ベルリン・フィルとツィンマーマンによるヴァイオリン協奏曲集など
オーディオファン注目のクラシックタイトル2商品が「PHILEWEB.SHOP」に入荷
「PHILEWEB.SHOP」に、オーディオファン注目のクラシック新譜が2タイトル登場しました。
2タイトルは、『ベルリン・フィル&F.P. ツィンマーマン / ベートーヴェン、ベルク、バルトーク:ヴァイオリン協奏曲 CD_KKC 9695/7』。もうひとつは『新・クラシック セレクション 1 〜ととのうクラシック〜 CD_GDRL1004』です。
ベルリン・フィルとF.P.ツィンマーマン
まずは『ベルリン・フィル&F.P. ツィンマーマン / ベートーヴェン、ベルク、バルトーク:ヴァイオリン協奏曲(2CD+1Blu-ray) CD_KKC 9695/7』。
ベルリン・フィル・レコーディングスからソリストに焦点を当てたディスクがリリース(CD2枚とBlu-ray1枚のセット)。常に世界的指揮者たちとの演奏で注目されるベルリン・フィルですが、一流のソリストたちとの共演も見逃すことはできません。今回登場するのは36年間にわたって実りある関係を築き上げてきたヴァイオリニストのフランク・ペーター・ツィンマーマン。
1985年にヴァルトビューネでの初共演以来、ツィンマーマンとベルリン・フィルは密接な関係にあります。彼の演奏は世代を超えて受け継がれており、近年のオーケストラ界を形成する指揮者の中で、この優れたヴァイオリニストと共同作業をしていない人はほとんどいないといえるほどです。
まず、ツィンマーマン自ら「ヴァイオリン協奏曲のエベレスト」と呼ぶベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。この作品をベルリン・フィルと30年ぶりに共演し、完璧無比な演奏を聴かせています。ダニエル・ハーディングは、ソリストとオケの緊密な連携をとり、作品に寄り添った指揮ぶりをもせています。
続いては、1936年に初演されたベルクのヴァイオリン協奏曲。ベルクは、若くして亡くなったマノン・グロピウスへのレクイエムとして《ある天使の思い出に》という献辞が付けられたヴァイオリン協奏曲を作曲しました。ツィンマーマンの解釈はこの十二音技法の作品の深いロマンティックな側面を明らかにしたもので、彼はキリル・ペトレンコと共演した時間を忘れがたい「素晴らしい瞬間」と振り返っています。
最後に、バルトークの2つのヴァイオリン協奏曲。ツィンマーマンは、ディテールやニュアンスが非常に豊かなバルトークの音楽に、最大の敬意をもって取り組んでいます。彼がこの2つの作品に取り組み始めたのは、芸術家としてのキャリアの中でも比較的遅い時期でしたが、即座に彼を魅了しました。ツィンマーマンは、2016年にこの2つのヴァイオリン協奏曲を、20年以上の親交があるベルリン・フィルとアラン・ギルバートとの共演で録音しました。歓喜に満ちた第1番は、若きヴァイオリニスト、シュテフィ・ゲイエルへの愛に捧げられており、第2番は官能的な旋律と独創的な形式で魅了します。ツィンマーマンは、後者を「もっとも偉大なヴァイオリン協奏曲の3曲中の1つに数えられる」と称賛しています。
2枚のCDとBlu-rayに収録された音源に加え、高品質なハードカバー装丁の当エディションには、多数の写真を掲載した充実したブックレットが付いています。カバー・アートは、ドイツの現代アーティスト、ヨリンデ・フォークトの作品です。
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"こんなクラシックガイドが欲しかった!"
もうひとつは『新・クラシック セレクション 1 〜ととのうクラシック〜 CD_GDRL1004』。
「ベスト・オブ」でも「はじめての入門」でもなく、今この時代の視点と感性からクラシック音楽をセレクトし直す新シリーズ『新・クラシック セレクション』。クラシックファンのみならず、すべての音楽ファンにお届けする「感じる」クラシックガイド。
記念すべきシリーズ第1弾は"サウナミュージック"という独自の音楽ジャンルを築いている作曲家、とくさしけんご監修による「ととのうクラシック」編。とくさし氏のアルバム“MUSIC FOR SAUNA”のCD限定特典冊子「ととのう音楽100選」などからクラシック音楽をセレクト。
サウナ→水風呂→休憩を繰り返していくうちに訪れる多幸感。「ととのった〜」 サウナは感覚器のリセット、調律です。
作曲家たちの音世界を存分に味わう準備、ととのいました。約60分間、ゆったりと続く天国的なクラシック音楽の世界を回遊です。
音楽配信では手に入らない、独自のライナーノーツを含む、充実のブックレット。タイトル題字・イラストはタナカカツキ氏(マンガ家・サウナ大使)。
オーディオ評論でも定評のある生形氏による新・マスタリング。クラシックマニア層からクラシック以外の音楽ファンへのアピールも視野入れした、ディスクユニオン制作のクラシックCDシリーズを連続リリース。その第一弾が「新・クラシック セレクション1〜ととのうクラシック〜」。(このあと、2.静かな夜のクラシック 12/15、 3.デスクワーククラシック(仮) を連続リリース予定という)。
クラシック音楽を心地よく浴びるように、浮遊するように、深く眠るように聴く、といった内容ですが、クラシックファンにもまだ耳馴染みが少ないような作品や、よりマニアックに掘り下げるきっかけになるような作品群を選定。また、ロック・ポップス・ジャズ、特にアンビエントやニューエイジのファンなどへもアプローチできる多角的な内容。さらには、生活の中での鎮静や活性化のために「使う」音楽としても展開する新シリーズです。
オーディオ的にも、生形氏によるマスタリングを施しており、“心地よく鳴らす”というチェックディスクとしてもぜひおすすめしたいシリーズです。
