車内を「第二のリビングルーム」に
旭化成、車載向けオーディオブランド「VELVET SOUND for Cars」始動。「人の感性」に訴えるソリューションを提供
旭化成エレクトロニクス(AKM)は、オートモーティブに向けた新ブランド「VELVET SOUND for Cars」を発表した。
AKMは、35年にも渡り“音質”にこだわったAD/DAコンバーターなどのオーディオ用ICチップを開発、市場に供給してきており、2014年には「原音重視」という思想のもとVELVET SOUNDというブランドを立ち上げた。「VELVET SOUND for Cars」は同社が培ってきた高音質技術を、オートモーティブ環境においても投入していこうとする新たなブランドとなる。
AKMによると、オートモーティブ室内環境は、ガラスの反射やシートの吸音など複数の内装材の組み合わせによる吸音・反射によって複雑な特性となっているため、スピーカーやアンプなどハードウェアを強化するだけでは、ユーザーの感性に訴えかける音を実現することは困難だという。そのため、音響空間特性を補正することだけではなく、数値化された特性だけでは図りきれない「人の感性」に訴えかけるためのサウンドデザインが必要である、と説明する。
「VELVET SOUND for Cars」では、ハイエンドオーディオ業界での厳しい要求に答え続けてきたオーディオマイスターの技術を継承することで、「高品質なオーディオIC」「ソフトウェアアルゴリズム」「チューニング」の3つの技術を融合し、車内空間において「まるで、そこにいるかのような」音の世界を届ける、「人の感性」に訴える新たなソリューションを提供するとしている。
今後は、全世界5箇所の旭化成のグローバル拠点にガレージラボを設け、旭化成のオーディオプロフェッショナルが監修した「まるでそこにいるかのような音の世界」をオートモーティブ室内で体験できるようになるという。ガレージラボは、東京のほか、上海、深セン、ソウル、デュッセルドルフに設けられる。
AKMは、35年にも渡り“音質”にこだわったAD/DAコンバーターなどのオーディオ用ICチップを開発、市場に供給してきており、2014年には「原音重視」という思想のもとVELVET SOUNDというブランドを立ち上げた。「VELVET SOUND for Cars」は同社が培ってきた高音質技術を、オートモーティブ環境においても投入していこうとする新たなブランドとなる。
AKMによると、オートモーティブ室内環境は、ガラスの反射やシートの吸音など複数の内装材の組み合わせによる吸音・反射によって複雑な特性となっているため、スピーカーやアンプなどハードウェアを強化するだけでは、ユーザーの感性に訴えかける音を実現することは困難だという。そのため、音響空間特性を補正することだけではなく、数値化された特性だけでは図りきれない「人の感性」に訴えかけるためのサウンドデザインが必要である、と説明する。
「VELVET SOUND for Cars」では、ハイエンドオーディオ業界での厳しい要求に答え続けてきたオーディオマイスターの技術を継承することで、「高品質なオーディオIC」「ソフトウェアアルゴリズム」「チューニング」の3つの技術を融合し、車内空間において「まるで、そこにいるかのような」音の世界を届ける、「人の感性」に訴える新たなソリューションを提供するとしている。
今後は、全世界5箇所の旭化成のグローバル拠点にガレージラボを設け、旭化成のオーディオプロフェッショナルが監修した「まるでそこにいるかのような音の世界」をオートモーティブ室内で体験できるようになるという。ガレージラボは、東京のほか、上海、深セン、ソウル、デュッセルドルフに設けられる。
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