ヨシノトレーディングは「EAR 912」特別カラーを初披露
<TIAS>ユキム、AIRPULSEの新アクティブスピーカー「SM 200」プロト機/エレクトリはMcIntosh「MC3500」をデモ
「2022東京インターナショナルオーディオショウ(TIAS)」が、本日10月28日(金)-30日(日)の三日間、東京国際フォーラムにて開催されている。本項ではユキム、アイレックス、ヨシノトレーディング、エレクトリ、日本音響エンジニアリングの展示内容をレポートする。
取り扱い以来好評を博するAIRPULSEブランドから、本国から届いたばかりのアクティブスピーカー「SM 200」のプロトタイプ機を参考出展。これまでのラインナップ同様フィル・ジョーンズによる設計で、DACを内蔵しない本格志向のニアフィールドモニターとして開発されたモデルとのことだ。発売時期については未定で、予価は税込24.5万円(ペア)を見込むとしている。
プロトタイプ機となるので、最終的な仕様は変更になる可能性もあるとのことだが、背面の操作パネルより、-70から+6の範囲でゲインレベルを調整可能。また、今回の展示機には備えられていなかったが、製品版ではサブウーファーの出力端子を装備するとのことだ。
ブースでは、本日より案内されたばかりのEARMENのフルバランスヘッドホン/プリアンプ「CH-AMP」を使用したデモを実施。CH-AMPは電源を別筐体としたセパレートの仕様を取っており、電源からは本体への電源供給とは別に12Vの電源出力を装備する。これを用いて同社DAC「TRADUTTO」に電源供給が可能で、実際にこれらを組み合わせてSM 200を駆動するデモンストレーションが行われていた。
接続はCH-AMPの特性を最大限に活かすフルバランスで実施。DAC、アンプ間を4.4mmフルバランスで接続。アンプからスピーカー間は4.4mmからXLRへの変換ケーブルを用いることで、ミニマルなシステム構成ながら極めて高いサウンドを再生するとアピールしていた。
ヨシノトレーディングは、「良いシステムで良い音を楽しんでいただく」をテーマに同社が取り扱うEAR、Diapason、Clearaudioなどの製品の試聴デモンストレーションを実施。昨今の世界情勢の中、製品製造に必要な部材の調達が難しいながらも「今までに作ってきた良い物をお客様に紹介したい」と意欲的な製品展示を行っている。
EARからは代表するプリアンプ「EAR 912」のシルバーとブラックのツートンの特別オーダーカラーバージョンをオーディオイベントでは初披露。また、真空管オーディオを取り扱う同ブランドでは稀有なICを使用するフォノイコライザー「EAR 324」も試聴デモ機として用意されている。真空管不足、価格高騰という昨今の世情も鑑みた上での選定とのことで、「オーディオイベントで鳴らす機材として持ってくるのは珍しいこと」と説明する。
エレクトリブースでは、McIntosh、Western Electric、EMT、Kalistaといった同社取り扱いブランドから多数の初出展アイテムが登場。McIntoshからは昨年12月に発売された真空管パワーアンプ「MC3500」、2シャーシ構成のプリアンプ「C12000」、SACDプレーヤー「MCD12000」を用意して、試聴デモを行っている。
「発売の最終確定までは行っていない」とのことだが、参考出展アイテムとして、Western Electric の真空管プリメインアンプ「WE-91E」、Kalistaから初のSACDプレーヤー「DREAMPLAY XC」、EMTからは独立電源を擁するアルミ削り出しのターンテーブル「EMT 928 II」、トーンアーム「EMT 909」「EMT 912」などが顔を並べている。
エレクトリと共同でブースを出展する日本音響エンジニアリングは、ルームチューニングアイテムによる音響改善を体験できる比較試聴イベントを開催。同社は調音アイテムAGS(柱状拡散体)で知られており、スタジオの施工や演奏空間の改善など「空間を作る会社」としての活動も周知できればとのこと。近々の事例ではN饗の練習場にAGSを導入することで音響効果の改善を図ったという。
ブースに訪れたユーザーにオーディオルームを作る際の疑問や問題点についてヒアリングも行うなど、「本ブースが音響について考えるきっかけの場になれば」と訴える。オーダー次第でブースに展示されているような特注品の受注も承るそうだ。
