FUNDAMENTALからはセレクターも登場
<ARO>アイ・オー・データ、CDリッピングドライブ試作機を公開。次世代ハードも開発中
逆木 一氏によるオンラインオーディオショウ、Audio Renaissace Onlineが開催された。全32コマのYouTubeによるメーカー紹介動画が公開され、アーカイヴ公開も行われている。
【アイ・オー・データ機器】
アイ・オー・データ機器は、Blu-rayドライブを搭載した開発中のリッピング用ドライブを初公開した。2018年のOTOTENで参考出品されたモデルをさらにブラッシュアップし、筐体やドライブなどを一新した新しいモデルとして開発を進めているという。
サイズは350mm×350mmのfidataと同じサイズで、本体と重ねて置くことができる。2018年の試作機ではもう一回り小さいサイズで、筐体も鉄になっていたが、やはりより高級感のあるモデルへの需要が高かったことから、フロントパネルはアルミの削り出し、天板や側面は4mm厚のアルミとなっている。足はfidataと共通。
また、USBのポートを背面に2つ搭載。USBハブ的な利用も可能ということで、fidataからのUSB-DAC出力と光ドライブ接続を2台で完結させることができるようになっている。リッピングドライブとしての使用もできるが、CDのリアルタイム再生も可能で、音質的にも本格的なCD再生を目指して開発を進めているという。
また、12月発売となる2種類のオーディオ専用NAS「HFAS1-HN80」と「HFAS1-S21」の空気録音を実施。これまで5年間のfidataの音質技術を盛り込み、容量も倍にしたモデルとなっている。動画デモでは、HN80とH40、S10とS21の違いを確認することができる。
また、これまで語られてこなかったfidataの音質面での工夫として、背面には「for audio」と「for network」という2つのLANポートがあるが、実は異なるコントローラーが搭載されており、音にも違いがあるという。どちらをルーター、あるいはネットワークプレーヤーと接続しても問題はないが、音質面では「for audio」のほうが有利な内容になっているという。
また、fidata music appの新機能として、ストリーミングサービスとの連携を進めているという。また、次世代ハードについても開発を進めているということで、こちらも続報を待って欲しいということだ。
【Nmode】
Nmodeの時間では、Nmodeの瀬戸山貴博氏と、最近Nmodeとのコラボモデルを積極的にリリースしているFUNDAMENTALの鈴木 哲氏が登場。鈴木氏が音作りにも携わったハーフサイズプリメインアンプ「X-PM3 FT」、CDプレーヤーの「X-CD3」を紹介。
1bitならではの正確な駆動力に、ギタリストとしての感性でオーディオ開発を手掛けている鈴木 哲氏ならではのライヴ感、エネルギー感が加わったモデルとして紹介されている。線材やパーツなどを鈴木氏がセレクトし、Nmodeの提携工場で組み上げられているという。今後の予定として、ヘッドホンアンプ「HA-3」のFTモデルも開発中だという。
【FUNDAMENTAL】
ファンダメンタルの時間では、代表の鈴木 哲氏による新製品プリメインアンプ「PA10」を紹介。さらに、同社の製品が生み出されている工房も公開。鈴木氏ひとりで担当。基板作成から組み立てまで、鈴木氏ひとりで作り上げている貴重な製造現場を見ることができる。
さらに、Nicogiのアルバム『蜃気楼』からの2曲も空気録音で楽しむことができる。また、以前から要望が多かったというセレクター「BSB-10」も正式発売が決定。アルミの塊から削り出しで3入力1出力というシンプルな仕様。きちんと厳選されたパーツを使い、大量生産では不可能なことを追求するFUNDAMENTALのこだわりが語られている。
【リンジャパン】
MAJIK DSM/4を中心に、MAJIK LP12や、スピーカーMAJIK SE 140のデモンストレーションを紹介。加藤訓子さんをはじめとするLINN Recordsの音源の空気録音も楽しむことができる。
【マランツ】
マランツは、今年発売になった「SACD 30n」と「Model30」を中心に紹介。SACD 30nは、SACDはもちろん、ネットワークやストリーミング再生にも対応しており、現在市場で流通しているデジタルデータコンテンツはなんでも再生できるモデルを意図して開発されたという。
また、MARANTZ Museumとして、貴重な歴史的銘機なども動画で紹介している。1960年前後に生まれたソウル・バーナード・マランツ氏が開発を手掛けていたプリアンプmodel 7、パワーアンプmodel 9などは、いまのマランツのデザインの要素にも通じる部分があることが感じられる。また、フィリップス・マランツ時代のモデルも紹介。CD63などデザイン的にもユニークなモデルを確認することができる。
【GENELEC JAPAN】
マーケティングマネージャーの浅田陽介氏より、The Onesシリーズを中心に紹介。丸みのあるデザインの特徴やモニタースピーカーならではの音響技術の内実が語られる。また、GLMと呼ばれるルームチューニングソフトウェアの効果について、そのオンオフを音声込みで紹介している。
【ティグロン】
ティグロンは、レコーディングスタジオ「DUTCH MAMA STUDIO」にて製品の企画趣旨を実施。GENELECの1031というスピーカーを利用し、ProtoolsのDAWからミキシングコンソールを通した音について、ティグロンのアクセサリーを入れ替えて比較試聴ができる動画となっている。
