「SA750」のレギュラーバージョンも
<TIAS>Mark Levinson50周年記念モノパワー「ML-50」日本初披露/JBL「L Classicシリーズ」特別仕様も登場
「2022東京インターナショナルオーディオショウ」(TIAS)が、本日10月28日(金)から30日(日)の3日間、東京国際フォーラムにて開催されている。本項ではハーマンインターナショナルの展示内容をレポートする。
ブースでは、JBL、Mark Levinsonなどおなじみのブランドに加えて、昨年から取扱いを開始した英・ARCAM製品を展示している。その中でも目玉アイテムとして参考出展されていたのが、1972年の創業から今年で50周年を迎えたMark Levinsonの記念モデル、モノラルパワーアンプ「ML-50」だ。
製品自体は今年の1月に開催されたCES 2022にて発表されていたが、国内のイベント出展は今回が初となる。出力は425W(8Ω)/850W(4Ω)。ノイズフロアを低減し、動的電源容量を向上させた強化電源を搭載。同ブランドの歴代モノラルアンプを彷彿させるデザインを採用しながら、新たに設計されたアイソレーション・フィートにより冷却効果を向上させるなど、ブランドの技術を結集したプロダクトとなっている。
本モデルは全世界で100ペアの限定販売となっており、国内の流通分については「現在も交渉している最中」とのことだが、「1桁か2桁くらいの用意になる可能性がある」と、ブーススタッフはコメントしていた。また販売価格については、本国は50,000ドルだが、日本では550万円(税抜/ペア)程度を想定しているとのことだ。また、イベント会期中はJBLブランドのフラグシップスピーカー「Project EVEREST DD67000」を用いたデモンストレーションが行われている。
JBLブランドからは「L Classicシリーズ」より“Gloss Black Edition”を参考出展。展示が行われていたのは「L100 Classic」「L52 Classic」の2機種であったが、「L82 Classic」も用意される。いずれのモデルも価格については現在調整中とのことで、発売時期は年明けを想定。限定モデルという立ち位置ではなく、通常ラインナップの一つとして展開されるとのことだ。
最も小型なL52 Classicに関しては筐体カラーの変更に留まるが、L100 Classicは「L100 Classic 75」のコンポーネントを踏襲。ドライバーユニットもこれに準じたものとなっており、スピーカーターミナルもバイワイヤー接続に対応する。展示の無かったL82 Classicについても、新規開発でバイワイヤー対応するなど、従来モデルからのアップデートが図られている。
創立75周年記念モデルとして発売されたプリメインアンプ「SA750」のレギュラーバージョン「SA750WAL」も登場。オリジナルモデルは限定数が即日完売だったこともあり、ユーザーからの強い要望に応えるかたちで製品化が決まったという。
両モデルの差異として、オリジナルモデルでは側板にはチーク材が使用されていたが、本モデルは製品名の通りウォールナット素材を使用。そのほかは同様の仕様となっている。価格は据え置きの385,000円。12月頃の発売を見込む。
また「STAGE(ステージ)シリーズ」からは、全天候型スピーカー「JBL XD-5」を初出展。現在はプロフェッショナル部門での取り扱いとなったコンパクトスピーカー「CONTROLシリーズ」を受け継ぎつつ、「ラグジュアリーオーディオ部門がアプローチする全天候型スピーカー」というコンセプトのもと開発したものだ。
ユニット部には、STAGEシリーズに採用されるHDI(High Definition Imaging)ホーンを装備。筐体設計なども、設置重視だった従来モデルと異なり、スピーカーターミナルの作りが強化されている。価格は税込49,500円(ペア)を想定、年明けの販売開始を想定しているという。
ハーマンインターナショナル(D棟1F ホールD1)
ブースでは、JBL、Mark Levinsonなどおなじみのブランドに加えて、昨年から取扱いを開始した英・ARCAM製品を展示している。その中でも目玉アイテムとして参考出展されていたのが、1972年の創業から今年で50周年を迎えたMark Levinsonの記念モデル、モノラルパワーアンプ「ML-50」だ。
製品自体は今年の1月に開催されたCES 2022にて発表されていたが、国内のイベント出展は今回が初となる。出力は425W(8Ω)/850W(4Ω)。ノイズフロアを低減し、動的電源容量を向上させた強化電源を搭載。同ブランドの歴代モノラルアンプを彷彿させるデザインを採用しながら、新たに設計されたアイソレーション・フィートにより冷却効果を向上させるなど、ブランドの技術を結集したプロダクトとなっている。
本モデルは全世界で100ペアの限定販売となっており、国内の流通分については「現在も交渉している最中」とのことだが、「1桁か2桁くらいの用意になる可能性がある」と、ブーススタッフはコメントしていた。また販売価格については、本国は50,000ドルだが、日本では550万円(税抜/ペア)程度を想定しているとのことだ。また、イベント会期中はJBLブランドのフラグシップスピーカー「Project EVEREST DD67000」を用いたデモンストレーションが行われている。
JBLブランドからは「L Classicシリーズ」より“Gloss Black Edition”を参考出展。展示が行われていたのは「L100 Classic」「L52 Classic」の2機種であったが、「L82 Classic」も用意される。いずれのモデルも価格については現在調整中とのことで、発売時期は年明けを想定。限定モデルという立ち位置ではなく、通常ラインナップの一つとして展開されるとのことだ。
最も小型なL52 Classicに関しては筐体カラーの変更に留まるが、L100 Classicは「L100 Classic 75」のコンポーネントを踏襲。ドライバーユニットもこれに準じたものとなっており、スピーカーターミナルもバイワイヤー接続に対応する。展示の無かったL82 Classicについても、新規開発でバイワイヤー対応するなど、従来モデルからのアップデートが図られている。
創立75周年記念モデルとして発売されたプリメインアンプ「SA750」のレギュラーバージョン「SA750WAL」も登場。オリジナルモデルは限定数が即日完売だったこともあり、ユーザーからの強い要望に応えるかたちで製品化が決まったという。
両モデルの差異として、オリジナルモデルでは側板にはチーク材が使用されていたが、本モデルは製品名の通りウォールナット素材を使用。そのほかは同様の仕様となっている。価格は据え置きの385,000円。12月頃の発売を見込む。
また「STAGE(ステージ)シリーズ」からは、全天候型スピーカー「JBL XD-5」を初出展。現在はプロフェッショナル部門での取り扱いとなったコンパクトスピーカー「CONTROLシリーズ」を受け継ぎつつ、「ラグジュアリーオーディオ部門がアプローチする全天候型スピーカー」というコンセプトのもと開発したものだ。
ユニット部には、STAGEシリーズに採用されるHDI(High Definition Imaging)ホーンを装備。筐体設計なども、設置重視だった従来モデルと異なり、スピーカーターミナルの作りが強化されている。価格は税込49,500円(ペア)を想定、年明けの販売開始を想定しているという。
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