100万円超のSACDプレーヤー3機種揃いぶみ
<オーディオフェスタ・イン・名古屋>イベントの総括と注目のブースを写真でレポート
2月22日、23日に名古屋国際展示場で開催された「オーディオフェスタ・イン・名古屋」は無事に閉幕した。新型コロナウィルスの影響もあり、昨年に比べ来場者は少なめ、家族連れ等には厳しい環境となったが、その分中京圏の熱心なオーディオファイルが訪れていたように感じられる。
やはりアナログ関連の新アイテムが豊富で、アキュフェーズの「C-47」、ティアックの「PE-505」などバランス入力に対応したフォノイコライザーがひとつのトレンドとなっている。CSポートのアナログプレーヤー「TAT2」、Pro-Jectのカートリッジなど、国内・海外問わず意欲的な製品が開発されているようだ。
その一方で、高価格帯の新SACDプレーヤー3モデルの揃いぶみなど、ディスクメディアへの関心の高さも窺わせる。SOULNOTEの「S-3」(128万円/税抜)、ラックスマンの「D-10X」(120万円/税抜)、エソテリックの「K-03XD」(110万円/税抜)といずれも100万円を超える国産メーカー製品だが、DAコンバーターや回路設計などにそれぞれ特色を出してきており、選択の楽しみが広がっている。輸入系ではナスペック取り扱いのPlayback Designs「MPS-8」(370万円/税抜)、マークレビンソンの「No5101」(60万円/税抜)なども登場。ディスクプレーヤー市場にはまだまだ活気あることを感じさせる。
ディスクとハイレゾ再生を両立させるモデルも好調で、トライオードの「TRV-CD6SE」、テクニクスの「SL-G700」など、MQA-CDの再生ができるほか、さまざまな使いこなしが可能な“遊べる”モデルにも注目が集まっている。いずれもオーディオ市場の未来を見据えた戦略的モデルとして注目できる。
ハイレゾ再生に関しては目立った新規の出展はなかったが、マランツは「Amazon Music HD」によるハイレゾストリーミングの楽しみ方を提案。スフォルツァートは、ネットワークオーディオ伝送の新しいプロトコル「Diretta」をデモしていた。ライフスタイルに寄り添うオーディオの提案や、デジタルだからこそ可能な高音質への徹底したこだわりなど、新しい試みも広がってきている。
次回の「オーディオフェスタ・イン・名古屋」は2021年2月13日(土)、14日(日)に開催予定。場所は同じく名古屋国際展示場となる。
以下注目のブースを写真にてレポートしよう。
やはりアナログ関連の新アイテムが豊富で、アキュフェーズの「C-47」、ティアックの「PE-505」などバランス入力に対応したフォノイコライザーがひとつのトレンドとなっている。CSポートのアナログプレーヤー「TAT2」、Pro-Jectのカートリッジなど、国内・海外問わず意欲的な製品が開発されているようだ。
その一方で、高価格帯の新SACDプレーヤー3モデルの揃いぶみなど、ディスクメディアへの関心の高さも窺わせる。SOULNOTEの「S-3」(128万円/税抜)、ラックスマンの「D-10X」(120万円/税抜)、エソテリックの「K-03XD」(110万円/税抜)といずれも100万円を超える国産メーカー製品だが、DAコンバーターや回路設計などにそれぞれ特色を出してきており、選択の楽しみが広がっている。輸入系ではナスペック取り扱いのPlayback Designs「MPS-8」(370万円/税抜)、マークレビンソンの「No5101」(60万円/税抜)なども登場。ディスクプレーヤー市場にはまだまだ活気あることを感じさせる。
ディスクとハイレゾ再生を両立させるモデルも好調で、トライオードの「TRV-CD6SE」、テクニクスの「SL-G700」など、MQA-CDの再生ができるほか、さまざまな使いこなしが可能な“遊べる”モデルにも注目が集まっている。いずれもオーディオ市場の未来を見据えた戦略的モデルとして注目できる。
ハイレゾ再生に関しては目立った新規の出展はなかったが、マランツは「Amazon Music HD」によるハイレゾストリーミングの楽しみ方を提案。スフォルツァートは、ネットワークオーディオ伝送の新しいプロトコル「Diretta」をデモしていた。ライフスタイルに寄り添うオーディオの提案や、デジタルだからこそ可能な高音質への徹底したこだわりなど、新しい試みも広がってきている。
次回の「オーディオフェスタ・イン・名古屋」は2021年2月13日(土)、14日(日)に開催予定。場所は同じく名古屋国際展示場となる。
以下注目のブースを写真にてレポートしよう。
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