ワーナーに続いて、メジャーがMQA契約

ユニバーサルミュージックの楽曲がMQAで配信。長期ライセンス契約を締結

公開日 2017/02/20 19:22 編集部:小澤貴信
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MQAとユニバーサルミュージックグループは、ユニバーサルのマスター録音のカタログに対してMQA技術によってエンコードを行う複数年契約を締結したことを発表した。


これにより、ユニバーサルが保有する音楽カタログについても、MQAによるハイレゾストリーミングが行われることが見込まれる。レコード会社のメジャーについては、すでにワーナーグループがMQAと契約。TIDALにてワーナー音源のMQAハイレゾ配信が今年1月より開始されている。なおTIDALは、日本ではサービスは開始されていない。

ユニバーサルミュージックグループのデジタル・ストラテジー・エグゼクティブバイスプレジデント、Michael Nash氏は、MQAを「利便性と音質を両立する、ハイレゾによる音楽ストリーミングのための最善のソリューション」と評価。MQAと協力することで、可最高品質の録音を音楽ファンに提供していくとした。

また同氏は「ハイレゾによる音楽ストリーミングは一部ですでにスタートしていますが、2017年はさらに複数のサービスが加わる予定です」ともコメントしている。

MQAのCEOであるMike Jbara氏は、「スタジオ品質のサウンドをメインストリームでも実現する目標を達成するために、ユニバーサルミュージックと協力できたことをうれしく思います。ユニバーサルの時代を超越した音楽カタログと素晴らしいアーティストは、音楽ストリーミングの発展を刺激して、プレミアムなリスニング体験を全ての音楽ファンのために可能にしてくれることでしょう」と述べている。

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