「良い馬には良い鞍を」。上海でもMy Roomシリーズが絶賛

ウィリアムス浩子の上海オーディオショップ突撃レポート。良い音で聴く喜びは古今東西普遍的

公開日 2018/08/30 12:46 ウィリアムス浩子
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『My Room』プロジェクト・シリーズなど音にもこだわったジャズ作品で、ジャズファンのみならず、オーディオファンより高い支持を集めている歌手のウィリアムス浩子さんが、8月30日から上海で開催される第10回『上海インターナショナルオーディオショウ』に出演する。

これに先立ち、今年5月、浩子さんは上海のオーディオショップ数件を訪ねた。浩子さんのCDは海外でも引き合いがあり、オーディオショップを中心に販売され高い人気を呼んでいるが、実際に現場でどんなレスポンスがあるのか、隣国ということもあり興味を持って突撃訪問した次第。その模様をお届けしたい。(オーディオ編集部)


日本の品揃えに負けずとも劣らず豊富

こんにちは。ウィリアムス浩子です。今年5月に、上海まで行って参りました! 

麗影音響広場ビルにて。

海外では自分のCDがどんなふうに受け入れられるのか、正直な感想を聞いてみたかったからです。また、自宅でも一昨年、単品オーディオを新調して以来、上海のオーディオ事情にも興味がありました。

さて向かったのは、上海は西蔵南路駅の麗影音響広場ビル(CHINA NATIONAL PUBLICATIONS IMPORT & EXPORT CORPOの張 国梁さんに教えてもらいました! 張さん、ありがとうございます!)。

オーディオ機器とオーディオアクセサリーのショップがたくさん入っていました。全部で30店舗くらいでしょうか。







お茶のセットがあるのが なんとも中国らしい 。おもてなしの気持ちなんだそう
上海のオーディオショップ、とても充実しています。麗影音響広場ビルの1階と2階にショップが集まっていました。1階が主にケーブルなどのアクセサリーを取り扱っており、2階は広いスペースをとって、ハイエンドなオーディオ機器が展示されていました。ショップごとに取り扱うブランドがはっきりしていたことが印象的です。

取り扱っているハードウェアは、日本の品揃えに負けずとも劣らず豊富で、日本のブランドのほか世界中のブランドが取り揃えられておりました。中国産の最新オーディオもあります。





良い音で音楽を聴く喜びは古今東西普遍的

挨拶してみたお店がCDをとりあえず一枚半信半疑で流してくれたら、突然ワラワラと人が集まり、信じられないほど皆さんフレンドリーになってくれました。オーナーたちとお話していると、とにかく音楽が好きな人たちばかり。お話したのはオーディオショップ5、6社でしたが、全店舗が私のアルバムをこぞって揃えてくれました。








My Room シリーズの音、バラード集の音にとても感銘してくれて、上海のオーディオショウで紹介すべきと話してくれました。My Roomシリーズは一般のオーディオルームで録音を行っていますが、そうした良い音作り、良い音楽、そして良い音のオーディオということに、とても共感してくれました。

そして、8月の末に行う上海ハイエンドオーディオショウにぜひおいで、という話になりました(^人^)

中国の言葉に「良い馬には良い鞍を」という言葉があるそうです。大変光栄なことに、陸さんというなかでもハイエンドな機器を取り扱うショップのオーナーが、私の音楽をそう絶賛してくれたのです。このアルバムはいいオーディオで聴くべきだ、と。この言葉には特に感激しました。

中国の方がここまで褒めるの滅多にない、と通訳さん。

上海はとくに中国国内でも富裕層が多く、豪華なマンションに住むことが多いので、ステイタスとして車を揃えるようにオーディオもより良いものを求める人が多いとお店の方が教えてくれました。良い音で音楽を聴く喜びは、古今東西普遍的なものなんですね。私も歌手として、多くの人の胸に響く歌を残したいと思いました。

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