「ISP MK3」の弟機

Storm Audio、フラグシップを継承するコンパクトなAVプリアンプ/プロセッサー「ISP Core 16」

公開日 2023/06/27 10:00 編集部 : 伴 修二郎
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ナスペックは、Storm Audioのイマーシブ・AVプリアンプ/プロセッサー「ISP Core 16」を6月30日(金)より発売する。価格は2,420,000円(税込)。

「ISP Core 16」

ISP Core 16は、昨年11月に発売した同社イマーシブ・AVプリアンプ/プロセッサー「ISP MK3」の弟機にあたる新モデル。ISP MK3の製品テクノロジーをよりコンパクトになったシャーシに搭載し、最大16ch(9.1.6/11.1.4)のデコードに対応する。

ISP MK3の柔軟なスピーカーレイアウトやDirac Researchのルーム補正技術「Dirac Live」など、プロ/スタジオユースの業務用機器としての性能は踏襲しながら、Dolby Atmos、Auro-3D、DTS:X/Pro、IMAX Enhancedといった現在のイマーシブオーディオをサポートする。

ISP MK3と同様に、音声用DACにアナログ・デバイセズ社のADAU1966、DSPチップにTexas instruments K2G(decoding)とSHARC 4th generation×2(Processing)を採用。16chまでのデコード/出力であれば、ISP MK3と同等のパフォーマンスを実現するとアピールする。また、Dirac Liveの技術を低域コントロールに応用した「Bass Control add-on」にも対応する。

ISP MK3と同等のパフォーマンスを実現

HDMIは入力7系統/出力2系統となり、全ての端子がHDMI2.0b/HDCP2.2をサポートする。HDMIボードは交換可能となっており、2023年度には8K対応ボードの発売を予定している。

別途「Optional License Package」(税込220,000円)をライセンス購入することで、Flexible Bass Management(Expert mode)、StormXT、HDMI dual zones matrix出力といったISP MK3の拡張機能が使用可能になる。

音声入力では、COAX×3、TOSLINK×3、RCA(7.1 or ステレオ)×4を装備。デジタル出力としてXLR、コントロール端子としてUSB Type-A×2、LAN×1、12V Trigger出力×4、IRリモート入力×1を備える。またチャンネル数に応じたXLR出力を備える。外形寸法は441W×150H×395Dmm。質量は8.3kg。

背面イメージ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック