Amphionスピーカーの取り扱いが再スタート
<アナログオーディオフェア>ヤマハ、旗艦ターンテーブル「GT-5000」をデモ/GRADOが新カートリッジ初お披露目
アナログオーディオ関連イベント「アナログオーディオフェア2018」が、本日6月9日・10日の2日間、東京・秋葉原の損保会館で開催される。入場は無料。本稿では、ヤマハやナイコムなど各社ブースの模様をお伝えする。
ヤマハは会場の4階・406に出展。同社の新フラグシップ ターンテーブル「GT-5000」を中心とした試聴システムを展開した。
2017東京インターナショナルオーディオショウにて参考出展されたモデル(関連記事)が、正式に「5000シリーズ」としての型番を与えられ、完成に向けてさらなる音の追い込みが行われているという。発売・出荷は年内を目標としており、価格は現状で未定。
今回の出展では、インターナショナルオーディオショウから足回りに変更が行われている。当時は暫定的にウィンドベルの足を付けていたが、専用開発のものに変更されたとのこと。
サウンドの調整について、担当者は「チューニングを追い込むことで、解像度が上がり、音の焦点があってくる。発売までお待たせしてしまっているが、中途半端な状態で出すわけにはいかない」とコメントした。
5階・503はナイコムやViV laboratory、ディーアンドエムホールディングスなどの合同ブースとなっており、各社の製品を組み合わせたシステムを試聴することができた。
ナイコムはGRADOの新カートリッジを出展。Linageシリーズの上位モデル「Epoch」に次ぐ位置づけの「Aeon」だ。基本的なスペックはEpochと同一で、音のチューニングが異なっているという。
サファイアカンチレバーに特別設計のダイヤモンドスタイラスを採用。出力は1.0mVで、周波数特性は6Hz〜70kHz。筐体にはココボロ木材が用いられている。価格は690,000円(税抜)を予定。
またウィンテスト株式会社が、スピーカーブランドAmphionの取り扱いを開始。ブックシェルフ型「Argon1」やトールボーイ型「Krypton 3」などのラインナップを展示した。
Amphionはフィンランドのスピーカーブランドで、モニター向けとコンシューマー向けのスピーカーを展開し、それらはパッシブタイプで開発されている点が特徴となる。販売はまず「Argon 1(W)」「Argon 3LS」「Argon 7LS」が9月1日発売で先行し、他のモデルも順次増やしていく予定とのこと。
そして同社ではWeFiled(ウィフィールド)というブランドを立ち上げ、DAコンバーターやオーディオアクセサリーの開発も行っていくという。ブランドに関する情報は7月下旬から8月上旬に開設予定のブランド公式HPから確認ができる。
ディーアンドエムホールディングスはDENONおよびPro-Jectのアナログプレーヤーを展示。「DP-1300MKII」「DP-500M」などロングセラーモデルが並べられるほか、受注生産のハイエンドモデル「175 VIENNA PHILHARMONIC RECORDPLAYER」を用いたデモを実施。
またViV laboratoryの「Rigid Float」トーンアームに、オーロラサウンドやオーディオデザイン、サンバレーの真空管アンプなど、様々なブランドのフォノイコライザーやアンプといったアナログ再生に関連した製品を、担当者の話を交え聴くことができるブースとなっていた。
5階・506では、楫音舎(しゅういんしゃ)の取り扱うWell Tempered Labのアナログプレーヤー「Simplex MkII」に、PLATANUSの最新カートリッジ「3.5S」を取り付けたシステムがデモされた。
「3.5S」は同ブランドのフラグシップとなる第一弾モデル「2.0S」に続く、スタンダードモデル。独自の高剛性磁気回路を搭載し、内部の切削量を必要最小限に留めるとともにブラス製スタビライザーを圧入して剛性を確保したアルミニウム合金製削りだし一体型ボディを採用。コストと自重を抑えながら、力強く躍動感のある中低域、伸びやかな高域、確かな空間の再現を目指したとしている。発売は6月20日頃で、価格は240,000円(税抜)。
また同ブースのシステムでは、SPARKLER AUDIO(スパークラー・オーディオ)のプレーヤーやアンプ製品に、Sternklang(シュテルンクランク)のケーブルが組み合わせられた。
SPARKLER AUDIOは開発から製造、販売までを自社で行うメーカー/ブランドで、その製品はCDプレーヤー/トランスポート「model S507 “notebook II”」やプリメインアンプ「model S502 “ether”」、DAコンバーター「S504 “unison”」などの「Smartシリーズ」としてラインナップされるが、電圧伝送タイプと電流伝送タイプを揃えることが特徴だ。担当者は「電圧ではなく電流で信号を送ることで、鮮度の高い音を実現することができる」と説明する。
Sternklangはフラットケーブル「Ephemera」と同軸構造の「Sarume」を展開。それぞれRCAやXLR、デジタルケーブルをラインナップするほか、Ephemeraはスピーカーケーブルを、Sarumeはフォノケーブルも用意されている。ケーブルはハンドメイドで制作され、導体皮膜には静電気フリーのオーガニック・マテリアルが採用される。
会場の1階と2階では、多数のブランドが出展する大きなブースが展開され、各社が多種多様な製品を展示していた。
フルテックは非常に好評だというコネクター/ケーブル用ホルダー「NCF Booster」や電源、ケーブルアクセサリーを展示。 IKEDA Sound Labsは、今夏発売予定という端子クリーニングセット「HR-クリーナー」や今秋発売予定のトーンアーム「IT-407S」およびトーンアームベースを展示。ベルドリームサウンドはカートリッジキーパーや新製品となるディスク・スタビライザー「BD-STB290」などを展示。来場者からの関心を集めた。