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2タイトルは、『ベルリン・フィル&F.P. ツィンマーマン / ベートーヴェン、ベルク、バルトーク:ヴァイオリン協奏曲 CD_KKC 9695/7』。もうひとつは『新・クラシック セレクション 1 〜ととのうクラシック〜 CD_GDRL1004』です。
ベルリン・フィルとF.P.ツィンマーマン
長年の友情と芸術的な関係が生んだ絶品ヴァイオリン協奏曲集
まずは『ベルリン・フィル&F.P. ツィンマーマン / ベートーヴェン、ベルク、バルトーク:ヴァイオリン協奏曲(2CD+1Blu-ray) CD_KKC 9695/7』。
ベルリン・フィル・レコーディングスからソリストに焦点を当てたディスクがリリース(CD2枚とBlu-ray1枚のセット)。常に世界的指揮者たちとの演奏で注目されるベルリン・フィルですが、一流のソリストたちとの共演も見逃すことはできません。今回登場するのは36年間にわたって実りある関係を築き上げてきたヴァイオリニストのフランク・ペーター・ツィンマーマン。
1985年にヴァルトビューネでの初共演以来、ツィンマーマンとベルリン・フィルは密接な関係にあります。彼の演奏は世代を超えて受け継がれており、近年のオーケストラ界を形成する指揮者の中で、この優れたヴァイオリニストと共同作業をしていない人はほとんどいないといえるほどです。
まず、ツィンマーマン自ら「ヴァイオリン協奏曲のエベレスト」と呼ぶベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。この作品をベルリン・フィルと30年ぶりに共演し、完璧無比な演奏を聴かせています。ダニエル・ハーディングは、ソリストとオケの緊密な連携をとり、作品に寄り添った指揮ぶりをもせています。
続いては、1936年に初演されたベルクのヴァイオリン協奏曲。ベルクは、若くして亡くなったマノン・グロピウスへのレクイエムとして《ある天使の思い出に》という献辞が付けられたヴァイオリン協奏曲を作曲しました。ツィンマーマンの解釈はこの十二音技法の作品の深いロマンティックな側面を明らかにしたもので、彼はキリル・ペトレンコと共演した時間を忘れがたい「素晴らしい瞬間」と振り返っています。
最後に、バルトークの2つのヴァイオリン協奏曲。ツィンマーマンは、ディテールやニュアンスが非常に豊かなバルトークの音楽に、最大の敬意をもって取り組んでいます。彼がこの2つの作品に取り組み始めたのは、芸術家としてのキャリアの中でも比較的遅い時期でしたが、即座に彼を魅了しました。ツィンマーマンは、2016年にこの2つのヴァイオリン協奏曲を、20年以上の親交があるベルリン・フィルとアラン・ギルバートとの共演で録音しました。歓喜に満ちた第1番は、若きヴァイオリニスト、シュテフィ・ゲイエルへの愛に捧げられており、第2番は官能的な旋律と独創的な形式で魅了します。ツィンマーマンは、後者を「もっとも偉大なヴァイオリン協奏曲の3曲中の1つに数えられる」と称賛しています。
2枚のCDとBlu-rayに収録された音源に加え、高品質なハードカバー装丁の当エディションには、多数の写真を掲載した充実したブックレットが付いています。カバー・アートは、ドイツの現代アーティスト、ヨリンデ・フォークトの作品です。
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"こんなクラシックガイドが欲しかった!"
オーディオ・アクティビスト生形三郎による新・マスタリング
もうひとつは『新・クラシック セレクション 1 〜ととのうクラシック〜 CD_GDRL1004』。
「ベスト・オブ」でも「はじめての入門」でもなく、今この時代の視点と感性からクラシック音楽をセレクトし直す新シリーズ『新・クラシック セレクション』。クラシックファンのみならず、すべての音楽ファンにお届けする「感じる」クラシックガイド。
記念すべきシリーズ第1弾は"サウナミュージック"という独自の音楽ジャンルを築いている作曲家、とくさしけんご監修による「ととのうクラシック」編。とくさし氏のアルバム“MUSIC FOR SAUNA”のCD限定特典冊子「ととのう音楽100選」などからクラシック音楽をセレクト。
サウナ→水風呂→休憩を繰り返していくうちに訪れる多幸感。「ととのった〜」 サウナは感覚器のリセット、調律です。
作曲家たちの音世界を存分に味わう準備、ととのいました。約60分間、ゆったりと続く天国的なクラシック音楽の世界を回遊です。
音楽配信では手に入らない、独自のライナーノーツを含む、充実のブックレット。タイトル題字・イラストはタナカカツキ氏(マンガ家・サウナ大使)。
オーディオ評論でも定評のある生形氏による新・マスタリング。クラシックマニア層からクラシック以外の音楽ファンへのアピールも視野入れした、ディスクユニオン制作のクラシックCDシリーズを連続リリース。その第一弾が「新・クラシック セレクション1〜ととのうクラシック〜」。(このあと、2.静かな夜のクラシック 12/15、 3.デスクワーククラシック(仮) を連続リリース予定という)。
クラシック音楽を心地よく浴びるように、浮遊するように、深く眠るように聴く、といった内容ですが、クラシックファンにもまだ耳馴染みが少ないような作品や、よりマニアックに掘り下げるきっかけになるような作品群を選定。また、ロック・ポップス・ジャズ、特にアンビエントやニューエイジのファンなどへもアプローチできる多角的な内容。さらには、生活の中での鎮静や活性化のために「使う」音楽としても展開する新シリーズです。
オーディオ的にも、生形氏によるマスタリングを施しており、“心地よく鳴らす”というチェックディスクとしてもぜひおすすめしたいシリーズです。
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