C.I.Sストラクチャーを採用

オヤイデ、102SSC導体を採用したACROSSシリーズのXLR/切り売りケーブル

公開日 2015/06/22 12:09 編集部:小澤貴信
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小柳出電気商会は、OYAIDEブランドのACROSSシリーズより、精密導体「102SSC」を採用したインターコネクトケーブル「ACROSS900 V2」「ACROSS900 XX V2」を6月26日に発売する。

・「ACROSS900 XX V2」 XLRインターコネクトケーブル
0.7m/ペア:¥20,000 1.0m/ペア:¥22,400 1.3m/ペア:¥24,800(いずれも税抜)
※0.5m/4000円(税抜)にてケーブル延長も可能
・「ACROSS900 V2」 切り売りインターコネクトケーブル
¥4,000/m(税抜)

ACROSS900 XX V2

ACROSS900 V2

ACROSSシリーズは、空気層をダンパーとした十字絶縁構造「C.I.Sストラクチャー」を採用したことが特徴。2007年登場の「ACROSS750/2000」を皮切りにラインナップを拡充してきたが、2013年のPCOCC-A導体供給終了に伴い、生産完了となっていた。

今回登場する「ACROSS900 V2」は、精密導体「102SSC」と同社の特許技術「3E撚り」を導入したACROSSシリーズの新モデル。C.I.S.ストラクチャー、コアキシャル・ツイン・コンダクターなどの基本構造は初代モデルを継承しつつ、中心導体の緻密化によって、撚り線外径はそのままに断面積を0.94Sqから1.0Sqへと大型化。これにより導体抵抗を従来の19.5Ω/kmから18.2Ω/kmまで減少させたという。

絶縁材には、PVCに比べて誘電率が1/4という高分子ポリオレフィンを使用。横巻きシールドにも精密導体102SSCを採用し、0.18mm線を隙間なく配置する。外装には振動減衰に優れたオーディオ専用ハロゲンフリーシースを採用している。

上記の様にラインナップは切売りとXLRケーブル仕様を用意。ACROSS900 XX V2のXLRプラグには、SWITCHCRAFT社製の銀メッキコンタクト品を用いている。また、プラグとケーブルは音響専用の無鉛銀ハンダ「SS-47」でハンダ付けが行われている。

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