Reference 503シリーズ

ティアック、DAC内蔵プリメイン「AI-503」3月初旬発売。128,000円前後

公開日 2017/02/22 16:22 編集部:風間雄介
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ティアック(株)は、既にいくつかのイベントで展示してきたDAC内蔵プリメインアンプ「AI-503」を正式発表。3月初旬に発売する。価格はオープンだが128,000円(税抜)前後での販売が予想される。本体色はブラックとシルバーの2色。

「AI-503」(シルバー)

「AI-503」(ブラック)

ヒットモデル「UD-503」譲りのデュアルモノラル/フルバランス回路構成を採用した、A4サイズのUSB-DAC/プリメインアンプ。

円形のパワーメーターが目を引く

USB-DAC機能はDSD 11.2MHzのネイティブ再生や、PCM384kHz/32bitの再生に対応。DACはAKMの「AK4490」を2基採用する。なお無償プレーヤーソフト「TEAC HR Audio Player for Windows/Mac」も付属する。

機能面ではそのほか、BluetoothのコーデックとしてLDACに対応。対応ウォークマンなどと組み合わせることで、ハイレゾ相当の音質でワイヤレスリスニングが楽しめる。なおBluetoothはaptX、AAC、SBCにも対応している。

背面の入力端子は、デジタル系がUSB-A×1、光(角形)×1、同軸(RCA)×1。アナログ入力はRCA×1となる。前面にも入力端子を備え、光(丸型)デジタルと3.5mmステレオミニの兼用端子を搭載している。

背面端子部

パワーアンプ部にはICEpowerのClass-Dアンプを採用した。最大出力は40W+40W、定格出力は28W+28W。電源部にはトロイダルコア電源トランスを採用した。

プリアンプ部には4回路構成のフルバランス高精度ボリュームコントロール回路「TEAC-QVCS」を採用している。

本機のリモコン

ヘッドホンアンプ部にもこだわり、プッシュプル回路によるディスクリート構成のTEAC-HCLDバッファーアンプ回路を採用。600Ωなどハイインピーダンスなヘッドホンも余裕をもって駆動できるとしている。ヘッドホン端子は3.5mm4極で、グランド分離接続にも対応している。HIGH/LOWの2段階ゲイン切り替え機能も備えている。

そのほか4種類のPCMデジタルフィルターや2種類のDSDフィルター切り替え機能も備える。さらにプリアウト端子も備えており、別途パワーアンプを組み合わせることも可能だ。

【問い合わせ先】
ティアック(株)
AVお客様相談室
TEL/0570-000-701

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  • ジャンルプリメインアンプ
  • ブランドTEAC
  • 型番AI-503
  • 発売日2017年3月初旬
  • 価格128000
【SPEC】●電源:AC 100V (50/60Hz) ●消費電力:38W ●待機時電力:0.5W以下 (スタンバイ) ●外形寸法:290W×81.2H×264Dmm ●質量:3.7kg