スタジオモニター初のアクティブモデル

JBL、アクティブスピーカー「4305P」を7/29発売。価格は22万円

公開日 2022/07/26 10:50 編集部:押野 由宇
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ハーマンインターナショナルは、JBLブランドのアクティブスピーカー「4305P」を、7月29日より発売すると発表した。価格は220,000円(ペア/税込)。

「4305P」

CES 2022で発表された、JBLが展開するスタジオモニターシリーズ初となるアクティブスピーカーで、この度、国内での正式な発売日と価格が決定した格好だ。

高音域には25mm径コンプレッションドライバー「2410H-2」とHDI(High Definition Imaging)ホーンを組み合わせ、低音域はリブ付きブラックパルプコーンを備えたロングトラベル設計の133mm径のウーファー「JW130P-4」が担当する、2ウェイホーン型構成となっている。これらをシリーズで最もコンパクトなサイズの筐体に搭載する。

内部構造イメージ

内蔵するクラスDアンプは総合出力300W(低域:125W×2、高域:25W×2)。デジタルクロスオーバーによる各ドライバー個々に最適化されたパワー供給とDSP制御を備えたバイアンプ・ドライブシステムを採用することで、高い精度と広大なダイナミクスでサウンドを提供するとしている。

デジタル/アナログともに多用な信号入力に対応しており、アナログ入力としてはXLR、6.3mmフォンジャックおよび3.5mmミニジャックを搭載。デジタル入力はUSB-Bと光デジタルに加え、ChromecastおよびAirplay2を介したワイヤレスストリーミングとRoon Ready、MQAをサポート。高解像度DACにより、サンプリングレートは192kHz/24bitまでの再生に対応する。

4305Pの背面部。端子は片側CHに集中している

クロスオーバーは1750Hzで、周波数特性は45Hz - 25kHz。対応フォーマットはAAC/AIFF/ALAC/DSD(DoP)/FLAC/MP3/OGG/MP4/WAV/WMA。出力端子として、サブウーファー出力(RCA、オートセンシング/80Hz HPフィルター自動添加)を搭載する。

エンクロージャーは、スタジオモニターシリーズに共通する、象徴的なブルーバッフルにサテンウォールナットの天然木突板仕上げのキャビネット、ブルーのグリルクロスといった仕上げが施されている。外形寸法は210W×336H×235Dmm、質量はプライマリースピーカーが6.6kg、セカンダリースピーカーが6.4kg。

スタジオモニターシリーズで最もコンパクトなモデルとなる

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