ユキム(D棟5階/D503)
取り扱い以来好評を博するAIRPULSEブランドから、本国から届いたばかりのアクティブスピーカー「SM 200」のプロトタイプ機を参考出展。これまでのラインナップ同様フィル・ジョーンズによる設計で、DACを内蔵しない本格志向のニアフィールドモニターとして開発されたモデルとのことだ。発売時期については未定で、予価は税込24.5万円(ペア)を見込むとしている。
プロトタイプ機となるので、最終的な仕様は変更になる可能性もあるとのことだが、背面の操作パネルより、-70から+6の範囲でゲインレベルを調整可能。また、今回の展示機には備えられていなかったが、製品版ではサブウーファーの出力端子を装備するとのことだ。
ブースでは、本日より案内されたばかりのEARMENのフルバランスヘッドホン/プリアンプ「CH-AMP」を使用したデモを実施。CH-AMPは電源を別筐体としたセパレートの仕様を取っており、電源からは本体への電源供給とは別に12Vの電源出力を装備する。これを用いて同社DAC「TRADUTTO」に電源供給が可能で、実際にこれらを組み合わせてSM 200を駆動するデモンストレーションが行われていた。
接続はCH-AMPの特性を最大限に活かすフルバランスで実施。DAC、アンプ間を4.4mmフルバランスで接続。アンプからスピーカー間は4.4mmからXLRへの変換ケーブルを用いることで、ミニマルなシステム構成ながら極めて高いサウンドを再生するとアピールしていた。
ヨシノトレーディング(D棟5階/D502)
ヨシノトレーディングは、「良いシステムで良い音を楽しんでいただく」をテーマに同社が取り扱うEAR、Diapason、Clearaudioなどの製品の試聴デモンストレーションを実施。昨今の世界情勢の中、製品製造に必要な部材の調達が難しいながらも「今までに作ってきた良い物をお客様に紹介したい」と意欲的な製品展示を行っている。
EARからは代表するプリアンプ「EAR 912」のシルバーとブラックのツートンの特別オーダーカラーバージョンをオーディオイベントでは初披露。また、真空管オーディオを取り扱う同ブランドでは稀有なICを使用するフォノイコライザー「EAR 324」も試聴デモ機として用意されている。真空管不足、価格高騰という昨今の世情も鑑みた上での選定とのことで、「オーディオイベントで鳴らす機材として持ってくるのは珍しいこと」と説明する。
エレクトリ(ガラス棟5階/G502)
エレクトリブースでは、McIntosh、Western Electric、EMT、Kalistaといった同社取り扱いブランドから多数の初出展アイテムが登場。McIntoshからは昨年12月に発売された真空管パワーアンプ「MC3500」、2シャーシ構成のプリアンプ「C12000」、SACDプレーヤー「MCD12000」を用意して、試聴デモを行っている。
「発売の最終確定までは行っていない」とのことだが、参考出展アイテムとして、Western Electric の真空管プリメインアンプ「WE-91E」、Kalistaから初のSACDプレーヤー「DREAMPLAY XC」、EMTからは独立電源を擁するアルミ削り出しのターンテーブル「EMT 928 II」、トーンアーム「EMT 909」「EMT 912」などが顔を並べている。
日本音響エンジニアリング(ガラス棟5階/G502)
エレクトリと共同でブースを出展する日本音響エンジニアリングは、ルームチューニングアイテムによる音響改善を体験できる比較試聴イベントを開催。同社は調音アイテムAGS(柱状拡散体)で知られており、スタジオの施工や演奏空間の改善など「空間を作る会社」としての活動も周知できればとのこと。近々の事例ではN饗の練習場にAGSを導入することで音響効果の改善を図ったという。
ブースに訪れたユーザーにオーディオルームを作る際の疑問や問題点についてヒアリングも行うなど、「本ブースが音響について考えるきっかけの場になれば」と訴える。オーダー次第でブースに展示されているような特注品の受注も承るそうだ。
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