HD DACの後継機「TUBE DAC」も
<CES>Nagra、電源・筐体に基幹プリの技術を採用した新DAC「Nagra HD DAC X」
米国ラスベガスで国際イベント「CES2019」が開催されている。Nagraのブースでは、新製品となるHDシリーズのD/Aコンバーター「Nagra HD DAC X」「TUBE DAC」が展示され、試聴が行われている。
Nagra HD DAC Xは、「Nagra HD DAC」の進化版と説明されており、価格は64,500ドル。1月中の発売が予定されている。
同社のハイエンドプリアンプ「HD PREAMP」(関連ニュース)と同様の2シャーシ設計となっているほか、電源や機械的な制振性の設計をほとんど共有しているとのこと。
電源には大容量のコンデンサを搭載。バッテリーのように静かに動作するほか、容量が大きいため時間が経っても放電しにくいため、安定しているという。
各電子回路には、専用の低ノイズレギュレータを備えた電源がそれぞれ搭載されており、デジタル部には16個、全体では37種類以上の電源を搭載している。
オーディオユニット内部のデジタル部分が新設計され、DSD 256までの信号再生に対応。光学デジタル端子×2も備える。またファームウェアアップデートが可能な設計となっている。
アナログ部にはデュアルモノトポロジーが採用され、各チャンネルには段間トランスと真空管が搭載。このトランスは新設計となり、スイスの同社工場で手巻きで製造されている。
これにより、「生きているような暖かみや質感があり、非常にダイナミックで、他のDACを超えた周波数応答が得られた。サウンドステージは奥行きと高さが感じられ、他のDACでは聴こえなかった音が明らかになる」と説明されている。
またTUBE DACは、HD DACの後継機となるDAC。HD DACと全く同じアナログ部を持っていると紹介されている。またデジタル入力部とデジタルコアに関してはHD DAC Xと同じものが用いられている。
価格は29,500ドルとなる。またすでにHD DACを所有している方に対して、アップグレードサービスも行われるとのことだ。
Nagra HD DAC Xは、「Nagra HD DAC」の進化版と説明されており、価格は64,500ドル。1月中の発売が予定されている。
同社のハイエンドプリアンプ「HD PREAMP」(関連ニュース)と同様の2シャーシ設計となっているほか、電源や機械的な制振性の設計をほとんど共有しているとのこと。
電源には大容量のコンデンサを搭載。バッテリーのように静かに動作するほか、容量が大きいため時間が経っても放電しにくいため、安定しているという。
各電子回路には、専用の低ノイズレギュレータを備えた電源がそれぞれ搭載されており、デジタル部には16個、全体では37種類以上の電源を搭載している。
オーディオユニット内部のデジタル部分が新設計され、DSD 256までの信号再生に対応。光学デジタル端子×2も備える。またファームウェアアップデートが可能な設計となっている。
アナログ部にはデュアルモノトポロジーが採用され、各チャンネルには段間トランスと真空管が搭載。このトランスは新設計となり、スイスの同社工場で手巻きで製造されている。
これにより、「生きているような暖かみや質感があり、非常にダイナミックで、他のDACを超えた周波数応答が得られた。サウンドステージは奥行きと高さが感じられ、他のDACでは聴こえなかった音が明らかになる」と説明されている。
またTUBE DACは、HD DACの後継機となるDAC。HD DACと全く同じアナログ部を持っていると紹介されている。またデジタル入力部とデジタルコアに関してはHD DAC Xと同じものが用いられている。
価格は29,500ドルとなる。またすでにHD DACを所有している方に対して、アップグレードサービスも行われるとのことだ。
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