音響ブランド「JFSounds」立ち上げ
マグネシウム採用の“新発想”スピーカーケーブル。特殊ワイヤー製造メーカーが開発
特殊ワイヤー製造メーカー「ジャパンファインスチール」は、音響ブランド「JFSounds」を立ち上げ。導体にマグネシウムを使った“新発想の”スピーカーケーブル「SIN-KAI MS227C」を1月27日に発売する。価格は2,900円(税抜)/m。
純度99.95%のマグネシウム製中心核導体に、φ0.7mmのPC-Triple C導体を6本撚り合わせた7本撚2芯平行構造のケーブル。芯材に使ったマグネシウムによって導体部分に伝わる振動を直接吸収する「新発想スピーカーケーブル」とアピールされている。
ジャパンファインスチールは、シリコン等のインゴットを薄くスライスする切断用ワイヤ等を製造している会社。マグネシウムは振動吸収効果が高いものの、加工しにくさが難点となっていた。そこで、同社の高強度ピアノ線製造で培った加工技術を応用し、マグネシウム細線ワイヤを実現したという。
PC-Triple C導体はφ0.7mmのものを6本撚り合わせ、導体線間伝達を極力抑え、ワイヤーを撚り合わせた際に発生するストランド歪の減少を図ったという。単線導体に近い長所を持つ撚線構造としたとのことだ。
さらに、プラスマイナス導体間のスパンを中空パイプで広げ、キャパシタンス(静電容量)を低減し、伝送損失を抑えた。そのため、長く引き回しても特性の劣化が少ないとしている。
絶縁体には電気特性に優れたポリエチレンを採用。中間セパレーターにはポリエチレンパイプを、シースには軟質PVCを採用している。
導体断面積はCu 2.3sq、全体2.7sq。静電容量は36(pF/m)、導体抵抗は7.8(mΩ/m)。
純度99.95%のマグネシウム製中心核導体に、φ0.7mmのPC-Triple C導体を6本撚り合わせた7本撚2芯平行構造のケーブル。芯材に使ったマグネシウムによって導体部分に伝わる振動を直接吸収する「新発想スピーカーケーブル」とアピールされている。
ジャパンファインスチールは、シリコン等のインゴットを薄くスライスする切断用ワイヤ等を製造している会社。マグネシウムは振動吸収効果が高いものの、加工しにくさが難点となっていた。そこで、同社の高強度ピアノ線製造で培った加工技術を応用し、マグネシウム細線ワイヤを実現したという。
PC-Triple C導体はφ0.7mmのものを6本撚り合わせ、導体線間伝達を極力抑え、ワイヤーを撚り合わせた際に発生するストランド歪の減少を図ったという。単線導体に近い長所を持つ撚線構造としたとのことだ。
さらに、プラスマイナス導体間のスパンを中空パイプで広げ、キャパシタンス(静電容量)を低減し、伝送損失を抑えた。そのため、長く引き回しても特性の劣化が少ないとしている。
絶縁体には電気特性に優れたポリエチレンを採用。中間セパレーターにはポリエチレンパイプを、シースには軟質PVCを採用している。
導体断面積はCu 2.3sq、全体2.7sq。静電容量は36(pF/m)、導体抵抗は7.8(mΩ/m)。
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