヘッドホン出力用に3.5mmステレオミニと6.3mm標準プラグを装備しており、インピーダンスは3.5mmステレオミニが16〜100Ω、6.3mm標準が300〜600Ωをサポートする。最大出力は20mW。詳細な時期や価格等は未定とのことだが、国内向けにもいずれ展開予定だという。
また、BRIMERは、ヘッドホン/イヤホン向けのリケーブル製品を多数出展していた。こちらも、詳細な時期や価格等は未定とのことだが、いずれ日本展開を想定しているという。
■MEAN
MEANは、同社が取り扱うアクリル製のヘッドホン収納ケース製品群をアピール。ヘッドホン祭特価販売も行っている。
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