カートリッジが付属
ユキム、ELACの90周年レコードプレーヤー「Miracord 90」ー 36万円。20台限定特別モデルも
ユキムは、ELACの90周年記念アナログレコードプレーヤー「Miracord 90」を2月1日より発売する。カラーはハイグロスブラック仕上げ(HGBK)と、初回生産20台限定のオイル・ウォールナット仕上げ(OWN)の2種類を用意する。価格はいずれも360,000円(税抜)。
本機は2016年の独ミュンヘンで開催された「HighEnd」にて発表されたモデル(関連ニュース)となる。本機はトーンアームおよびカートリッジがセットアップされたかたちで出荷され、フォノケーブルも付属。煩雑なセッティング不要でレコード再生が楽しめるとしている。
“Miracord”は、ELACが1950年代に手がけたアナログプレーヤーの名称で、本機はドイツでトップシェアの人気を誇ったという。2016年に90周年を迎えるにあたり、同社はすでに一線を退いた当時のエンジニアを呼び戻して、本機の復活を計画。オリジナルの設計に現代の技術力を融合させて、このMiracord 90を完成させたという。なお、全てのパーツを同社が本拠を置くドイツのキールで生産している“メイド・イン・キール”モデルでもある。
モーターは、ラバーダンパーとウォーブンスパイダー材によってシャーシとトーンアームから二重に分離。光センサーが常にプラッターの速度を読み取ることで、マイクロコントローラーがDCモーターの速度を調整する。
トーンアームは本機専用に新規設計されたもので、カーボンファイバー・チューブとアルミニウム、真鍮を用いている。カートリッジはオーディオテクニカ製MMタイプで、マイクロリッジダイアモンドの針を用いた専用品。アームに取り付けられた状態で出荷されるため、あとは針圧調整をするだけとなっている。
プラッターは、1ピースで製造された35mm厚・6.5kgのアルミニウム製。軸部は8mmの硬化スチール製で、2つのブロンズベアリングによってガイドすることで正確かつ滑らかな回転を実現する。
高周波の共鳴を排除することを目的に、約5.5kgのソリッドMDF製シャーシを採用。トップパネルとサイドパネルには異なった仕上げを施している。脚部には、専用開発されたシリコンゴム製脚部を用いた。
端子部は、金メッキされたノイトリック製RCA端子およびアース端子を採用。電源はロック可能なLumberg社製コネクターを介して外部電源から供給される。
日本では20台限定となるオイル・ウォールナット仕上げ(OWN)は、過去のMiracordに近い仕上げを採用しているという。なお、このオイル・ウォールナットが終了し次第、通常モデルとしてハイグロス・ウォールナット仕上げ(HGWN)が登場予定だという。
カートリッジの針圧は1.4g±0.4g、直流抵抗は800Ω±20%、コイルインピーダンズは2.2kΩ±20%(1kHz)、推奨抵抗値は47kΩ、出力電圧は2.2〜4.9mV。対応回転数は33/45rpm、ピッチコントロールは±5%。外形寸法は470W×170H×360Dmm、質量は17.1kg。
本機は2016年の独ミュンヘンで開催された「HighEnd」にて発表されたモデル(関連ニュース)となる。本機はトーンアームおよびカートリッジがセットアップされたかたちで出荷され、フォノケーブルも付属。煩雑なセッティング不要でレコード再生が楽しめるとしている。
“Miracord”は、ELACが1950年代に手がけたアナログプレーヤーの名称で、本機はドイツでトップシェアの人気を誇ったという。2016年に90周年を迎えるにあたり、同社はすでに一線を退いた当時のエンジニアを呼び戻して、本機の復活を計画。オリジナルの設計に現代の技術力を融合させて、このMiracord 90を完成させたという。なお、全てのパーツを同社が本拠を置くドイツのキールで生産している“メイド・イン・キール”モデルでもある。
モーターは、ラバーダンパーとウォーブンスパイダー材によってシャーシとトーンアームから二重に分離。光センサーが常にプラッターの速度を読み取ることで、マイクロコントローラーがDCモーターの速度を調整する。
トーンアームは本機専用に新規設計されたもので、カーボンファイバー・チューブとアルミニウム、真鍮を用いている。カートリッジはオーディオテクニカ製MMタイプで、マイクロリッジダイアモンドの針を用いた専用品。アームに取り付けられた状態で出荷されるため、あとは針圧調整をするだけとなっている。
プラッターは、1ピースで製造された35mm厚・6.5kgのアルミニウム製。軸部は8mmの硬化スチール製で、2つのブロンズベアリングによってガイドすることで正確かつ滑らかな回転を実現する。
高周波の共鳴を排除することを目的に、約5.5kgのソリッドMDF製シャーシを採用。トップパネルとサイドパネルには異なった仕上げを施している。脚部には、専用開発されたシリコンゴム製脚部を用いた。
端子部は、金メッキされたノイトリック製RCA端子およびアース端子を採用。電源はロック可能なLumberg社製コネクターを介して外部電源から供給される。
日本では20台限定となるオイル・ウォールナット仕上げ(OWN)は、過去のMiracordに近い仕上げを採用しているという。なお、このオイル・ウォールナットが終了し次第、通常モデルとしてハイグロス・ウォールナット仕上げ(HGWN)が登場予定だという。
カートリッジの針圧は1.4g±0.4g、直流抵抗は800Ω±20%、コイルインピーダンズは2.2kΩ±20%(1kHz)、推奨抵抗値は47kΩ、出力電圧は2.2〜4.9mV。対応回転数は33/45rpm、ピッチコントロールは±5%。外形寸法は470W×170H×360Dmm、質量は17.1kg。
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