音場補正機能を内蔵したプリメインも登場
<CES>ELAC、A.ジョーンズが手がけた同軸スピーカー「Uni-Fi」シリーズ。Roon内蔵プレーヤーも
2016 International CESに出展したELACは、アンドリュー・ジョーンズ氏が手がける第二弾スピーカーシリーズ「Uni-Fi series」を発表した。
■A・ジョーンズによる第二弾スピーカーは同軸ドライバー採用「Uni-Fi」シリーズ
本機の最大の特徴は、ミッドレンジ/トゥイーターにコンセントリックドライバー(同軸ドライバー)を搭載した点だ。1インチのソフトドーム・トゥイーターと4インチのリジッドアルミ・ミッドレンジによる同軸構成により、フラットな周波数特性と優れたパワーハンドリング、幅広いスィートスポットを実現したという。ウーファーには5.25インチのアルミニウムウーファーを採用した。
フロア型「UF5」、ブックシェルフ型「UB5」、センタースピーカー「UC5」の3機種をラインナップしており、いずれもコンセントリックドライバー+ウーファーの3ウェイ構成となる。
会場で自らデモを行っていたアンドリュー・ジョーンズ氏は「Debutシリーズで掲げた“コストを抑えながら多くの方に素晴らしいサウンドを届ける”という目標を、このUni-Fiシリーズさらに推し進めました」と紹介していた。
またDebutシリーズには4インチウーファーを備えた最もコンパクトなブックシェルフ型スピーカー「B4」と、最大サイズとなる6.5インチウーファー搭載の3ウェイ・フロア型「F6」が追加される。
■Roon内蔵のミュージックサーバーや音場補正機能搭載アンプが登場
今回は、スピーカー以外の新製品として、ミュージックサーバー「DS-S101」とプリメインアンプ「DA101EQ」も披露された。
「DS-S101」は、総合音楽再生ソフト「Roon」(Roonの詳細)をベースとしたミュージックサーバーだ。Roonは基本的にパソコンにインストールして用いるソフトだが、本機はこのRoonを内蔵している。パソコンを立ち上げることなく、Roonから音楽を再生できる。
本体にストレージは備えておらず、ネットワーク上のNASやUSB接続したストレージに保存した音楽ライブラリをRoon上で統合して、本機から再生する形となる。Roonの操作はiPadなどから行う。
本体にRCAライン出力および同軸/光デジタル出力を搭載しており、本機自体をアンプやDACにつないで音楽を再生できる。また、後述するWi-Fi内蔵アンプ「DA101EQ」へWi-Fiで音楽データを送信して、DA101EQから音楽再生を行うことも可能だ。対応スペックは最大192kHz/24bitで、DSDはPCMに変換して再生する。
パソコンにインストールして使うことが前提だったRoonだが、昨年末にはオーディオメーカーとの連係を強化していくことをアナウンスしていた(関連ニュース)。それが早速、Roonがパソコンレスで動くミュージックサーバー(ストレージは内蔵されていないが)という形で実現したことになる。ちなみに本体価格は1,000ドル前後を検討しているとのことだが、Roon使用料(119ドル/年・499ドル/永年契約)が含まれるかは明らかにされなかった。
DA101EQは出力100W/chのデジタルアンプだが、先進的な2つの機能を備えたことが特徴。ひとつは、同社製のアプリ、および音場補正機能を搭載した対応サブウーファーとの連係機能だ。具体的には、専用アプリでステレオスピーカーとサブウーファーを測定し、その結果からサブウーファーの周波数と位相を補正、ステレオスピーカーのサウンドと“ブレンド”すして最適な2.1ch再生を行うというもの。そしてもうひとつはルームコレクト(自動音場補正)機能の搭載だ。
アンプ部にはBASHという先進的デジタルアンプソリューションを搭載。アプリからアンプの稼働状況をモニターすることもできる。入力はアナログRCAに加えて、192kHz/24bitまで対応の同軸/光デジタルも搭載。Bluetooth入力にも対応する。サブウーファー出力およびヘッドホン出力も備えている。
■A・ジョーンズによる第二弾スピーカーは同軸ドライバー採用「Uni-Fi」シリーズ
本機の最大の特徴は、ミッドレンジ/トゥイーターにコンセントリックドライバー(同軸ドライバー)を搭載した点だ。1インチのソフトドーム・トゥイーターと4インチのリジッドアルミ・ミッドレンジによる同軸構成により、フラットな周波数特性と優れたパワーハンドリング、幅広いスィートスポットを実現したという。ウーファーには5.25インチのアルミニウムウーファーを採用した。
フロア型「UF5」、ブックシェルフ型「UB5」、センタースピーカー「UC5」の3機種をラインナップしており、いずれもコンセントリックドライバー+ウーファーの3ウェイ構成となる。
会場で自らデモを行っていたアンドリュー・ジョーンズ氏は「Debutシリーズで掲げた“コストを抑えながら多くの方に素晴らしいサウンドを届ける”という目標を、このUni-Fiシリーズさらに推し進めました」と紹介していた。
またDebutシリーズには4インチウーファーを備えた最もコンパクトなブックシェルフ型スピーカー「B4」と、最大サイズとなる6.5インチウーファー搭載の3ウェイ・フロア型「F6」が追加される。
■Roon内蔵のミュージックサーバーや音場補正機能搭載アンプが登場
今回は、スピーカー以外の新製品として、ミュージックサーバー「DS-S101」とプリメインアンプ「DA101EQ」も披露された。
「DS-S101」は、総合音楽再生ソフト「Roon」(Roonの詳細)をベースとしたミュージックサーバーだ。Roonは基本的にパソコンにインストールして用いるソフトだが、本機はこのRoonを内蔵している。パソコンを立ち上げることなく、Roonから音楽を再生できる。
本体にストレージは備えておらず、ネットワーク上のNASやUSB接続したストレージに保存した音楽ライブラリをRoon上で統合して、本機から再生する形となる。Roonの操作はiPadなどから行う。
本体にRCAライン出力および同軸/光デジタル出力を搭載しており、本機自体をアンプやDACにつないで音楽を再生できる。また、後述するWi-Fi内蔵アンプ「DA101EQ」へWi-Fiで音楽データを送信して、DA101EQから音楽再生を行うことも可能だ。対応スペックは最大192kHz/24bitで、DSDはPCMに変換して再生する。
パソコンにインストールして使うことが前提だったRoonだが、昨年末にはオーディオメーカーとの連係を強化していくことをアナウンスしていた(関連ニュース)。それが早速、Roonがパソコンレスで動くミュージックサーバー(ストレージは内蔵されていないが)という形で実現したことになる。ちなみに本体価格は1,000ドル前後を検討しているとのことだが、Roon使用料(119ドル/年・499ドル/永年契約)が含まれるかは明らかにされなかった。
DA101EQは出力100W/chのデジタルアンプだが、先進的な2つの機能を備えたことが特徴。ひとつは、同社製のアプリ、および音場補正機能を搭載した対応サブウーファーとの連係機能だ。具体的には、専用アプリでステレオスピーカーとサブウーファーを測定し、その結果からサブウーファーの周波数と位相を補正、ステレオスピーカーのサウンドと“ブレンド”すして最適な2.1ch再生を行うというもの。そしてもうひとつはルームコレクト(自動音場補正)機能の搭載だ。
アンプ部にはBASHという先進的デジタルアンプソリューションを搭載。アプリからアンプの稼働状況をモニターすることもできる。入力はアナログRCAに加えて、192kHz/24bitまで対応の同軸/光デジタルも搭載。Bluetooth入力にも対応する。サブウーファー出力およびヘッドホン出力も備えている。