ヤマハは会場の4階・406に出展。同社の新フラグシップ ターンテーブル「GT-5000」を中心とした試聴システムを展開した。
2017東京インターナショナルオーディオショウにて参考出展されたモデル(関連記事)が、正式に「5000シリーズ」としての型番を与えられ、完成に向けてさらなる音の追い込みが行われているという。発売・出荷は年内を目標としており、価格は現状で未定。
今回の出展では、インターナショナルオーディオショウから足回りに変更が行われている。当時は暫定的にウィンドベルの足を付けていたが、専用開発のものに変更されたとのこと。
サウンドの調整について、担当者は「チューニングを追い込むことで、解像度が上がり、音の焦点があってくる。発売までお待たせしてしまっているが、中途半端な状態で出すわけにはいかない」とコメントした。
5階・503はナイコムやViV laboratory、ディーアンドエムホールディングスなどの合同ブースとなっており、各社の製品を組み合わせたシステムを試聴することができた。
ナイコムはGRADOの新カートリッジを出展。Linageシリーズの上位モデル「Epoch」に次ぐ位置づけの「Aeon」だ。基本的なスペックはEpochと同一で、音のチューニングが異なっているという。
サファイアカンチレバーに特別設計のダイヤモンドスタイラスを採用。出力は1.0mVで、周波数特性は6Hz〜70kHz。筐体にはココボロ木材が用いられている。価格は690,000円(税抜)を予定。
またウィンテスト株式会社が、スピーカーブランドAmphionの取り扱いを開始。ブックシェルフ型「Argon1」やトールボーイ型「Krypton 3」などのラインナップを展示した。
Amphionはフィンランドのスピーカーブランドで、モニター向けとコンシューマー向けのスピーカーを展開し、それらはパッシブタイプで開発されている点が特徴となる。販売はまず「Argon 1(W)」「Argon 3LS」「Argon 7LS」が9月1日発売で先行し、他のモデルも順次増やしていく予定とのこと。
そして同社ではWeFiled(ウィフィールド)というブランドを立ち上げ、DAコンバーターやオーディオアクセサリーの開発も行っていくという。ブランドに関する情報は7月下旬から8月上旬に開設予定のブランド公式HPから確認ができる。
ディーアンドエムホールディングスはDENONおよびPro-Jectのアナログプレーヤーを展示。「DP-1300MKII」「DP-500M」などロングセラーモデルが並べられるほか、受注生産のハイエンドモデル「175 VIENNA PHILHARMONIC RECORDPLAYER」を用いたデモを実施。
またViV laboratoryの「Rigid Float」トーンアームに、オーロラサウンドやオーディオデザイン、サンバレーの真空管アンプなど、様々なブランドのフォノイコライザーやアンプといったアナログ再生に関連した製品を、担当者の話を交え聴くことができるブースとなっていた。
5階・506では、楫音舎(しゅういんしゃ)の取り扱うWell Tempered Labのアナログプレーヤー「Simplex MkII」に、PLATANUSの最新カートリッジ「3.5S」を取り付けたシステムがデモされた。
「3.5S」は同ブランドのフラグシップとなる第一弾モデル「2.0S」に続く、スタンダードモデル。独自の高剛性磁気回路を搭載し、内部の切削量を必要最小限に留めるとともにブラス製スタビライザーを圧入して剛性を確保したアルミニウム合金製削りだし一体型ボディを採用。コストと自重を抑えながら、力強く躍動感のある中低域、伸びやかな高域、確かな空間の再現を目指したとしている。発売は6月20日頃で、価格は240,000円(税抜)。
また同ブースのシステムでは、SPARKLER AUDIO(スパークラー・オーディオ)のプレーヤーやアンプ製品に、Sternklang(シュテルンクランク)のケーブルが組み合わせられた。
SPARKLER AUDIOは開発から製造、販売までを自社で行うメーカー/ブランドで、その製品はCDプレーヤー/トランスポート「model S507 “notebook II”」やプリメインアンプ「model S502 “ether”」、DAコンバーター「S504 “unison”」などの「Smartシリーズ」としてラインナップされるが、電圧伝送タイプと電流伝送タイプを揃えることが特徴だ。担当者は「電圧ではなく電流で信号を送ることで、鮮度の高い音を実現することができる」と説明する。
Sternklangはフラットケーブル「Ephemera」と同軸構造の「Sarume」を展開。それぞれRCAやXLR、デジタルケーブルをラインナップするほか、Ephemeraはスピーカーケーブルを、Sarumeはフォノケーブルも用意されている。ケーブルはハンドメイドで制作され、導体皮膜には静電気フリーのオーガニック・マテリアルが採用される。
会場の1階と2階では、多数のブランドが出展する大きなブースが展開され、各社が多種多様な製品を展示していた。
フルテックは非常に好評だというコネクター/ケーブル用ホルダー「NCF Booster」や電源、ケーブルアクセサリーを展示。 IKEDA Sound Labsは、今夏発売予定という端子クリーニングセット「HR-クリーナー」や今秋発売予定のトーンアーム「IT-407S」およびトーンアームベースを展示。ベルドリームサウンドはカートリッジキーパーや新製品となるディスク・スタビライザー「BD-STB290」などを展示。来場者からの関心を集めた。
関連リンク