比較試聴では、SUNSHINEの電源ケーブルSAC REFERENCE1.8、インシュレーターTMZ-3、最新インターコネクトケーブル2000シリーズのありなしなどを聴くことができる。
【アイ・オー・データ機器】
アイ・オー・データ機器は、Blu-rayドライブを搭載した開発中のリッピング用ドライブを初公開した。2018年のOTOTENで参考出品されたモデルをさらにブラッシュアップし、筐体やドライブなどを一新した新しいモデルとして開発を進めているという。
サイズは350mm×350mmのfidataと同じサイズで、本体と重ねて置くことができる。2018年の試作機ではもう一回り小さいサイズで、筐体も鉄になっていたが、やはりより高級感のあるモデルへの需要が高かったことから、フロントパネルはアルミの削り出し、天板や側面は4mm厚のアルミとなっている。足はfidataと共通。
また、USBのポートを背面に2つ搭載。USBハブ的な利用も可能ということで、fidataからのUSB-DAC出力と光ドライブ接続を2台で完結させることができるようになっている。リッピングドライブとしての使用もできるが、CDのリアルタイム再生も可能で、音質的にも本格的なCD再生を目指して開発を進めているという。
また、12月発売となる2種類のオーディオ専用NAS「HFAS1-HN80」と「HFAS1-S21」の空気録音を実施。これまで5年間のfidataの音質技術を盛り込み、容量も倍にしたモデルとなっている。動画デモでは、HN80とH40、S10とS21の違いを確認することができる。
また、これまで語られてこなかったfidataの音質面での工夫として、背面には「for audio」と「for network」という2つのLANポートがあるが、実は異なるコントローラーが搭載されており、音にも違いがあるという。どちらをルーター、あるいはネットワークプレーヤーと接続しても問題はないが、音質面では「for audio」のほうが有利な内容になっているという。
また、fidata music appの新機能として、ストリーミングサービスとの連携を進めているという。また、次世代ハードについても開発を進めているということで、こちらも続報を待って欲しいということだ。
【Nmode】
Nmodeの時間では、Nmodeの瀬戸山貴博氏と、最近Nmodeとのコラボモデルを積極的にリリースしているFUNDAMENTALの鈴木 哲氏が登場。鈴木氏が音作りにも携わったハーフサイズプリメインアンプ「X-PM3 FT」、CDプレーヤーの「X-CD3」を紹介。
1bitならではの正確な駆動力に、ギタリストとしての感性でオーディオ開発を手掛けている鈴木 哲氏ならではのライヴ感、エネルギー感が加わったモデルとして紹介されている。線材やパーツなどを鈴木氏がセレクトし、Nmodeの提携工場で組み上げられているという。今後の予定として、ヘッドホンアンプ「HA-3」のFTモデルも開発中だという。
【FUNDAMENTAL】
ファンダメンタルの時間では、代表の鈴木 哲氏による新製品プリメインアンプ「PA10」を紹介。さらに、同社の製品が生み出されている工房も公開。鈴木氏ひとりで担当。基板作成から組み立てまで、鈴木氏ひとりで作り上げている貴重な製造現場を見ることができる。
さらに、Nicogiのアルバム『蜃気楼』からの2曲も空気録音で楽しむことができる。また、以前から要望が多かったというセレクター「BSB-10」も正式発売が決定。アルミの塊から削り出しで3入力1出力というシンプルな仕様。きちんと厳選されたパーツを使い、大量生産では不可能なことを追求するFUNDAMENTALのこだわりが語られている。
【リンジャパン】
MAJIK DSM/4を中心に、MAJIK LP12や、スピーカーMAJIK SE 140のデモンストレーションを紹介。加藤訓子さんをはじめとするLINN Recordsの音源の空気録音も楽しむことができる。
【マランツ】
マランツは、今年発売になった「SACD 30n」と「Model30」を中心に紹介。SACD 30nは、SACDはもちろん、ネットワークやストリーミング再生にも対応しており、現在市場で流通しているデジタルデータコンテンツはなんでも再生できるモデルを意図して開発されたという。
また、MARANTZ Museumとして、貴重な歴史的銘機なども動画で紹介している。1960年前後に生まれたソウル・バーナード・マランツ氏が開発を手掛けていたプリアンプmodel 7、パワーアンプmodel 9などは、いまのマランツのデザインの要素にも通じる部分があることが感じられる。また、フィリップス・マランツ時代のモデルも紹介。CD63などデザイン的にもユニークなモデルを確認することができる。
【GENELEC JAPAN】
マーケティングマネージャーの浅田陽介氏より、The Onesシリーズを中心に紹介。丸みのあるデザインの特徴やモニタースピーカーならではの音響技術の内実が語られる。また、GLMと呼ばれるルームチューニングソフトウェアの効果について、そのオンオフを音声込みで紹介している。
【ティグロン】
ティグロンは、レコーディングスタジオ「DUTCH MAMA STUDIO」にて製品の企画趣旨を実施。GENELECの1031というスピーカーを利用し、ProtoolsのDAWからミキシングコンソールを通した音について、ティグロンのアクセサリーを入れ替えて比較試聴ができる動画となっている。
比較試聴では、SUNSHINEの電源ケーブルSAC REFERENCE1.8、インシュレーターTMZ-3、最新インターコネクトケーブル2000シリーズのありなしなどを聴くことができる。
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