みじんこ荒川氏のケーブル制作も
【ポタ研】オヤイデ、“一点モノ”ケーブル特別販売/SATOLEX、Dnote採用フルデジタルヘッドホン
フジヤエービック主催のポータブルオーディオイベント「ポータブルオーディオ研究会 2015夏(ポタ研)」が中野サンプラザで開催された。本記事では、オヤイデ電気/SATOLEX/Sub minits[しろくま&try_lab]/WAGNUS./eme audioのブース出展内容をレポートする。
■オヤイデ電気
オヤイデ電気のブースでは、「オヤイデ電気ポタ研支店」と銘打ち、本イベントのために制作されたという“一点モノ”のケーブル製品各種を特別販売していた。同社は今回、FiiOのプレーヤー製品などは一切展示せず、ケーブルだけの展示に特化。ブース内には今回の“一点モノ”製品に使用された線材の実物も用意されていた。
また、来場者からのリクエストをその場で受け付け、“オーディオみじんこ”こと同社の荒川敬氏が、MMCXケーブルをブース内で製造するという光景も見られた。
■SATOLEX
部品メーカー“ホシデン”の子会社であるSATOLEXは、今月発売したばかりのハイレゾ対応フルデジタルヘッドホン「DH291-D1」などをメインに試聴デモを実施していた。
SATOLEXは、90年代中盤頃までヘッドホン製品などを展開していた日本の音響機器ブランド。90年代後半以降はOEM供給事業にシフトし、コンシューマー向け製品の開発は行っていなかったが、DH291-D1の発売を機に約20年ぶりにブランドを復活させた。春のヘッドフォン祭2015にも出展していた。
DH291-D1は、プレーヤーとUSB経由でデジタル接続することで、最大96kHz/24bitのハイレゾ音源入力に対応するモデル。内部にデジタル信号処理技術Dnoteを採用しており、入力音源をデジタル信号のままスピーカーユニットから出力できる仕様としている。
ユニットにはネオジムマグネットを使用した口径40mmのダイナミックドライバーを搭載し、CCAWボイスコイルを採用。再生周波数帯域5Hz〜45kHzの広帯域をカバーする。なお、本体はUSBバスパワー駆動に対応しバッテリーは不要。価格は24,800円。
■Sub minits[しろくま&try_lab]
Sub minitsは、インターネット上で自作ポタアンキットを発表している“しろくま氏”と“try_lab氏”によるユニット。サブミニチュア管を用いたポータブルヘッドホンアンプの自作キット「Phonoka+」「BlackBull」の2種類をラインナップしている。なお、完成品の「AXEL SP」は再販予定。
また今回のイベントでは、アンディクス・オーディオ(株)が制作したという、出力トランス搭載の真空管ポタアンも参考出展していた。回路はAB級プッシュプル形式で、出力部に真空管を使用しており、出力トランスも内蔵することによって力強い音質を狙っている。
出力は300mWで、オペアンプは交換式。対応インピーダンスは16〜300Ωで、2段階で切り替えられる。なおバッテリーは搭載しておらず、モバイルバッテリーを外付けして給電しながら使用するスタイルとなる。今回のイベントで公開されていたのは開発機だが、今秋に75,000円くらいで製品化予定とのことだ。
■WAGNUS.
WAGNUS.は、本日発売を開始した「Diamond Dust」の第四世代モデルや、「MOONLESS」「BLUE MOON」など、イヤホンケーブルの新製品3モデルを公開していた。
MOONLESSとBLUE MOONは、共にOFC銀メッキ線を採用した姉妹モデルという位置づけ。音質は共通してややドンシャリ傾向だが、それぞれ導線の本数を変えることで個性を出している。MOONLESSは19本、BLUE MOONは7本の導線を使用している。
■eme audio
eme audioは、本日発売を開始したイヤホン「D-150」を公開。上位モデルの「H-350」「H-250」とあわせて試聴デモを実施していた。ハイブリッドドライバー構成の上位2機種に対し、新モデルH-150はダイナミックドライバーを1基搭載する1ウェイ仕様。筐体はアルミ製としている。リケーブルにも対応する。
■オヤイデ電気
オヤイデ電気のブースでは、「オヤイデ電気ポタ研支店」と銘打ち、本イベントのために制作されたという“一点モノ”のケーブル製品各種を特別販売していた。同社は今回、FiiOのプレーヤー製品などは一切展示せず、ケーブルだけの展示に特化。ブース内には今回の“一点モノ”製品に使用された線材の実物も用意されていた。
また、来場者からのリクエストをその場で受け付け、“オーディオみじんこ”こと同社の荒川敬氏が、MMCXケーブルをブース内で製造するという光景も見られた。
■SATOLEX
部品メーカー“ホシデン”の子会社であるSATOLEXは、今月発売したばかりのハイレゾ対応フルデジタルヘッドホン「DH291-D1」などをメインに試聴デモを実施していた。
SATOLEXは、90年代中盤頃までヘッドホン製品などを展開していた日本の音響機器ブランド。90年代後半以降はOEM供給事業にシフトし、コンシューマー向け製品の開発は行っていなかったが、DH291-D1の発売を機に約20年ぶりにブランドを復活させた。春のヘッドフォン祭2015にも出展していた。
DH291-D1は、プレーヤーとUSB経由でデジタル接続することで、最大96kHz/24bitのハイレゾ音源入力に対応するモデル。内部にデジタル信号処理技術Dnoteを採用しており、入力音源をデジタル信号のままスピーカーユニットから出力できる仕様としている。
ユニットにはネオジムマグネットを使用した口径40mmのダイナミックドライバーを搭載し、CCAWボイスコイルを採用。再生周波数帯域5Hz〜45kHzの広帯域をカバーする。なお、本体はUSBバスパワー駆動に対応しバッテリーは不要。価格は24,800円。
■Sub minits[しろくま&try_lab]
Sub minitsは、インターネット上で自作ポタアンキットを発表している“しろくま氏”と“try_lab氏”によるユニット。サブミニチュア管を用いたポータブルヘッドホンアンプの自作キット「Phonoka+」「BlackBull」の2種類をラインナップしている。なお、完成品の「AXEL SP」は再販予定。
また今回のイベントでは、アンディクス・オーディオ(株)が制作したという、出力トランス搭載の真空管ポタアンも参考出展していた。回路はAB級プッシュプル形式で、出力部に真空管を使用しており、出力トランスも内蔵することによって力強い音質を狙っている。
出力は300mWで、オペアンプは交換式。対応インピーダンスは16〜300Ωで、2段階で切り替えられる。なおバッテリーは搭載しておらず、モバイルバッテリーを外付けして給電しながら使用するスタイルとなる。今回のイベントで公開されていたのは開発機だが、今秋に75,000円くらいで製品化予定とのことだ。
■WAGNUS.
WAGNUS.は、本日発売を開始した「Diamond Dust」の第四世代モデルや、「MOONLESS」「BLUE MOON」など、イヤホンケーブルの新製品3モデルを公開していた。
MOONLESSとBLUE MOONは、共にOFC銀メッキ線を採用した姉妹モデルという位置づけ。音質は共通してややドンシャリ傾向だが、それぞれ導線の本数を変えることで個性を出している。MOONLESSは19本、BLUE MOONは7本の導線を使用している。
■eme audio
eme audioは、本日発売を開始したイヤホン「D-150」を公開。上位モデルの「H-350」「H-250」とあわせて試聴デモを実施していた。ハイブリッドドライバー構成の上位2機種に対し、新モデルH-150はダイナミックドライバーを1基搭載する1ウェイ仕様。筐体はアルミ製としている。リケーブルにも対応する。
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