「ERNESTOLO 10th Anniversary EVO」

Carot One、「ERNESTOLO」10周年記念モデルに「EVO」仕様を追加。真空管とオペアンプ変更

公開日 2021/08/20 00:00 編集部:小野佳希
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ユキムは、同社が取り扱う伊Carot Oneより、設立10周年記念のプリメイン/ヘッドホンアンプ「ERNESTOLO 10th Annversary」をさらにバージョンアップした “エボリューションモデル” 「ERNESTOLO 10th Anniversary EVO」を9月に発売する。オープン価格だが税込59,400円前後での実売が予想される。

ERNESTOLO 10th Anniversary EVO

プリアンプ部は、真空管をベースモデルのエレクトロ・ハーモニクス製の3極管「6922EH」からJJ製「ECC802S」に変更。オペアンプも、TI製「NE5532」から今回バーブラウン社製のビンテージ品をハンドメイド実装でDUAL構成にした「OPA627AU」に変更した。なお、パワーアンプ部はベースモデル同様にデジタルアンプ「TA2024」を採用している。

真空管とオペアンプを変更

ベースとなっているERNESTOLO 10th Annversaryは、ブランド初製品となったエルネストーロをベースに、新カラー「マットグレー」を採用して復刻させたモデル。今回の “EVO” も、通常の10th Annversaryモデル同様に、日本国内で真空管装着およびバイアス調整が施されるエクスクルーシブ・エディションとなる。

スペック値はベースモデル同様で、プリアンプ部の全高調波歪が0.05%@10kΩ、パワーアンプ部は出力15W+15W(4Ω)/6W+6W(8Ω)で、ダイナミックレンジは98dB。全高調波歪は0.03%@9W 4Ω。ヘッドホンアンプとしての仕様は、出力が3.0W/チャンネル33Ω、SN比が92dB。周波数特性は15Hz - 100kHz(-1dB)、入力インピーダンスは10kΩとなる。

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